バルセロナをシャットアウトしたユベントスが2年ぶりベスト4進出《CL》
2017.04.20 05:47 Thu
▽チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバルセロナvsユベントスが19日にカンプ・ノウで行われ、0-0で引き分けた。この結果、2戦合計スコア0-3でユベントスが2年ぶりにベスト4進出を果たしている。
▽11日に行われた1stレグではディバラのドッピエッタなどで0-3と先勝を許したバルセロナは、少なくとも3ゴールを奪わなければ2年連続ベスト8敗退となる。そのバルセロナは3-2と競り勝った直近のソシエダ戦のスタメンから2選手を変更。アルカセルとアンドレ・ゴメスに代えてイニエスタと出場停止だったネイマールがスタメンに戻った。一方、ふくらはぎを痛めてソシエダ戦を欠場したマスチェラーノはベンチスタートとなった。
▽一方、アウェイゴールを奪えば3点差以内の敗戦でも2年ぶりのベスト4進出となるユベントスは、直近のペスカーラ戦を守備陣を総入れ替えしてイグアインのドッピエッタで快勝した。そのユベントスはペスカーラ戦で足首を負傷して途中交代となったディバラがスタメンとなり、1stレグ同様のイレブンとなった。
▽立ち上がりから球際に激しく当たるバルセロナが圧力をかける中、そのプレスをかわしにかかるユベントスは13分、カウンターからボックス右へ侵入したイグアインが可能性のあるシュートを浴びせる。
▽引き続きバルセロナが押し込み、ユベントスがカウンターを狙う構図で試合が進む中、19分にバルセロナに決定機。ジョルディ・アルバの左クロスをスアレスが落とし、ボックス中央のメッシがシュート。しかし、枠の右に外してしまった。
▽迎えた後半もバルセロナが圧力をかける中、ユベントスは50分にカウンターからボックス右のクアドラードが決定的なシュートを浴びせるもわずかに枠の左に外れてしまう。続く53分にもクアドラードがボックス右まで侵入してGKテア・シュテーゲンを強襲。
▽カウンターを受けたバルセロナだったが、56分にチャンス。ペナルティアーク右からメッシの放ったミドルシュートがわずかに枠の左へ外れた。ゴールが遠いバルセロナはラキティッチに代えてアルカセルを2トップの一角に投入、メッシを中盤インサイドに入れた。
▽すると66分にはCKの流れからGKブッフォンがファンブルしてメッシが右足ボレーに持ち込むも枠を捉えきれない。続く69分にはセルジ・ロベルトがボックス右から左足で狙ったシュートがわずかに枠の左へ外れた。
▽ボヌッチを軸に水際で凌ぐユベントスは75分にディバラに代えてバルザーリを投入。5バックとして守備の枚数を増やすと、80分のネイマールのクロスがゴールに向かってきたピンチはGKブッフォンが好守で阻止。
▽終盤にかけては気持ちが切れたバルセロナをユベントスがシャットアウト。バルセロナの枠内シュート1本に抑えて2度目の奇跡を起こさせず、2年ぶりのベスト4進出を果たしている。
▽11日に行われた1stレグではディバラのドッピエッタなどで0-3と先勝を許したバルセロナは、少なくとも3ゴールを奪わなければ2年連続ベスト8敗退となる。そのバルセロナは3-2と競り勝った直近のソシエダ戦のスタメンから2選手を変更。アルカセルとアンドレ・ゴメスに代えてイニエスタと出場停止だったネイマールがスタメンに戻った。一方、ふくらはぎを痛めてソシエダ戦を欠場したマスチェラーノはベンチスタートとなった。
▽一方、アウェイゴールを奪えば3点差以内の敗戦でも2年ぶりのベスト4進出となるユベントスは、直近のペスカーラ戦を守備陣を総入れ替えしてイグアインのドッピエッタで快勝した。そのユベントスはペスカーラ戦で足首を負傷して途中交代となったディバラがスタメンとなり、1stレグ同様のイレブンとなった。
▽引き続きバルセロナが押し込み、ユベントスがカウンターを狙う構図で試合が進む中、19分にバルセロナに決定機。ジョルディ・アルバの左クロスをスアレスが落とし、ボックス中央のメッシがシュート。しかし、枠の右に外してしまった。
▽前半半ば以降も攻勢に出るバルセロナがユベントスを自陣に張り付けると、31分にメッシが枠内シュートをマーク。一方、水際で跳ね返すユベントスは38分にピャニッチの浮き球パスからイグアインがボレーで枠内シュートをマークして牽制した。緊迫感溢れる攻防が続く中、ゴールレスのままハーフタイムに入った。
▽迎えた後半もバルセロナが圧力をかける中、ユベントスは50分にカウンターからボックス右のクアドラードが決定的なシュートを浴びせるもわずかに枠の左に外れてしまう。続く53分にもクアドラードがボックス右まで侵入してGKテア・シュテーゲンを強襲。
▽カウンターを受けたバルセロナだったが、56分にチャンス。ペナルティアーク右からメッシの放ったミドルシュートがわずかに枠の左へ外れた。ゴールが遠いバルセロナはラキティッチに代えてアルカセルを2トップの一角に投入、メッシを中盤インサイドに入れた。
▽すると66分にはCKの流れからGKブッフォンがファンブルしてメッシが右足ボレーに持ち込むも枠を捉えきれない。続く69分にはセルジ・ロベルトがボックス右から左足で狙ったシュートがわずかに枠の左へ外れた。
▽ボヌッチを軸に水際で凌ぐユベントスは75分にディバラに代えてバルザーリを投入。5バックとして守備の枚数を増やすと、80分のネイマールのクロスがゴールに向かってきたピンチはGKブッフォンが好守で阻止。
▽終盤にかけては気持ちが切れたバルセロナをユベントスがシャットアウト。バルセロナの枠内シュート1本に抑えて2度目の奇跡を起こさせず、2年ぶりのベスト4進出を果たしている。
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