昇格決めたらあとは手抜き? セリエB会長、騒動呼ぶ発言のクロトーネ監督に謝罪要求
2016.05.01 14:05 Sun
クラブ史上初のセリエA昇格を果たしたクロトーネのイヴァン・ユリッチ監督に、セリエBのリーグ会長が謝罪を求めている。試合後の発言が、リーグの正当性を歪めかねないものだったからだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。
クロトーネは4月29日のモデナ戦で1-1と敵地で引き分け、3試合を残してセリエA昇格を決めた。クラブ初の快挙に、クロトーネとサポーターは沸いている。
だが試合後、モデナの地元メディアのインタビューで、ユリッチ監督が発した言葉は、セリエB残留を争っているモデナの関係者にとって耳を疑うものだった。首位クロトーネは優勝に向かっているが、ユリッチ監督は次のように述べたのだ。
「1位を目指して競うかどうかは、選手たちと話し、彼らが決めることにしているんだ。彼らが望むなら、残り試合に勝つために、我々は力強く練習する。彼らがそうじゃないと決めたら…そうじゃないと決めたということだ」
「選手たちはここまで、心身ともに消耗し切っている。ここでさらにプッシュしたら、逆効果だろう。私は、選手たちが正しい決断をすると確信している」
クロトーネの次節は、モデナと勝ち点1差で残留を争っているラティーナだ。モデナ側からすれば、ユリッチ監督の発言は、ラティーナ戦で全力を尽くさない可能性に聞こえただろう。地元メディアの記者も、次のように返した。
「ということは、今後の試合でクロトーネがあまりにヤワい感じだったら、誰に話を聞くべきかが分かるということですね」
すると、ユリッチ監督はこの記者の発言に憤慨し、次のように述べてインタビューを打ち切った。
「あなたの態度は完全に間違えている。こんなときにこう返すのは残念だが、言ってみれば、(残留争いは)我々の知ったことじゃない。あなたたちは私や私のチームへの敬意を欠いている」
一連の発言について、セリエBのアンドレア・アボーディ会長は『TRC』で、次のようにユリッチ監督を叱責している。
「処分対象として調査される発言だ。(昇格決定に)流れされての発言だったのだろうが、冷静になって自分で(インタビューを)聞き直してみるべきだろう。謝罪するのが正しいと思う」
提供:goal.com
クロトーネは4月29日のモデナ戦で1-1と敵地で引き分け、3試合を残してセリエA昇格を決めた。クラブ初の快挙に、クロトーネとサポーターは沸いている。
だが試合後、モデナの地元メディアのインタビューで、ユリッチ監督が発した言葉は、セリエB残留を争っているモデナの関係者にとって耳を疑うものだった。首位クロトーネは優勝に向かっているが、ユリッチ監督は次のように述べたのだ。
「1位を目指して競うかどうかは、選手たちと話し、彼らが決めることにしているんだ。彼らが望むなら、残り試合に勝つために、我々は力強く練習する。彼らがそうじゃないと決めたら…そうじゃないと決めたということだ」
「選手たちはここまで、心身ともに消耗し切っている。ここでさらにプッシュしたら、逆効果だろう。私は、選手たちが正しい決断をすると確信している」
クロトーネの次節は、モデナと勝ち点1差で残留を争っているラティーナだ。モデナ側からすれば、ユリッチ監督の発言は、ラティーナ戦で全力を尽くさない可能性に聞こえただろう。地元メディアの記者も、次のように返した。
「ということは、今後の試合でクロトーネがあまりにヤワい感じだったら、誰に話を聞くべきかが分かるということですね」
すると、ユリッチ監督はこの記者の発言に憤慨し、次のように述べてインタビューを打ち切った。
「あなたの態度は完全に間違えている。こんなときにこう返すのは残念だが、言ってみれば、(残留争いは)我々の知ったことじゃない。あなたたちは私や私のチームへの敬意を欠いている」
一連の発言について、セリエBのアンドレア・アボーディ会長は『TRC』で、次のようにユリッチ監督を叱責している。
「処分対象として調査される発言だ。(昇格決定に)流れされての発言だったのだろうが、冷静になって自分で(インタビューを)聞き直してみるべきだろう。謝罪するのが正しいと思う」
提供:goal.com
セリエAの関連記事
|