4連勝のシャルケとゼニト、シャフタールら4クラブが決勝T1番乗り! インテル&ユナイテッドが敗戦…《EL》

2016.11.04 07:32 Fri
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▽ヨーロッパリーグ(EL)・グループステージ第4節が3日に行われた。
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▽48チームが12のグループに分かれてラウンド32進出を目指すELグループステージ。毎年混戦傾向にあるグループステージでは第3節終了時点で3連勝に成功したのは、シャルケとシャフタール、ゼニトの3チームとなっていた。▽グループステージ突破に王手を懸けたシャルケは、ホームにFCクラスノダールを迎えて、DFカイセラとMFベンタレブの2ゴールで2-0の勝利。グループIで4連勝を飾ったチームは、2節を残して首位通過が決定。グループDではダンドークをホームで撃破したゼニトが、4連勝でこちらも首位通過が決定。さらに、グループHではヘントとの打ち合いを5-3で制したシャフタールが、4連勝で首位通過を決めている。また、グループGでセルタとの強豪対決を3-2で制したアヤックスは、3勝1分けで決勝トーナメント進出を決めた。
▽4大リーグ所属の強豪クラブでは、前節に続いてグループKのサウサンプトンvsインテルで、DF吉田麻也とDF長友佑都の日本人対決が実現。デ・ブール前監督解任でヴェッキ暫定監督が指揮を執ったインテルは、FWイカルディのゴールで先制に成功するが、後半にDFファン・ダイクと長友のオウンゴールでサウサンプトンに逆転を許し、グループステージ3敗目を喫した。なお、吉田と長友はいずれもフル出場を果たした。

▽また、グループステージ3連勝を狙ったマンチェスター・ユナイテッドは、グループAでフェネルバフチェと激突。FWムサ・ソウの圧巻のオーバーヘッド、FWレンスの技ありFK弾で2点リードを許したユナイテッドは、試合終盤にFWルーニーのゴールで意地を見せるも、敵地で1-2の敗戦。グループAで3位に転落。同じく優勝候補の一角のビジャレアルは、グループLで伏兵オスマンルシュポルに敗戦し、首位陥落となった。
▽強豪の取りこぼしが目立った一方、グループEのローマは、絶好調のFWゼコの2ゴールの活躍などで、オーストリア・ウィーンに4-2の快勝を収め、グループステージ突破に王手を懸けている。

▽グループステージに参戦している7人の日本人選手では、前述した長友と吉田の2人に加え、アストラMF瀬戸貴幸とヤング・ボーイズFW久保裕也が今節でプレー。一方、ザルツブルクMF南野拓実は、チームが初勝利を手にしたものの自身に出場機会はなかった。なお、シャルケDF内田篤人、マインツFW武藤嘉紀は前節に続きケガの影響で招集外となっている。3日に行われたELグループステージ第4節の結果は以下のとおり。

◆グループA
フェネルバフチェ 2-1 マンチェスター・ユナイテッド
ゾリャ 1-1 フェイエノールト

◆グループB
アポエル 1-0 ヤング・ボーイズ
※FW久保裕也は80分までプレー

アスタナ 1-1 オリンピアコス

◆グループC
アンデルレヒト 6-1 マインツ
※FW武藤嘉紀はケガで招集外

ガバラ 1-2 サンテチェンヌ

◆グループD
マッカビ・テルアビブ 0-0 AZ
ゼニト 2-1 ダンドーク

◆グループE
オーストリア・ウィーン 2-4 ローマ
アストラ 1-1 ビクトリア・プルゼニ
※MF瀬戸貴幸はフル出場

◆グループF
ビルバオ 5-3 ゲンク
サッスオーロ 2-2 ラピド・ウィーン

◆グループG
アヤックス 3-2 セルタ
パナシナイコス 0-3 スタンダール・リエージュ

◆グループH
ヘント 3-5 シャフタール
ブラガ 3-1 コンヤシュポル

◆グループI
シャルケ 2-0 FCクラスノダール
※DF内田篤人はケガで招集外

ニース 0-2 ザルツブルク
※MF南野拓実はベンチ入りも出場機会なし

◆グループJ
フィオレンティーナ 3-0 リベレツ
PAOK 0-1 カラバフ

◆グループK
サウサンプトン 2-1 インテル
※DF吉田麻也はフル出場
※DF長友佑都はフル出場

スパルタ・プラハ 2-0 ハポエル・ベエルシェバ

◆グループL
ビジャレアル 1-2 オスマンルシュポル
チューリッヒ 0-0 ステアウア・ブカレスト

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