本田圭佑所属のミラン、中国資本へ売却完了まで秒読み…ベルルスコーニは株式を譲渡済みか

2017.02.17 12:40 Fri
ミランを30年間率いたシルヴィオ・ベルルスコーニ名誉会長が所持していた株式を既に譲渡したと、中国テレビ『CCTV5』が報じた。

ベルルスコーニ会長はミランの株式のうち99.93%を所持しており、クラブの実権を握っていた。昨年12月に、新オーナーとなる中国グループ、シノ・ヨーロッパ・スポーツへ売却完了が予定されていたが、中国国外への資金の持ち出す際に中国当局の許可が必要になるなど、手続きが遅れていた。

このため、ミラン売却が暗礁に上がる可能性や、中国グループへ売却後もベルルスコーニ会長が名誉会長として残留するなどといった憶測も広がっていた。

しかし現段階で、ベルルスコーニ会長は既に所持していた株式を既に譲渡しているとみられ、30年以上に渡ったベルルスコーニ体制が幕を下ろすことになる。公式発表は来月になる。中国グループがオーナーとなることで、所属する日本代表MF本田圭佑の去就への影響は注目されるところだ。


提供:goal.com

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