ミラン31年間に幕、ベルルスコーニついに退陣…中国資本新オーナーが14日就任会見
2017.04.13 17:24 Thu
これまで31年間ミランを率いてきたシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長らミランの取締役会のメンバーが12日、辞任を願い出た。イタリアの複数メディアが報じている。
中国資本へのミランの売却については、12月に手続き完了が予定されていたものの実現せず、数ヶ月にわたり延期が繰り返されてきた。12日午後、現行のミランの取締役会のメンバー全員が辞職届にサインをし、14日中に承認される見通しとなり、ついに決着を迎える。
辞職願を提出した役員はベルルスコーニ会長のほか、アドリアーノ・ガリアーニCEO、会長の次女バルバラ・ベルルスコーニ副会長、会長の弟パオロ・ベルルスコーニ副会長、レアンドロ・カンタメッサ弁護士ら8名とみられる。このうちガリアーニ氏は13日もカンタメッサ弁護士とともにセリエAの会議に出席する予定が残っている。またカンタメッサ弁護士は役員からは外れるものの、今後もクラブの顧問弁護士として残ることになる。
一方、新オーナーとなる中国資本のロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルクの代表者、リー・ヨンホン氏は既にミラノ入りしている。13日、売買契約の最終調整を行ったあとは、ベルルスコーニ会長を訪問する予定となっている。この場でベルルスコーニ会長は新体制後も名誉職にとどまるかどうか、最終的な判断を下す予定だ。
14日14時(イタリア時間)から新オーナー就任記者会見が予定されている。新取締役会は中国人4名のほか、マルコ・ファッソーネ氏らイタリア人4名から形成されることになる。
提供:goal.com
中国資本へのミランの売却については、12月に手続き完了が予定されていたものの実現せず、数ヶ月にわたり延期が繰り返されてきた。12日午後、現行のミランの取締役会のメンバー全員が辞職届にサインをし、14日中に承認される見通しとなり、ついに決着を迎える。
辞職願を提出した役員はベルルスコーニ会長のほか、アドリアーノ・ガリアーニCEO、会長の次女バルバラ・ベルルスコーニ副会長、会長の弟パオロ・ベルルスコーニ副会長、レアンドロ・カンタメッサ弁護士ら8名とみられる。このうちガリアーニ氏は13日もカンタメッサ弁護士とともにセリエAの会議に出席する予定が残っている。またカンタメッサ弁護士は役員からは外れるものの、今後もクラブの顧問弁護士として残ることになる。
一方、新オーナーとなる中国資本のロッソネーリ・スポーツ・インベストメント・ルクセンブルクの代表者、リー・ヨンホン氏は既にミラノ入りしている。13日、売買契約の最終調整を行ったあとは、ベルルスコーニ会長を訪問する予定となっている。この場でベルルスコーニ会長は新体制後も名誉職にとどまるかどうか、最終的な判断を下す予定だ。
14日14時(イタリア時間)から新オーナー就任記者会見が予定されている。新取締役会は中国人4名のほか、マルコ・ファッソーネ氏らイタリア人4名から形成されることになる。
提供:goal.com
ミランの関連記事
セリエAの関連記事
|
ミランの人気記事ランキング
1
今夏にリバプール加入もコンディション整わずのキエーザ…1月にイタリア復帰の可能性も?
リバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)に、早くも移籍の可能性があるようだ。 これまでフィオレンティーナやユベントスで活躍してきたキエーザだが、今夏にユベントスから構想外の扱いに。多くの移籍先候補が浮上する中で、最終的にリバプールへの完全移籍が発表された。 しかし、ユベントスでプレシーズンに参加できなかった影響もあり、まったくコンディションが整っていなかったキエーザはリバプールでほぼ試合に出られず。ここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザだが、ここまでの扱いもあって早くも去就は不透明に。イタリア『カルチョメルカート』によると、リバプールはこのままキエーザのコンディションが整わないようなら、来年1月の移籍市場でローマかミランにレンタルさせる可能性もあるようだ。 特にローマは今夏もキエーザ獲得を狙い続けてきた経緯があり、現在も動向はチェックしている模様。ただし、クラブはすでにダニエレ・デ・ロッシ監督とイバン・ユリッチ監督を続けざまに解任して後任選定中なこともあり、新たな指揮官がどのようなプランを持っているかにも左右されるという。 リバプールはアルネ・スロット監督の下でチームが順調なこともあり、1月に戦力を減らすことは基本的に消極的。とはいえ、この先もキエーザが戦力にならない状態が続く場合は再考の可能性があり、今後も動きは注目されることになりそうだ。 2024.11.13 10:55 Wed2
ミラン関心のリンデロフにユベントスも参戦? ブレーメルに続いてカバルも長期離脱…来年1月のCB獲得が待ったなし
マンチェスター・ユナイテッドのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフ(30)に、セリエAの2クラブが注目しているという。 ユナイテッドの最終ラインで序列が高いとは言えないリンデロフ。昨季まではケガ人等々のチーム事情でまとまった先発機会があったが、今季ここまでリーグ戦のスタメンはなく、何よりリンデロフ自身もケガが少なくない。 また、ルベン・アモリム新監督の就任により、今後ますます立場が厳しくなるとの見方も。その裏では、ここのところ伝えられる通り、やはりミランから関心を寄せられているそうで、フリーとなる来夏の移籍が現実味を増している。 一方、イタリア『トゥット・スポルト』いわく、リンデロフにはユベントスも関心か。 こちらはDFグレイソン・ブレーメルが長期離脱となり、来年1月のセンターバック(CB)獲得が待ったなし。そんななか、DFフアン・カバルまで前十字じん帯断裂…もはや、たとえ採算度外視でもCBを獲らねば、チームが回らない。 なお、リンデロフは、ユベントスが昨夏モナコへ売却したMFデニス・ザカリアと代理店が同じで、ユベントスはこの代理店と比較的友好な関係とのこと。来年1月のリンデロフ獲得がいち選択肢であるのは間違いないという。 2024.11.14 14:25 Thu3
リバプール&ブライトンなどプレミア勢から関心強い23歳MFフレンドルップ…売却への動きを察知したミランも参戦か
ミランがジェノアのデンマーク代表MFモルテン・フレンドルップ(23)に関心。同選手が移籍市場に出される可能性を察知したそうだ。 フレンドルップは今年1月の移籍市場でリバプールから関心を寄せられていたセントラルハーフ。母国の名門ブレンビーから22年1月にジェノア入りし、中盤で主軸に君臨する。 夏にナポリとの紐付けが始まり、9月にはA代表デビューも飾ったなか、イタリア『カルチョメルカート』いわく、現在は引き続きリバプール、またブライトン、ブレントフォードが関心。プレミア勢から人気が強いようである。 一方で、来年1月に中盤を補強したいミランも、フレンドルップに関心。ジェノアが同選手を1800万〜2000万ユーロ(約29.6億〜32.9億円)と評価しつつ、貸借対照表の都合で1月に移籍市場へ投下、という情報を得たそうだ。 ミランは中盤補強として、レアル・ベティスのアメリカ代表MFジョニー・カルドーソ(23)をマーク。ただ、価格は最低でも2500万〜3000万ユーロ(約41.1億〜49.3億円)とされる。 2024.11.13 17:45 Wed4
イタリア復帰が報じられるキエーザ、インテルも獲得レースに参戦か
インテルがリバプールのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(27)の獲得レースに参戦するようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 今夏にユベントスから1200万ユーロの移籍金でリバプールに加入したキエーザだったが、コンディションが整わずここまで公式戦3試合の出場、プレミアリーグでは18分、チャンピオンズリーグ(CL)では1分の出番に留まっている。 現在は負傷もあって戦列を離れているキエーザに対し、リバプールは早くも見限り、ローマとミランが1月の移籍市場で獲得に乗り出すと報じられていた。 そんな中、インテルのジュゼッペ・マロッタ会長がキエーザのレンタル移籍を強く求めていると『トゥットスポルト』は主張。セリエAとチャンピオンズリーグ制覇を視野に入れるネラッズーロがFWラウタロ・マルティネス、FWマルクス・テュラムに次ぐFWとしてキエーザを迎え入れたいようだ。 750万ユーロの高額な年俸に関してはリバプールが一部負担する見込みでインテルとしては悪くない取り引きになると言えそうだ。 2024.11.18 07:30 Mon5