イグアイン2発! モナコに敵地で完勝したユーベが決勝に大きく前進《CL》
2017.05.04 05:40 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグのモナコvsユベントスが3日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、0-2でアウェイのユベントスが先勝した。
▽ユベントスは、決勝トーナメント1回戦でポルト、そして準々決勝でバルセロナを撃破し、2年ぶりとなる決勝に駒を進めた。1995-96シーズン以来の戴冠を見据えるクラブを率いるアッレグリ監督は今回の一戦で、クアドラードをベンチに置き、バルザーリ、ボヌッチ、キエッリーニの3バックを採用。中盤に右からダニエウ・アウベス、ピャニッチ、マルキジオ、アレックス・サンドロを並べ、トップのイグアインの後方にディバラとマンジュキッチを配した。
▽一方のモナコは、決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・シティ、準々決勝ではドルトムントを下して、準優勝した2003-04シーズン以来のセミファイナル進出。2季前に2戦合計スコア0-1と惜敗したユベントス相手にリベンジを狙うチームは、負傷したメンディの代わりにディラールを最終ラインで起用。ファルカオ&ムバッペの2トップなど、中盤から前線はベストメンバーで臨んだ。
▽立ち上がりから能動的に仕掛けていったのはアウェイのユベントスだったが、先に決定機を演出したのはホームチーム。15分、右サイドバックに入ったディラールの鋭いクロスに正面で最終ライン裏を突いたムベッペが合わせる。このダイレクトシュートが枠を捉えたが、GKブッフォンの好セーブを前に先制点とはならない。
▽すると、今度はユベントスが反撃に転じ、最初のチャンスをモノにする。29分、自陣でマルキジオのフィードをディバラが落とすと、これを拾ったD・アウベスがイグアインとワンツー。一気にボックス右に進入したD・アウベスの折り返しに正面で合わせたイグアインがゴール左隅にコントロールシュートを流し込み、ユベントスがアウェイゴールで先行する。
▽迎えた後半、モナコは立ち上がりに相手陣内でピャニッチのミスパスを拾ってボールをつなぎ、最後は正面のファルカオが枠内シュートに持ち込む。しかし、これは素早く間合いを詰めてきたGKブッフォンに処理される。
▽一方、ユベントスは54分に2点目のチャンス。相手陣内の高い位置でボールを奪ったマルキジオが、そのままボックス右に進入してシュートを放つも、これはGKスバシッチのファインセーブに遭う。
▽それでも、ユベントスは59分に2つ目のアウェイゴールを奪う。相手陣内でバカヨコからボールを奪うと、D・アウベスがアーリークロス。ファーサイドのイグアインがボレーで合わせてネットを揺らし、ユベントスがスコアを2-0とした。
▽その後、モナコはバカヨコとルマールを下げてモウチーニョとジェルマンを投入。リスクを冒してゴールを狙いにいくも、90分にFKに合わせたグリクの枠内へのヘディングシュートはGKブッフォンのファインセーブに遭う。
▽結局、試合はそのまま終了。ユベントスが大きなアドバンテージを得てホームでの2ndレグに臨める状況となっている。
▽ユベントスは、決勝トーナメント1回戦でポルト、そして準々決勝でバルセロナを撃破し、2年ぶりとなる決勝に駒を進めた。1995-96シーズン以来の戴冠を見据えるクラブを率いるアッレグリ監督は今回の一戦で、クアドラードをベンチに置き、バルザーリ、ボヌッチ、キエッリーニの3バックを採用。中盤に右からダニエウ・アウベス、ピャニッチ、マルキジオ、アレックス・サンドロを並べ、トップのイグアインの後方にディバラとマンジュキッチを配した。
▽一方のモナコは、決勝トーナメント1回戦でマンチェスター・シティ、準々決勝ではドルトムントを下して、準優勝した2003-04シーズン以来のセミファイナル進出。2季前に2戦合計スコア0-1と惜敗したユベントス相手にリベンジを狙うチームは、負傷したメンディの代わりにディラールを最終ラインで起用。ファルカオ&ムバッペの2トップなど、中盤から前線はベストメンバーで臨んだ。
▽すると、今度はユベントスが反撃に転じ、最初のチャンスをモノにする。29分、自陣でマルキジオのフィードをディバラが落とすと、これを拾ったD・アウベスがイグアインとワンツー。一気にボックス右に進入したD・アウベスの折り返しに正面で合わせたイグアインがゴール左隅にコントロールシュートを流し込み、ユベントスがアウェイゴールで先行する。
▽ハーフタイムにかけては一進一退の攻防となるも決定機はなく、ユベントスが1点リードしたまま前半を終える。
▽迎えた後半、モナコは立ち上がりに相手陣内でピャニッチのミスパスを拾ってボールをつなぎ、最後は正面のファルカオが枠内シュートに持ち込む。しかし、これは素早く間合いを詰めてきたGKブッフォンに処理される。
▽一方、ユベントスは54分に2点目のチャンス。相手陣内の高い位置でボールを奪ったマルキジオが、そのままボックス右に進入してシュートを放つも、これはGKスバシッチのファインセーブに遭う。
▽それでも、ユベントスは59分に2つ目のアウェイゴールを奪う。相手陣内でバカヨコからボールを奪うと、D・アウベスがアーリークロス。ファーサイドのイグアインがボレーで合わせてネットを揺らし、ユベントスがスコアを2-0とした。
▽その後、モナコはバカヨコとルマールを下げてモウチーニョとジェルマンを投入。リスクを冒してゴールを狙いにいくも、90分にFKに合わせたグリクの枠内へのヘディングシュートはGKブッフォンのファインセーブに遭う。
▽結局、試合はそのまま終了。ユベントスが大きなアドバンテージを得てホームでの2ndレグに臨める状況となっている。
ユベントスの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
ユベントスの人気記事ランキング
1
ユベントス、ポグバの契約解除に前進 話し合いは最終段階へ
ユベントスが、元フランス代表MFポール・ポグバ(31)との契約解除に近づいたようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 2023年8月にドーピング疑惑が浮上し、当初は4年間の出場停止処分が科せられたポグバ。しかし、「故意ではなかった」という訴えが認められ、処分期間が18カ月まで短縮となり、来年3月に活動再開が認められることになった。 その後、ポグバはイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューで「今の僕の焦点は再びユーベのユニフォームを着ること」と復帰希望を明言していたが、ユベントスはかねてより双方合意のもとで契約を解除する方針を明かしていた。 今回の報道によれば、違約金なしでポグバの放出を画策するユベントスは、双方合意の下での契約解除について選手側と話し合いを重ねており、この度「最終段階」に入ったとのこと。 なお、フリーで新天地を探すことになるポグバには、フランス代表でチームメイトだったGKウーゴ・ロリス、FWオリヴィエ・ジルーが所属するメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCや、サウジアラビアのクラブが挙がっているが、正式にユベントスの退団が決定してから、興味を持つクラブとの交渉を行う見込みだという。 2024.11.12 08:00 Tue2
ユーベ残留のためなら金銭面も覚悟のポグバだが…SDがスタンス明かす「チームは満員」
ユベントスのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏が、元フランス代表MFポール・ポグバの処遇について語った。 2023年8月にドーピング疑惑が浮上し、当初は4年間の出場停止処分が科せられたポグバ。しかし、「故意ではなかった」という訴えが認められ、処分期間が18カ月まで短縮となり、来年3月に活動再開が認められることになった。 その後、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューでは「今の僕の焦点は再びユーベのユニフォームを着ること」、「またユーベでプレーするためなら、金銭面の犠牲もいとわない」と復帰希望を明言していた。 しかし、ジュントリSDは19日に行われたセリエA第8節のラツィオ戦前に、ポグバの扱いを語った。 「ポグバに関する我々のスタンスは非常に明確だ。ポールは偉大なフットボーラーだったが、長い間活動を休止していた。ここ数年は他の選手に投資せざるを得なかったし、チームは満員だ」 新天地候補としては、フランス代表でチームメイトだったGKウーゴ・ロリス、FWオリヴィエ・ジルーが所属するメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCや、サウジアラビアのクラブが挙がっているポグバ。3月には戦線復帰が可能となるが、どこでプレーすることになるのだろうか。 2024.10.20 20:33 Sun3
ミラン関心のリンデロフにユベントスも参戦? ブレーメルに続いてカバルも長期離脱…来年1月のCB獲得が待ったなし
マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(30)に、セリエAの2クラブが注目しているという。 ユナイテッドの最終ラインで序列が高いとは言えないリンデロフ。昨季まではケガ人等々のチーム事情でまとまった先発機会があったが、今季ここまでリーグ戦のスタメンはなく、何よりリンデロフ自身もケガが少なくない。 また、ルベン・アモリム新監督の就任により、今後ますます立場が厳しくなるとの見方も。その裏では、ここのところ伝えられる通り、やはりミランから関心を寄せられているそうで、フリーとなる来夏の移籍が現実味を増している。 一方、イタリア『トゥット・スポルト』いわく、リンデロフにはユベントスも関心か。 こちらはDFグレイソン・ブレーメルが長期離脱となり、来年1月のセンターバック(CB)獲得が待ったなし。そんななか、DFフアン・カバルまで前十字じん帯断裂…もはや、たとえ採算度外視でもCBを獲らねば、チームが回らない。 なお、リンデロフは、ユベントスが昨夏モナコへ売却したMFデニス・ザカリアと代理店が同じで、ユベントスはこの代理店と比較的友好な関係とのこと。来年1月のリンデロフ獲得がいち選択肢であるのは間違いないという。 2024.11.14 14:25 Thu4
イタリア代表が選手入れ替え、ロカテッリが8カ月ぶりにに復帰! かつてスパレッティ監督が批判も現在は改善「上手くやっている」【UEFAネーションズリーグ】
イタリアサッカー連盟(FIGC)は11日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むイタリア代表メンバーの変更を発表した。 8日に発表していた23名から、MFサムエレ・リッチ(トリノ)が離脱した。リッチは9日に行われたセリエA第12節のユベントスとのトリノダービーで先発出場したものの、64分に負傷交代していた。 なお、追加招集はMFマヌエル・ロカテッリ(ユベントス)に決定。ロカテッリは今年3月の活動を最後にイタリア代表に招集されておらず、ユーロ2024もメンバー入りしていなかった。 イタリア代表を指揮するルチアーノ・スパレッティ監督は「彼を回復させるのは非常に困難だっただろう。我々はクラブとこの関係を始めた。もし選手がケガをするリスクがあるなら、我々は彼を連れてくるつもりはない」と、負傷の状況を鑑み、リスクを取らない決断をしたとした。 また、8カ月ぶりの復帰となったロカテッリについては「私は彼に何かが欠けていると批判し、彼を欧州選手権に連れて行かなかった。今、私は彼がそれをしているのを見ており、私はマヌエルに対して何も反対しない。ミッドフィールダーとして彼とロベラは非常にうまくやっているので、彼らにプレーさせて自信を持ってプレーしてもらおう」と、自身が批判していた部分が解消されていると明かした。 イタリアはここまで4試合を戦い3勝1分け。リーグA・グループ2で首位に立っている中、14日にアウェイでベルギー代表と、17日にホームでフランス代表と対戦する。 2024.11.12 13:55 Tue5