【ELプレビュー】優勝候補ユナイテッドはベルギーの雄アンデルレヒトと激突! 残り3試合は初対決
2017.04.13 07:00 Thu
▽ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝1stレグが13日の日本時間28:05から開催される。ヨーロッパ各国の強豪8チームが、ベスト4進出を懸けて戦う準々決勝初戦の展望を紹介していく。
★優勝候補ユナイテッド、難敵アンデルレヒトと激突!
▽ロストフとのラウンド16では、劣悪なアウェイのピッチに苦しめられ、1stレグを1-1のドローで終えるなど、苦戦を強いられたユナイテッドだが、ホームでの2ndレグを1-0で勝ち切り、2戦合計2-1の僅差でベスト8進出を果たした。ベスト8の顔ぶれを見れば、常勝軍団ユナイテッドがEL初制覇をすることはノルマといえる。加えて、国内リーグでトップ4フィニッシュが困難となっている現状を考えれば、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けてEL優勝は必須だ。したがって、今後のELの戦いでは、“勝って当たり前”という空気と共に、来季のCL出場権獲得という2つのプレッシャーの中で難しい戦いが待っている。
▽国内リーグでは21戦無敗と無敗の状態をキープし続けるユナイテッドだが、その中身は11勝10分けと勝ち切れない試合が目立っている。直近のサンダーランド戦では相手の退場に助けられての3-0の勝利と、調子は今一つ。また、シーズン終盤の過密日程の影響も気がかりだ。今回のアンデルレヒト戦直後には、国内リーグで首位のチェルシーとのビッグマッチを控えており、“EL優先”を示唆するモウリーニョ監督の用兵にも注目が集まる。1stレグを敵地で戦うユナイテッドとしては、アウェイゴールをきっちり持ち帰り、来週にホームで行われる2ndレグへつなげていきたい。
▽一方、ラウンド32のゼニトに続き、ラウンド16ではCL常連のアポエルを2戦合計2-0で破り、ベスト8に駒を進めたアンデルレヒト。国内リーグを首位でフィニッシュしたアンデルレヒトは、優勝プレーオフの直近2試合を1勝1分けの戦績で終えており、好調をキープしている。ユナイテッドと比較してワールドクラスのタレントはいないものの、今季リーグ戦20ゴールのポーランド代表FWテオドルチク、19歳のベルギー代表MFティーレマンスと実力者を抱えており、虎視眈々とジャイアントキリングを狙う。
★内田シャルケがヤング・アヤックスと初対決!
▽一方、CL敗退組のコペンハーゲンとのラウンド16を母国のチームとの対戦となった19歳の新星FWドルベアの2ゴールなどで、2戦合計3-2で競り勝ったアヤックスは、国内リーグでも首位フェイエノールトと勝ち点1差の2位と好位置に付けている。現在、リーグ3連勝と好調を継続するチームは、UEFA主催大会で11戦無敗を継続するアムステルダム・アレーナで難敵シャルケを迎え撃つ。この1stレグではプレースキックの名手MFシェーネを出場停止、若きエースのドルベアをケガで欠くことになるが、魔術師MFジィエフ、チェルシーからレンタル中のMFトラオレ、クライファート息子のMFジャスティンなど、有望なヤングタレントの活躍に期待がかかる。
★スペイン勢最後の砦、セルタは好調ベルギー勢のヘンクと初対決!
▽対するヘンクは、ラウンド16でヘントとの同国対決を2戦合計6-3で制し、ベスト8進出を果たした。セルタ同様に国内リーグで8位に甘んじているチームは、優勝プレーオフ進出を逃したため、今回のELに全精力を注ぐ構えだ。
★ローマ撃破のリヨンは強豪ベシクタシュと初対決!
▽ローマとの打ち合いを2戦合計5-4で制したリヨンは、ベスト8進出チームで最も破壊力のある攻撃陣が最大の売りだ。一部主力を温存した直近のロリアン戦は1-4の大敗となったが、現在4位のチームは来季のEL出場権獲得をほぼ手中に収めている。また、モナコとパリ・サンジェルマン、ニースの3強との勝ち点差が大きく開いているため、チームはEL制覇での来季CL出場権獲得に照準を合わせている。ホームの1stレグでは、キャプテンのMFゴナロンを出場停止で欠くものの、エースFWラカゼットやMFフェキル、MFトリッソら豪華な攻撃陣の活躍でゴールラッシュを狙いたい。
▽一方、CL常連対決となったオリンピアコスとのラウンド16を2戦合計5-2で制したベシクタシュは、強豪リヨンとの初対決に挑む。リヨン同様に攻撃力を特長とするトルコ屈指の名門は、国内リーグでも2位と勝ち点5差の首位に立ち、連覇に向けて視界良好だ。ただ、オリンピアコスとの2ndレグで退場したFWアブバカルが3試合の出場停止処分となり、今回のリヨン戦の2試合で起用できない点は気がかりだ。MFタリスカや国内リーグでチーム得点王のFWトスンら代役の活躍に期待したい。
★優勝候補ユナイテッド、難敵アンデルレヒトと激突!
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▽ベスト8進出チームの中で最も優勝に近いと目されるマンチェスター・ユナイテッドは、準々決勝の舞台でベルギーの強豪アンデルレヒトと対戦する。▽ロストフとのラウンド16では、劣悪なアウェイのピッチに苦しめられ、1stレグを1-1のドローで終えるなど、苦戦を強いられたユナイテッドだが、ホームでの2ndレグを1-0で勝ち切り、2戦合計2-1の僅差でベスト8進出を果たした。ベスト8の顔ぶれを見れば、常勝軍団ユナイテッドがEL初制覇をすることはノルマといえる。加えて、国内リーグでトップ4フィニッシュが困難となっている現状を考えれば、来季のチャンピオンズリーグ出場権獲得に向けてEL優勝は必須だ。したがって、今後のELの戦いでは、“勝って当たり前”という空気と共に、来季のCL出場権獲得という2つのプレッシャーの中で難しい戦いが待っている。
▽一方、ラウンド32のゼニトに続き、ラウンド16ではCL常連のアポエルを2戦合計2-0で破り、ベスト8に駒を進めたアンデルレヒト。国内リーグを首位でフィニッシュしたアンデルレヒトは、優勝プレーオフの直近2試合を1勝1分けの戦績で終えており、好調をキープしている。ユナイテッドと比較してワールドクラスのタレントはいないものの、今季リーグ戦20ゴールのポーランド代表FWテオドルチク、19歳のベルギー代表MFティーレマンスと実力者を抱えており、虎視眈々とジャイアントキリングを狙う。
▽なお、両者の通算対戦成績はユナイテッドの4勝2敗。ただ、アンデルレヒトの2勝はいずれもホームでの勝利だ。
★内田シャルケがヤング・アヤックスと初対決!
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▽日本人選手で唯一ベスト8進出を果たしたDF内田篤人を擁するシャルケは、アヤックスとの初対決に挑む。ラウンド16でボルシアMGとの同国対決に臨んだシャルケは、2戦合計1-3の絶体絶命の状況から敵地で2点を奪って2戦連続のドローに持ち込み、アウェイゴール数の差で8強入りを決めた。国内リーグでは勝ったり、負けたりの乗り切れない状況で10位に甘んじているが、直近のヴォルフスブルク戦では今冬加入の主砲FWブルクシュタラーの2ゴールの活躍などで、4-1の快勝を収めており、良い形でアヤックスとの敵地での初戦につなげてきた。▽一方、CL敗退組のコペンハーゲンとのラウンド16を母国のチームとの対戦となった19歳の新星FWドルベアの2ゴールなどで、2戦合計3-2で競り勝ったアヤックスは、国内リーグでも首位フェイエノールトと勝ち点1差の2位と好位置に付けている。現在、リーグ3連勝と好調を継続するチームは、UEFA主催大会で11戦無敗を継続するアムステルダム・アレーナで難敵シャルケを迎え撃つ。この1stレグではプレースキックの名手MFシェーネを出場停止、若きエースのドルベアをケガで欠くことになるが、魔術師MFジィエフ、チェルシーからレンタル中のMFトラオレ、クライファート息子のMFジャスティンなど、有望なヤングタレントの活躍に期待がかかる。
★スペイン勢最後の砦、セルタは好調ベルギー勢のヘンクと初対決!
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▽大会4連覇が懸かるスペイン勢最後の砦となるセルタは、好調ベルギー勢のヘンクと対戦する。FCクラスノダールとの対戦となったラウンド16を2戦合計4-1で危なげなく勝ち進んだセルタだが、国内リーグではバレンシア、エイバル相手に連敗を喫し、逆転でのEL出場権獲得は難しい状況だ。したがって、今後はEL初制覇に向けて全力を注ぐことになる。その中でエースFWアスパスのバックアップを担ってきたFWロッシの長期離脱は痛恨といえるが、調子を上げているFWボーヴュら代役の奮起を期待したい。▽対するヘンクは、ラウンド16でヘントとの同国対決を2戦合計6-3で制し、ベスト8進出を果たした。セルタ同様に国内リーグで8位に甘んじているチームは、優勝プレーオフ進出を逃したため、今回のELに全精力を注ぐ構えだ。
★ローマ撃破のリヨンは強豪ベシクタシュと初対決!
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▽ラウンド16で優勝候補のローマを撃破し、一躍優勝候補に躍り出たリヨンは、CL常連のベシクタシュとの強豪対決に臨む。▽ローマとの打ち合いを2戦合計5-4で制したリヨンは、ベスト8進出チームで最も破壊力のある攻撃陣が最大の売りだ。一部主力を温存した直近のロリアン戦は1-4の大敗となったが、現在4位のチームは来季のEL出場権獲得をほぼ手中に収めている。また、モナコとパリ・サンジェルマン、ニースの3強との勝ち点差が大きく開いているため、チームはEL制覇での来季CL出場権獲得に照準を合わせている。ホームの1stレグでは、キャプテンのMFゴナロンを出場停止で欠くものの、エースFWラカゼットやMFフェキル、MFトリッソら豪華な攻撃陣の活躍でゴールラッシュを狙いたい。
▽一方、CL常連対決となったオリンピアコスとのラウンド16を2戦合計5-2で制したベシクタシュは、強豪リヨンとの初対決に挑む。リヨン同様に攻撃力を特長とするトルコ屈指の名門は、国内リーグでも2位と勝ち点5差の首位に立ち、連覇に向けて視界良好だ。ただ、オリンピアコスとの2ndレグで退場したFWアブバカルが3試合の出場停止処分となり、今回のリヨン戦の2試合で起用できない点は気がかりだ。MFタリスカや国内リーグでチーム得点王のFWトスンら代役の活躍に期待したい。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/BsEc0jlgcx2/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">JLingz(@jesselingard)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2025.01.03 18:45 Fri2
両クラブの心情を完璧に表現? 無事開催決定のリバプールvsユナイテッドの試合前にレジェンドOB2人の爆笑のせめぎ合い
現地時間5日16:30(日本時間:25:30)に無事開催が決定したプレミアリーグ第20節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドの試合前のピッチでレジェンドOBによる、興味深いせめぎ合いが確認された。 同試合に関しては土曜の午後6時から日曜の正午までリバプール、その周辺地域に大雪警報が発令されており、状況が一般市民にとって危険とみなされた場合、交通状況の悪化により重要な試合が延期される可能性があると懸念されていた。 しかし、両クラブとプレミアリーグ、自治体や交通機関など関係各所の安全会議が2度に渡って実施されたなか、当初の予定通りに開催が可能だとの判断に至った。 そんななか、イギリス『スカイ・スポーツ』のコメンテーターで試合会場のアンフィールド入りしていたユナイテッドOBのギャリー・ネビル氏、リバプールOBのジェイミー・キャラガー氏の現地レポートが爆笑をさらった。 現在、リーグ3連勝で首位を快走するリバプールは目立った離脱者もなくチーム状態は最高。一方、14位に低迷するユナイテッドは公式戦4連敗中の上、数人の離脱者を抱えており、できればルベン・アモリム監督の戦術を浸透させた後日のタイミングで首位チームに挑みたいところ。 そういったチーム事情を深く理解するレジェンドOBは、リバプールのスタッフを中心に懸命な雪かきを実施したピッチでリポートを行った際、スコップを片手に見事な掛け合いをみせた。 なんとか試合を延期させたいネビル氏はピッチ外に集められた雪をスコップですくってピッチに投げ捨てると、あくまで試合を行いたいキャラガー氏がネビル氏によってピッチ内に入れられた雪を同じくスコップでピッチの外にかきだした。 このレジェンド2人による掛け合いに中継スタジオは笑いに包まれ、SNSでも両チームの関係者、ファン・サポーターの心情を完璧に表現した2人の掛け合いを称賛している。 両OBの反応を含めリバプール圧倒的に優位と見られる新年最初のビッグマッチだが、その結末はいかに。 <span class="paragraph-title">【動画】両クラブの心情を完璧に表現したレジェンド2人の掛け合い</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Please never change, <a href="https://twitter.com/GNev2?ref_src=twsrc%5Etfw">@GNev2</a> & <a href="https://twitter.com/Carra23?ref_src=twsrc%5Etfw">@Carra23</a> <a href="https://t.co/TpwN4an07v">pic.twitter.com/TpwN4an07v</a></p>— Sky Sports Premier League (@SkySportsPL) <a href="https://twitter.com/SkySportsPL/status/1875892324384874504?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.05 23:30 Sun3
新年最初の名門対決は白熱ドロー! 敵地で意地見せたユナイテッドがリバプールの連勝と自らの連敗を「3」でストップ【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第20節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが5日にアンフィールドで行われ、2-2のドローに終わった。なお、リバプールのMF遠藤航はベンチ入りも出場はなかった。 前節、ウェストハム相手に5-0の圧勝を収めリーグ3連勝で2024年の戦いを締めくくった首位のリバプール(勝ち点45)。新年初戦となった今節はテン・ハグ体制だった前回対戦で3-0の快勝を収めた手負いの赤い悪魔をアンフィールドで迎え撃った。スロット監督はこのビッグマッチへハマーズ戦から先発1人を変更。負傷のジョー・ゴメスに代わって負傷明けのコナテがファン・ダイクの相棒を務めた。 対する14位のユナイテッド(勝ち点22)は前節、ホームでニューカッスルに0-2の敗戦。これでリーグ3連敗とともに公式戦4連敗で厳しい2024年の戦いを終えた。絶好調の首位チームに挑んだ2025年初戦では先発3人を変更。エリクセン、カゼミロ、ザークツィーに代えてサスペンション明けのブルーノ・フェルナンデス、ウガルテの2選手とメイヌーを起用した。 雪の影響で開催延期が懸念されたものの、無事開催にこぎ着けた新年最初のビッグマッチ。キックオフ直後に痛めたメイヌーの治療でいきなりプレーが止まったが、再開後はホームチームがアグレッシブにゴールを目指していく。 ユナイテッドのビルドアップに制限をかけてカウンターの形から幾つか良い形を作り出すと、12分にはアレクサンダー=アーノルド、ルイス・ディアスとボックス付近で連続シュート。 さらに、14分にはグラフェンベルフの飛び出しを起点にボックス左のガクポにラストパスが繋がるが、GKオナナに寄せられる寸前で放ったシュートはわずかに枠の右。直後の16分にはサラーの浮き球クロスに3列目からボックス内に侵入したマク・アリスターが見事な右足ハーフボレー。これが枠を捉えたが、GKオナナの足を使ったファインセーブに 阻まれる。 防戦一方の立ち上がりをなんとか凌いだユナイテッドは徐々にカウンターから反撃を開始。20分には左サイドで完璧に背後を取ったダロトのクロスに、ゴール前でフリーのアマドが反応。ただ、アウトスウィングのボールはややマイナスに入りすぎてうまく枠に飛ばすことは叶わず。 前半半ばを過ぎると、割り切って自陣深くで[5-4-1]のブロックを構えるようになったアウェイチームが中央のスペースを封鎖し、ホームチームの攻撃を外回りに限定。精度の高いクロスもマグワイア、デ・リフトを中心に撥ね返していく。 これによって攻撃が停滞し始めたリバプールに少し強引なプレーが目立ち始めると、42分にはユナイテッドにビッグチャンス。マルティネスのフィードに完璧なタイミングで抜け出したホイルンドがボックス左でGKとの一対一を迎えるが、ここは絶妙に間合いとコースを潰したGKアリソンのビッグセーブに阻まれた。 千載一遇のチャンスを逃して先制点を逃したユナイテッドだったが、守勢から盛り返してのゴールレスという悪くない流れで前半を終えることになった。 後半は立ち上がりから比較的オープンな展開になると、ユナイテッドは前半から集中を欠くアレクサンダー=アーノルド、やや試合勘に欠ける相手の右サイドを突く形で攻撃を仕掛けていく。 すると52分、アレクサンダー=アーノルドの低い位置からの縦パスをカットしたマルティネスがそのまま攻撃参加を見せると、ボックス手前で密集を通したブルーノのスルーパスに抜け出してゴール左からクロスバーの内側を掠める強烈なシュートを叩き込んだ。 ホームで先制を許して少しバタつく形となったリバプールは流れを変えるべくベンチが動きを見せると、その交代前に絶好調のアタッカーが魅せる。59分、ウガルテのクリアをグラフェンベルフがワンタッチでフリーのマク・アリスターに繋ぐと、背番号10からボックス左のスペースを狙うガクポに繋がる。ここで巧みな切り返しでDFデ・リフトを先に滑らせると、得意の角度から右足シュートをファーポストに突き刺した。 ガクポのリーグ戦3試合連続ゴールで追いついたホームチームだが、当初の予定通りにディアス、カーティス・ジョーンズを下げてジョタ、ヌニェスを同時投入。前線にパワーと狡猾さを加える。 ここで一気にギアを上げると、67分にはゴール前でマク・アリスターが頭で合わせたボールがDFデ・リフトの顔付近に上げていた手に直撃。一度プレーは流されたが、オンフィールド・レビューの末にハンドでのPKに。これをキッカーのサラーがコースを読まれながらも右隅に突き刺し、4試合連続ゴールとした。 これで厳しくなったユナイテッドは失点直後にメイヌーを下げてガルナチョを投入。ブルーノを1列下げてリスクを背負う攻撃的な布陣でゴールを目指す。すると、結果的にこの交代策が見事に嵌った。 80分、左サイドのスペースに抜け出したガルナチョが角度を付けたグラウンダーのクロスを供給。ホイルンドのニアへのランニングで空いたボックス中央に絞ってきたアマドが抑えの利いた左足ダイレクトシュートをゴール右隅に流し込んだ。 赤い悪魔の見事な粘りで再びイーブンに戻った試合はここからさらに白熱。そのなかでリバプールはガクポ、精彩を欠いたアレクサンダー=アーノルドに代えてエリオット、ブラッドリーを同時投入。対するユナイテッドはホイルンドに代えてザークツィーを送り出した。 後半最終盤は行ったり来たりのオープンな展開となり、どちらにも勝ち越しゴールのチャンスが訪れる。ホームでより勝ち点3がほしいリバプールは人数をかけた攻撃を仕掛けていく。だが、ロングカウンターからのジョタ、ブラッドリーの連続シュート、セットプレーからのファン・ダイクのヘディングシュートはいずれもGKオナナのビッグセーブに阻まれた。 逆に、後半ラストプレーとなった97分にはユナイテッドにビッグチャンス。セットプレーの流れからボックス右に抜け出したザークツィーが攻め残っていたボックス中央のマグワイアに横パスを送るが、難しいバウンドとなったことでシュートをふかしてしまい、敵地での劇的な勝ち越しゴールとはならなかった。 この直後に試合はタイムアップを迎え、ユナイテッドの予想以上の健闘が光ったビッグマッチは2-2のドロー決着。これでリバプールのリーグ連勝、ユナイテッドのリーグ連敗がともに「3」でストップした。 リバプール 2-2 マンチェスター・ユナイテッド 【リバプール】 コーディ・ガクポ(後14) モハメド・サラー(後25[PK]) 【マンチェスター・U】 リサンドロ・マルティネス(後7) アマド・ディアロ(後35) <span class="paragraph-title">【動画】白熱の強豪対決で生まれた4ゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">先制点はマンU<br>リサンドロ・マルティネスが<br>見事なフィニッシュ<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/FBLk1tdUcd">pic.twitter.com/FBLk1tdUcd</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875964073675997405?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">ガクポの切り返しから右足一閃<br>早くも同点に<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/8LO8ITW6Yq">pic.twitter.com/8LO8ITW6Yq</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875966490362720686?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">サラーがPKを決め逆転<br>これでプレミア4試合連続得点<br>そして今季のプレミアで18ゴール目を達成!<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/fJz4F5iJIs">pic.twitter.com/fJz4F5iJIs</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875969021054742767?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">交代出場のガルナチョからディアロ!<br>終わらない伝統の一戦<br><br>プレミアリーグ 第20節<a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%AA%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%97%E3%83%BC%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#リヴァプール</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%B9%B4%E6%9C%AB%E5%B9%B4%E5%A7%8B%E3%81%AF%E3%83%97%E3%83%AC%E3%83%9F%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%B0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#年末年始はプレミアリーグ</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHP0GD">https://t.co/IQcfgHP0GD</a> <a href="https://t.co/br5DuIaZ1B">pic.twitter.com/br5DuIaZ1B</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1875970122076029173?ref_src=twsrc%5Etfw">January 5, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.06 03:42 Mon4
ユナイテッドがマグワイアとの延長OP行使! 指揮官アモリムがリバプール戦前の会見で明かす
マンチェスター・ユナイテッドは3日、イングランド代表DFハリー・マグワイア(31)との契約に盛り込まれていた1年の延長オプション行使を発表した。 これにより、マグワイアは2026年6月30日までチームに残留することになる。 2019年夏にレスター・シティからユナイテッドに加わり、キャプテンを託される時期もあったマグワイア。しかし、今夏には最終的に実現しなかったものの、ウェストハム行きの可能性が取り沙汰されるなど、近年は厳しい立場に追いやられている。 だが、新指揮官のルベン・アモリム監督は2-1で逆転勝利したマンチェスター・ダービーでスタメンに抜擢するなど巨漢DFを評価しており、先日には「3人のDFでプレーするなら、マグワイアはぴったりだ。真ん中はうってつけだと思う」との発言も残していた。 ここに来て新契約交渉も取り沙汰されるなか、5日に行われるプレミアリーグ第20節のリバプール戦に向けた公式会見に出席したアモリム監督は、報道陣との質疑応答のなかでコートジボワール代表FWアマド・ディアロの延長交渉の進捗状況とともに、31歳DFの延長オプション行使を認めた。 「アマドは(新契約締結に)近いし、ハリー・マグワイアに関してオプションを発動させるつもりだ」 「今朝、彼と話して、彼にはピッチで改善しなければならない、我々は彼を大いに必要としていると伝えた」 「また、彼はリーダーとして改善しなければならない。彼がここで抱えていた状況は皆知っているが、我々は今、彼を大いに必要としている。だから、我々は彼のオプションを発動させるつもりだ」 「我々のチームを見れば、ピッチ上のリーダーを渇望している。彼はリーダーであり、その部分を改善しなければならないし、彼のプレーを改善しなければならない。だから我々は喜んで(関係を)継続する」 2025.01.03 23:16 Fri5