イタリア首相はミラン売却に反対?「イタリア資本に残れば嬉しい」
2016.11.28 18:56 Mon
イタリアのマッテオ・レンツィ首相が27日、ミランの売却について言及。「イタリア資本に残れば嬉しい」とイタリアのテレビ番組『Domenica Live』で語った。
ミランは来月、中国資本への売却手続きを完了し、30年に渡ったミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ体制が幕を下ろす見込みとなった。
イタリアの3大ビッグクラブであるミラン、ユベントス、インテルのうち、インテルは今年6月で既に中国資本へと売却された。ユベントスについては、トリノの自動車メーカー、フィアットなどを経営するアニェッリ一族が実権を握っているものの、相次ぐイタリアの伝統クラブの海外流出にイタリアのレンツィ首相も危惧するコメントを残している。
「ミラン売却の話を聞いた。もしイタリア資本のままで残れば、私としては嬉しい。ミランを応援しているわけではないけどね。私はフィオレンティーナのファンだから」
そしてジョークを続ける。
「政治家が選挙運動中に応援するサッカーチームを変えたら、有権者は見向きもしてくれないだろう。すぐに考えを変えると思われるからね」
また政界では反対勢力に属するベルルスコーニ元首相に対しての皮肉も忘れない。
「私はテレビ局やら何やらを所有してないが…もしベルルスコーニがメディアで貢献したように、首相としてもしっかり仕事をしていたら、私も拍手を贈っていたよ」
提供:goal.com
ミランは来月、中国資本への売却手続きを完了し、30年に渡ったミランのシルヴィオ・ベルルスコーニ体制が幕を下ろす見込みとなった。
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「ミラン売却の話を聞いた。もしイタリア資本のままで残れば、私としては嬉しい。ミランを応援しているわけではないけどね。私はフィオレンティーナのファンだから」
そしてジョークを続ける。
「政治家が選挙運動中に応援するサッカーチームを変えたら、有権者は見向きもしてくれないだろう。すぐに考えを変えると思われるからね」
また政界では反対勢力に属するベルルスコーニ元首相に対しての皮肉も忘れない。
「私はテレビ局やら何やらを所有してないが…もしベルルスコーニがメディアで貢献したように、首相としてもしっかり仕事をしていたら、私も拍手を贈っていたよ」
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