クラシコの静と動
2017.04.24 00:00 Mon
今回のクラシコには面白い対照がある。「“動”のバルセロナ」と「“静”のレアル・マドリード」の顔合わせだということだ。
“動”の象徴はルイス・エンリケ監督だ。
選手時代にレアル・マドリードからバルセロナへ禁断の移籍をした彼は、その気性の激しさでカリスマとなった。敵チームに所属したというネガティブな過去を剥き出しの反骨精神に変え、バルセロナファンの心を鷲づかみにした。その気性は監督になっても変わらず、1年目にはメッシと衝突したことすらある。だが、嵐を味方にするところが非凡なところだ。主役の座を譲る格好でメッシと和解すると猛烈なラストスパートで、チャンピオンズリーグ、リーガ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の3冠に輝いた。
今から振り返るとあのメッシとのトラブルはチームの団結力のために仕組まれたのではないか、とさえ思える。というのも今季も同じようなことをして成功しているからだ。
“動”の象徴はルイス・エンリケ監督だ。
選手時代にレアル・マドリードからバルセロナへ禁断の移籍をした彼は、その気性の激しさでカリスマとなった。敵チームに所属したというネガティブな過去を剥き出しの反骨精神に変え、バルセロナファンの心を鷲づかみにした。その気性は監督になっても変わらず、1年目にはメッシと衝突したことすらある。だが、嵐を味方にするところが非凡なところだ。主役の座を譲る格好でメッシと和解すると猛烈なラストスパートで、チャンピオンズリーグ、リーガ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の3冠に輝いた。
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