CL連覇を逃して悔しいイニエスタ「無常を感じながら決勝を観戦する」
2016.05.26 21:28 Thu
誰も成し遂げていなかった偉業を成し遂げたかった。バルセロナMFアンドレス・イニエスタはそう心情を吐露している。
昨季チャンピオンズリーグ(CL)で優勝を飾ったバルセロナは、今季史上初となる連覇を目指して戦った。だが同国対決となった準々決勝でアトレティコ・マドリーに敗れ、大会から姿を消した。
イニエスタは決勝まで勝ち進んだアトレティコを称えつつ、悔しさをにじませている。スペインで『RAC1』で次のように語った。
「CLを連覇するという希望を、全員が持っていた。誰も成し遂げていなかったことだ。それを達成できるメンバーは揃っていた」
「(敗退が決まった)あの瞬間は本当にデリケートな状況だったね。アトレティコを倒すのは本当に難しかった。あそこで勝っていれば、決勝まで行く可能性は高かったと思う。でも、アトレティコは勝利にふさわしかったよ」
バルセロナの選手たちやサポーターは、マドリーではなくアトレティコのCL制覇を望んでいる。だがイニエスタは決勝の結果にこだわりはないと主張した。
「無常さを感じながら決勝を観戦することになるだろう。自分がいる可能性のあった場所に、実際には立っていないわけだ。スポーツ的な関心は失われてしまうものだよね。決勝がどうなるかにそれほど注目してはいない」
「クレ(バルサファン)ならマドリーが勝たないことを祈る。それは理解できるけど、僕は実のところそれほど関心がないんだ。僕たちは自分たちの仕事をする。他人が何をするかは意識しない。僕は他人の不幸を願うのが好きではない。そういうのは自分に返ってくるからね」
提供:goal.com
昨季チャンピオンズリーグ(CL)で優勝を飾ったバルセロナは、今季史上初となる連覇を目指して戦った。だが同国対決となった準々決勝でアトレティコ・マドリーに敗れ、大会から姿を消した。
イニエスタは決勝まで勝ち進んだアトレティコを称えつつ、悔しさをにじませている。スペインで『RAC1』で次のように語った。
「CLを連覇するという希望を、全員が持っていた。誰も成し遂げていなかったことだ。それを達成できるメンバーは揃っていた」
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バルセロナの選手たちやサポーターは、マドリーではなくアトレティコのCL制覇を望んでいる。だがイニエスタは決勝の結果にこだわりはないと主張した。
「無常さを感じながら決勝を観戦することになるだろう。自分がいる可能性のあった場所に、実際には立っていないわけだ。スポーツ的な関心は失われてしまうものだよね。決勝がどうなるかにそれほど注目してはいない」
「クレ(バルサファン)ならマドリーが勝たないことを祈る。それは理解できるけど、僕は実のところそれほど関心がないんだ。僕たちは自分たちの仕事をする。他人が何をするかは意識しない。僕は他人の不幸を願うのが好きではない。そういうのは自分に返ってくるからね」
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