【ELプレビュー】ポグバ兄弟ダービーに内田&瀬戸が参戦! 激戦必至のラウンド32初戦

2017.02.16 08:00 Thu
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▽ヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント1回戦1stレグが16日に開催される。グループステージを勝ち抜いた24チームと、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ3位敗退となった8チームを合わせた計32チームで争われる今回のラウンド32。マンチェスター・ユナイテッドやトッテナム、ローマ、ビジャレアルといったビッグクラブに加え、DF内田篤人のシャルケ、MF瀬戸貴幸のアストラと日本人選手2人が参戦するラウンド32初戦の展望を紹介していく。

◆決勝トーナメント1回戦1stレグ◆
2/16(木)
《25:00》
FCクラスノダール vs フェネルバフチェ
《27:00》
AZ vs リヨン
アストラ vs ゲンク
ボルシアMG vs フィオレンティーナ
セルタ vs シャフタール
ロストフ vs スパルタ・プラハ
ヘント vs トッテナム
オリンピアコス vs オスマンルシュポル
《29:05》
アンデルレヒト vs ゼニト
ビルバオ vs アポエル
ハポエル・ベエルシェバ vs ベシクタシュ
レギア・ワルシャワ vs アヤックス
PAOK vs シャルケ
マンチェスター・ユナイテッド vs サンテチェンヌ
ビジャレアル vs ローマ

★ユナイテッドvsサンテチェンヌでポグバ兄弟ダービー!
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▽今大会の優勝候補筆頭のマンチェスター・ユナイテッドは、フランスの古豪サンテチェンヌと対戦。奇しくも今回の一戦はフランス代表MFポール・ポグバ、その兄のギニア代表DFフロランタン・ポグバというポグバ兄弟による兄弟ダービーとなった。
▽フェネルバフチェ、フェイエノールトらと同居したグループAを2位通過したユナイテッドは、国内リーグでも16戦無敗でトップ4に肉薄する6位とシーズンを経過するごとに調子を上げている。ただ、過密日程が予想されるシーズン終盤戦に向けてクラブ史上初のEL制覇を目指すか、国内リーグを重視するかは難しい選択となる。とりわけ、来週の2ndレグ直後にサウサンプトンとのEFLカップ決勝を控えており、ホームで行われる今回の1stレグに全力を注ぎ、できれば大勝を飾っておきたいところだ。

▽一方、マインツやアンデルレヒトらと同居したグループCを首位通過したサンテチェンヌは、国内リーグでも持ち味の堅守を武器に5位に付けている。格上との対戦となる今回の一戦では、国内リーグで対戦するパリ・サンジェルマンやモナコとの対戦のようにリアリスティックな守備的な戦いで0-0の時間を継続し、セットプレーや得意のカウンターから少ないチャンスを確実にモノにしたいところだ。
★最注目はビジャレアルvsローマ! ボルシアMGvsヴィオラも
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▽今回のラウンド32で最も注目を集めるのが、ビジャレアルvsローマ、ボルシアMGvsフィオレンティーナという4大リーグ所属の強豪クラブが激突する2つの試合だ。とりわけ、リーガエスパニョーラ屈指の堅守を誇るビジャレアル、セリエA屈指の攻撃力を誇るローマの対戦は興味深い。

▽激戦となったグループLをオスマンルシュポルに次ぐ2位通過となったビジャレアルは、国内リーグではCL出場圏内の4位アトレティコ・マドリーと6ポイント差の6位とまずまずの位置に付ける。また、リーガ22節終了時点での15失点という数字は、レアル・マドリー、バルセロナ、アトレティコの18失点を上回るリーグ最少失点だ。

▽対するローマは、アストラやビクトリア・プルゼニらと同居したグループEを貫録の首位通過。国内リーグでは5連覇中の王者ユベントスに水をあけられているものの、ナポリやミラノ勢を抑えてきっちり2位の座をキープ。絶好調のFWゼコやFWサラー、MFナインゴランらを擁する攻撃陣の破壊力はラウンド32出場チームの中でも屈指だ。その両チームが対峙する一戦では、ビジャレアルのFWサンソーネとMFソリアーノ、ローマのFWペロッティ、DFファシオなど、両リーグでプレーした経験を持つ選手たちのプレーにも注目したい。

▽また、バルセロナとマンチェスター・シティに屈し、CLグループCを3位で終えてEL決勝トーナメントに戦いの場を移したボルシアMGと、ELグループJを首位通過したフィオレンティーナが激突する一戦も要注目。国内リーグではシューベルト前監督が解任されるなど、苦戦を強いられたボルシアMGだが、現在は順位こそ10位もヘッキング新監督の下で3連勝中と復調傾向だ。とりわけ、MFアザールや2トップに入るFWラファエウ、FWシュティンドルが好調を継続している。一方のフィオレンティーナは、セリエAで8位に甘んじているものの、ユベントスやローマ相手に勝利するなど、ポテンシャルは高い。今回の一戦ではボルシアMGのMFダフード、DFクリステンセン、フィオレンティーナのMFベルナルデスキ、MFキエーザという若手のプレーに注目だ。

▽その他の強豪チームでは、ユナイテッドやローマと共に優勝候補の一角に挙がるCL敗退組のトッテナムが、グループH2位通過のヘントと対戦。なお、今冬にヤング・ボーイズからヘントに加入したFW久保裕也は前所属先でELに出場していたため、残念ながら登録メンバー外となっている。

▽また、グループHでグループステージ唯一の全勝突破を果たしたウクライナの雄、シャフタールは、グループGを2位通過したセルタと対戦。実績ではシャフタールに分があるものの、今季の公式戦でレアル・マドリー、バルセロナを破ったセルタの実力も侮れない。さらに、ビジャレアル、セルタと共に3連覇達成のセビージャの跡を継いでスペイン勢4連覇を目指すビルバオは、キプロス王者アポエルと対戦する。

★内田シャルケはPAOK、瀬戸アストラはゲンク!
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▽今シーズンのグループステージでは史上最多となる7人の日本人選手が参戦も、DF長友佑都所属のインテル、DF吉田麻也所属のサウサンプトンが期待外れの敗退に終わるなど、決勝トーナメントにたどり着いたのは、DF内田篤人が所属するシャルケ、MF瀬戸貴幸が所属するアストラの2チームのみだ。

▽MF南野拓実の所属するザルツブルク、ニース、FCクラスノダールと同居したグループIを5勝1敗の首位通過を決めたシャルケは、国内リーグで11位と低迷しているものの、ELの舞台では安定した戦いを見せている。今冬の移籍市場では、新エースFW候補のブルクシュタラー、経験豊富なDFバドシュトゥバーの2選手を加えており、実力的に劣るPAOK相手の勝利は固い。なお、内田はグループステージ最終節のザルツブルク戦で約1年9カ月ぶりの戦列復帰を果たしたが、その後は公式戦の出場がない状況だ。今回の1stレグでも出場の可能性は少ないが、ピッチで再び元気な姿を見せてほしいところだ。

▽一方、強豪ローマと共にグループEを2位通過し、クラブ史上初の決勝トーナメントに参戦することになったアストラは、強豪ビルバオを抑えてグループFを首位通過したベルギーの強豪ゲンクと対戦する。アストラにとっては格上の対戦相手となるが、今冬の移籍市場でグループステージ突破の立役者となったMFエンディディがレスター・シティ、FWバイリーがレバークーゼンに引き抜かれており、間違いなく戦力値を落としている。アストラとしては持ち味の組織的なプレーを武器に、食らいついていきたい。なお、グループステージ全試合に出場した瀬戸は、攻守の繫ぎ役として中盤の重要な戦力となっており、自身初となるEL決勝トーナメントの舞台でも持ち味の献身性と戦術眼を武器に躍動してほしい。

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