【原ゆみこのマドリッド】だんだん出発の日が近づいている…
2016.06.07 12:30 Tue
▽「前にもあったわね、あんなの」そんな風に私が遠い目をしていたのは月曜日。先週末に1部昇格を決めたレガネスがプエルタ・デ・ソル(マドリッドの中心にある広場)に面したマドリッド州庁舎を表敬訪問、州知事が誇らかに青と白のユニフォームを着ているのをTVで見た時のことでした。いやあ、前日にあった地元レガネス(マドリッド近郊の街)の広大なプラサ・マジョールがギッシリ人で埋め尽くされた祝賀イベントや、試合が終わった後、次々と噴水に飛び込むサポーターたちの姿もどこかで見たことあるなと思ったんですけどね。ええ、その光景は2004年、今から12年前にヘタフェがクラブ史上初の1部入りを果たした際にも十分、堪能したものだったから。
▽いえ、実際のところ、今季はかなり長い間首位にいたレガネスだったため、1週間前にはアラベスに先を越され、まさか最終節まで昇格決定が持ち越されるとは思ってもいなかったんですけどね。それでも3位のヒムナスティック・タラゴナとの勝ち点差が1しかなく、すでに余裕のリーガ1部気分を味わっていたアラベスと当たる相手の結果を気にしながら、アウェイでミランデスに挑まなければならなかった彼らは、何とか虎の子の1点を守って勝利。
▽堂々2位でフィニッシュして、3位~6位がこの暑い盛りに争う地獄のプレーオフに参加せず、創設から88年を経てようやく、来季はマドリッドの弟分チーム新顔として、兄貴分のレアル・マドリーやアトレティコをブタルケ(レガネスのホーム)に迎えられることになったとなれば、ヘタフェとラージョのダブル降格でガッカリしていた私もどんなに嬉しかったことか。
▽まあ、彼らがどんなチームなのか、スタジアムがどこにあるのかといった情報は新シーズンが始まる前にでもおいおい伝えていくことにしますが、とりあえずここ数日のマドリッドではどんな動きがあったのか話しておかないと。土曜日には、先週水曜日に韓国との親善試合を終えた後、2日間のお休みをとっていたスペイン代表がラス・ロサス(マドリッド近郊)のサッカー協会施設に再び集合。とうとうCL決勝出場組の4人も参加して、ユーロ大会に乗り込むメンバー全員が勢揃いしたというので、私も午後7時半からの練習を見学に行くことに。
▽ただ、サン・シーロでは途中出場だったルーカス・バスケス(マドリー)以外、セルヒオ・ラモス(同)、コケ、ファンフラン(アトレティコ)らはやっぱりまだ延長120分の疲れがあったんでしょうかね。partidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)を免除されていましたが、驚かされたのはファンフラン。スタンドからもずっと熱い声援が飛んでいたんですが、セッションが終わった後には延々と、ファンのサインや写真のリクエストに応えていて、これってやっぱり一種の罪滅ぼし?
▽まあ、本当にそうだったらいいのですが、それより彼を始め、コケ、ルーカス・バスケス、ジョルディ・アルバ(バルサ)、アスピリクエタ(チェルシー)、ブルーノ(ビジャレアル)、モラタ(ユベントス)、セルヒオ・リコ(セビージャ)、デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)らを見ようと店舗に駆けつけたファンたちが今一番、気にしているのは、このスペイン代表に3連覇する実力があるのかどうか。それにはファンフランも「Estoy más fuerte que nunca y con ganas de salir campeón con la selección/エストイ・マス・フエルテ・ケ・ヌンカ・イ・コン・ガナス・デ・サリール・カンペオン・コン・ラ・セレクシオン(自分はこれまでにない程、強くなっていて、代表でチャンピオンになる意欲に溢れている)」とリベンジを誓っていたため、きっとデル・ボスケ監督の力になってあげられるのでは?
▽そして日曜日にも代表は夕方に練習したんですが、その日の私は久々にサンティアゴ・ベルナベウへ。ええ、毎年恒例のチャリティマッチ、コラソン・クラシック・マッチを見るためで、今回はギャラクティコ時代のOBを中心としたマドリーとアヤックスのOBが対戦。ラウール、フィーゴ、グティ、ロベルト・カルロス、マクマナマン、イエロ、サルガド、ソラリといった、懐かしのメンバーのプレーを楽しめるとあって、もちろん入場料が安かったせいもありますが、スタジアムはかなり満員に近い入りとなりました。
▽え、その顔ぶれなら、ジダンがいないのはおかしくないかって? うーん、それはそうなんですけど、今の彼はトップチームの指揮官。カンテラ(下部組織)の監督をしているグティやソラリがユースの選手たちにお手本を見せるのは良くても、バルデベバス(バラハス空港の近く)でのセッション映像にもよく出てくるんですが、ジダンが現役選手たちより華麗なプレーを披露しては、やっぱり外聞が悪いという意識がクラブにあったのかも。
▽ちなみにその試合の方は、前半をマドリーサイドでプレーしたセードルフがオウンゴールを献上して、アヤックスに0-1とリードされたものの、27分にはフィーゴのヘッドで同点に。31分にもそのフィーゴがエリア内奥から挙げたクロスをマクマナマンが頭で決めて、GKファン・デル・サールを破ります。その一方で昨年に引退したばかりで、期待されていたラウールも再三、ゴールを狙ったんですが、残念ながらこの日はツキに恵まれず。
▽後半残り少しになって、彼と交代した、その上の世代のブトラゲーニョ渉外担当ディレクターがソラーリの浮き球パスに反応して、ロスタイムに見事な3点目を決めてくれたんですが、スタンドも何度もola(オラ/ウェーブ)を繰り返していましたしね。これなら、お馴染みのgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)でなくても十分、満足できたんじゃないでしょうか(最終結果3-1)。
▽そうそう、試合の後にはラウールがインタビューに答えていたんですが、私が嬉しかったのは「今の努力を続けていれば、el Atlético pronto ganará una Champions/エル・アトレティコ・プロントー・ガナラ・ウナ・チャンピオンズ(アトレティコはすぐにCLに優勝するだろう)」と言ってくれたこと。まあ、マドリーに来る前はアトレティコのカンテラでプレーしていた彼ですからね。クラブの経費削減でチームがなくなり、お隣さんに移ったことが大吉だった当人だったため、社交辞令かもしれなくても、それなりに親切な言葉だったかと。ただ実際、本当にアトレティコがマドリーに勝ってトロフィーをさらっていたら、何て言っていたのか、疑問は残らなくもないんですが。
▽そして翌月曜日はまた、スペイン代表の方に戻り、ラス・ロサスに出かけた私でしたが、その日は韓国戦でハムストリングに打撲を負ったモラタも回復し、アディダスのショップイベントを花粉症のせいで欠席したシルバ(マンチェスター・シティ)も普通に練習に参加。やはりフルメンバーの揃ったミニゲームは見応えがあり、ここでもユーロ前親善2試合で4ゴールを挙げたノリート(セルタ)が爆発します。
▽ええ、セッション前にあった記者会見でセスク(チェルシー)も「Le veo fresco y con muchas ganas/レ・ベオ・フレスコ・イ・コン・ムーチャス・ガナス(フレッシュだし、意欲に満ちているように見える)」と言っていましたが、またしてもdoblete(ドブレテ/1試合2得点のこと)で前日、スポーツキャスター休業中の奥さん、サラ・カルボネーラさんが第2子を出産したばかりのカシージャス(ポルト)を破っているのですから、バルサのカンテラ育ちというのは困ったもの。キャプテンへの出産祝いでちょっとは遠慮するということを知らない?
▽何せ、今回はさすがに代表の世代交代も進み、2008年のユーロ優勝から残っているメンバーもそのカシージャス、ラモス、シルバ、イニエスタ(バルサ)ぐらいしかいなくなってしまいましたからね。スペインの黄金時代を作った先輩は大事にしてあげないといけないと思うんですが、それが意外なことにセスクとノリートは同じ29歳だったことを発見。それでも片や、「Pero yo he venido con 19 o 21 años/ペロ・ジョ・エ・ベニードー・コン・ディエシヌエベ・オ・ベインティウン・アーニョス(自分は19とか21歳から代表に来ていたから)」という前者と、今回がメジャー大会は初参加という後者ではシャカリキ具合に差があるのも当然かと。
▽その他、フランス入りする前、最後の親善試合となる火曜日午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)からのジョージア戦で先発が予想されている、35歳の新人、アドゥリス(アスレティック)や同31歳のブルーノら、遅咲きの春となった選手たちの活躍が期待される今回のユーロなんですが、果たしてフェルナンド・トーレス(アトレティコ)やジエゴ・コスタ(チェルシー)、パコ・アルカセル(バレンシア)らのFW陣を呼ばず、最後の最後で攻撃的MFのサウール(アトレティコ)やイスコ(マドリー)をメンバーから落としたのが、デル・ボスケ監督にとって、吉と出るか、凶と出るか。
▽ちなみにライバルのこともちょっと報告しておくと、ユーロ初戦で当たるチェコは日曜日に、スペインが6-1と大勝した韓国に1-2で惜敗。2戦目のトルコはスロベニアに0-1と勝ったものの、今季リーガのサモラ(最少失点率のGKに与えられる賞)を獲ったオブラクは出ていませんでしたし、クロアチアがマンジュキッチ(ユベントス)やカリニッチ(フィオレンティーナ)のハットトリックに加え、モドリッチ(マドリー)やラキティッチ(バルサ)もゴールを挙げて、10-0と圧倒していても相手はサンマリノですからね。
▽どちらにしろ、24カ国参加の16カ国が決勝トーナメントに進むとあって、条件付きで3位でも突破できるため、グループリーグでまさかの敗退をした2014年のワールドカップのような心配をする必要はないかと思うんですが、一発勝負に入ったら、果たして一体、どうなることやら。うーん、スペインが早く帰ってくることになると、私も夏が長くなってイヤなんですが、かといって、3回続けて同じ国が優勝というのも他の国に悪いような気がしますし、こればっかりはねえ。何はともあれ、ワクワクする試合をできるだけ沢山、見せてくれるとありがたいんですが。
▽いえ、実際のところ、今季はかなり長い間首位にいたレガネスだったため、1週間前にはアラベスに先を越され、まさか最終節まで昇格決定が持ち越されるとは思ってもいなかったんですけどね。それでも3位のヒムナスティック・タラゴナとの勝ち点差が1しかなく、すでに余裕のリーガ1部気分を味わっていたアラベスと当たる相手の結果を気にしながら、アウェイでミランデスに挑まなければならなかった彼らは、何とか虎の子の1点を守って勝利。
▽堂々2位でフィニッシュして、3位~6位がこの暑い盛りに争う地獄のプレーオフに参加せず、創設から88年を経てようやく、来季はマドリッドの弟分チーム新顔として、兄貴分のレアル・マドリーやアトレティコをブタルケ(レガネスのホーム)に迎えられることになったとなれば、ヘタフェとラージョのダブル降格でガッカリしていた私もどんなに嬉しかったことか。
▽ただ、サン・シーロでは途中出場だったルーカス・バスケス(マドリー)以外、セルヒオ・ラモス(同)、コケ、ファンフラン(アトレティコ)らはやっぱりまだ延長120分の疲れがあったんでしょうかね。partidillo(パルティディージョ/ミニゲーム)を免除されていましたが、驚かされたのはファンフラン。スタンドからもずっと熱い声援が飛んでいたんですが、セッションが終わった後には延々と、ファンのサインや写真のリクエストに応えていて、これってやっぱり一種の罪滅ぼし?
▽それでも翌日、グラン・ビア(マドリッドの中心を走る大通り)にオープンしたアディダスショップのイベントに参加した際には、当人もミラノでの決勝でアトレティコが優勝を逃すことになったPKを外したショックからも立ち直っていたようで、「el destino ya no nos debe una, nos debe dos Champions/エル・デスティーノ・ジャー・ノー・ノス・デベ・ウナ、ノス・デベ・ドス・チャンピオンズ(運命はウチに1つ借りがあるんじゃない。2つのCLの借りがある)。だから、また決勝にたどり着いて、ボクらのキャプテンはきっと優勝杯を掲げると確信しているよ」と力強く断言。
▽まあ、本当にそうだったらいいのですが、それより彼を始め、コケ、ルーカス・バスケス、ジョルディ・アルバ(バルサ)、アスピリクエタ(チェルシー)、ブルーノ(ビジャレアル)、モラタ(ユベントス)、セルヒオ・リコ(セビージャ)、デ・ヘア(マンチェスター・ユナイテッド)らを見ようと店舗に駆けつけたファンたちが今一番、気にしているのは、このスペイン代表に3連覇する実力があるのかどうか。それにはファンフランも「Estoy más fuerte que nunca y con ganas de salir campeón con la selección/エストイ・マス・フエルテ・ケ・ヌンカ・イ・コン・ガナス・デ・サリール・カンペオン・コン・ラ・セレクシオン(自分はこれまでにない程、強くなっていて、代表でチャンピオンになる意欲に溢れている)」とリベンジを誓っていたため、きっとデル・ボスケ監督の力になってあげられるのでは?
▽そして日曜日にも代表は夕方に練習したんですが、その日の私は久々にサンティアゴ・ベルナベウへ。ええ、毎年恒例のチャリティマッチ、コラソン・クラシック・マッチを見るためで、今回はギャラクティコ時代のOBを中心としたマドリーとアヤックスのOBが対戦。ラウール、フィーゴ、グティ、ロベルト・カルロス、マクマナマン、イエロ、サルガド、ソラリといった、懐かしのメンバーのプレーを楽しめるとあって、もちろん入場料が安かったせいもありますが、スタジアムはかなり満員に近い入りとなりました。
▽え、その顔ぶれなら、ジダンがいないのはおかしくないかって? うーん、それはそうなんですけど、今の彼はトップチームの指揮官。カンテラ(下部組織)の監督をしているグティやソラリがユースの選手たちにお手本を見せるのは良くても、バルデベバス(バラハス空港の近く)でのセッション映像にもよく出てくるんですが、ジダンが現役選手たちより華麗なプレーを披露しては、やっぱり外聞が悪いという意識がクラブにあったのかも。
▽ちなみにその試合の方は、前半をマドリーサイドでプレーしたセードルフがオウンゴールを献上して、アヤックスに0-1とリードされたものの、27分にはフィーゴのヘッドで同点に。31分にもそのフィーゴがエリア内奥から挙げたクロスをマクマナマンが頭で決めて、GKファン・デル・サールを破ります。その一方で昨年に引退したばかりで、期待されていたラウールも再三、ゴールを狙ったんですが、残念ながらこの日はツキに恵まれず。
▽後半残り少しになって、彼と交代した、その上の世代のブトラゲーニョ渉外担当ディレクターがソラーリの浮き球パスに反応して、ロスタイムに見事な3点目を決めてくれたんですが、スタンドも何度もola(オラ/ウェーブ)を繰り返していましたしね。これなら、お馴染みのgoleada(ゴレアダ/ゴールラッシュ)でなくても十分、満足できたんじゃないでしょうか(最終結果3-1)。
▽そうそう、試合の後にはラウールがインタビューに答えていたんですが、私が嬉しかったのは「今の努力を続けていれば、el Atlético pronto ganará una Champions/エル・アトレティコ・プロントー・ガナラ・ウナ・チャンピオンズ(アトレティコはすぐにCLに優勝するだろう)」と言ってくれたこと。まあ、マドリーに来る前はアトレティコのカンテラでプレーしていた彼ですからね。クラブの経費削減でチームがなくなり、お隣さんに移ったことが大吉だった当人だったため、社交辞令かもしれなくても、それなりに親切な言葉だったかと。ただ実際、本当にアトレティコがマドリーに勝ってトロフィーをさらっていたら、何て言っていたのか、疑問は残らなくもないんですが。
▽そして翌月曜日はまた、スペイン代表の方に戻り、ラス・ロサスに出かけた私でしたが、その日は韓国戦でハムストリングに打撲を負ったモラタも回復し、アディダスのショップイベントを花粉症のせいで欠席したシルバ(マンチェスター・シティ)も普通に練習に参加。やはりフルメンバーの揃ったミニゲームは見応えがあり、ここでもユーロ前親善2試合で4ゴールを挙げたノリート(セルタ)が爆発します。
▽ええ、セッション前にあった記者会見でセスク(チェルシー)も「Le veo fresco y con muchas ganas/レ・ベオ・フレスコ・イ・コン・ムーチャス・ガナス(フレッシュだし、意欲に満ちているように見える)」と言っていましたが、またしてもdoblete(ドブレテ/1試合2得点のこと)で前日、スポーツキャスター休業中の奥さん、サラ・カルボネーラさんが第2子を出産したばかりのカシージャス(ポルト)を破っているのですから、バルサのカンテラ育ちというのは困ったもの。キャプテンへの出産祝いでちょっとは遠慮するということを知らない?
▽何せ、今回はさすがに代表の世代交代も進み、2008年のユーロ優勝から残っているメンバーもそのカシージャス、ラモス、シルバ、イニエスタ(バルサ)ぐらいしかいなくなってしまいましたからね。スペインの黄金時代を作った先輩は大事にしてあげないといけないと思うんですが、それが意外なことにセスクとノリートは同じ29歳だったことを発見。それでも片や、「Pero yo he venido con 19 o 21 años/ペロ・ジョ・エ・ベニードー・コン・ディエシヌエベ・オ・ベインティウン・アーニョス(自分は19とか21歳から代表に来ていたから)」という前者と、今回がメジャー大会は初参加という後者ではシャカリキ具合に差があるのも当然かと。
▽その他、フランス入りする前、最後の親善試合となる火曜日午後8時45分(日本時間翌午前3時45分)からのジョージア戦で先発が予想されている、35歳の新人、アドゥリス(アスレティック)や同31歳のブルーノら、遅咲きの春となった選手たちの活躍が期待される今回のユーロなんですが、果たしてフェルナンド・トーレス(アトレティコ)やジエゴ・コスタ(チェルシー)、パコ・アルカセル(バレンシア)らのFW陣を呼ばず、最後の最後で攻撃的MFのサウール(アトレティコ)やイスコ(マドリー)をメンバーから落としたのが、デル・ボスケ監督にとって、吉と出るか、凶と出るか。
▽ちなみにライバルのこともちょっと報告しておくと、ユーロ初戦で当たるチェコは日曜日に、スペインが6-1と大勝した韓国に1-2で惜敗。2戦目のトルコはスロベニアに0-1と勝ったものの、今季リーガのサモラ(最少失点率のGKに与えられる賞)を獲ったオブラクは出ていませんでしたし、クロアチアがマンジュキッチ(ユベントス)やカリニッチ(フィオレンティーナ)のハットトリックに加え、モドリッチ(マドリー)やラキティッチ(バルサ)もゴールを挙げて、10-0と圧倒していても相手はサンマリノですからね。
▽どちらにしろ、24カ国参加の16カ国が決勝トーナメントに進むとあって、条件付きで3位でも突破できるため、グループリーグでまさかの敗退をした2014年のワールドカップのような心配をする必要はないかと思うんですが、一発勝負に入ったら、果たして一体、どうなることやら。うーん、スペインが早く帰ってくることになると、私も夏が長くなってイヤなんですが、かといって、3回続けて同じ国が優勝というのも他の国に悪いような気がしますし、こればっかりはねえ。何はともあれ、ワクワクする試合をできるだけ沢山、見せてくれるとありがたいんですが。
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