テロ直前に空港を利用していた元ベルギー代表MF 「別の飛行機を選んでいたら…」
2016.03.24 16:59 Thu
元ベルギー代表MFのヨハン・ワレム氏は、ブリュッセルで発生した同時多発テロの被害を間一髪で逃れた恐怖を語っている。
22日にベルギーの空港や地下鉄で発生した自爆テロとみられる爆発事件は、世界中に大きなショックを与えた。少なくとも32名が犠牲になったと伝えられ、サッカー界にも強い悲しみが広がっている。
現在ベルギーのコルトライクで監督を務めるワレム氏は、爆発の起こる直前にブリュッセルの空港を利用していたようだ。飛行機の遅延でもあれば、被害現場に居合わせることになっていたかもしれない。イタリア『メトロ』が同氏へのインタビューを伝えている。
「まだショックを受けているよ。そのあたりを通ったのは7時頃だった。爆発の少し前だ。普通に人々が行き交って、警察がいて、何もかも落ちついた様子だったよ。飛行機に乗って、イタリアに到着すると電話にメッセージが殺到して何が起こったか知ったんだ」
「何よりも考えたのは家族のことだった。娘は毎日地下鉄に乗っているし、恋人も空港のすぐ近くで働いているからね。幸い無事だったよ。本当に何を言っていいか分からない。別の飛行機を選んでいれば(犠牲になったのは)私だったかもしれない」
ワレム氏は現役時代に母国のアンデルレヒトやスタンダール・リエージュのほか、イタリアのウディネーゼ、パルマ、トリノ、カターニアでプレー。ベルギー代表の10番として2002年ワールドカップに出場し、開催国の日本代表とも対戦した。
提供:goal.com
22日にベルギーの空港や地下鉄で発生した自爆テロとみられる爆発事件は、世界中に大きなショックを与えた。少なくとも32名が犠牲になったと伝えられ、サッカー界にも強い悲しみが広がっている。
現在ベルギーのコルトライクで監督を務めるワレム氏は、爆発の起こる直前にブリュッセルの空港を利用していたようだ。飛行機の遅延でもあれば、被害現場に居合わせることになっていたかもしれない。イタリア『メトロ』が同氏へのインタビューを伝えている。
「まだショックを受けているよ。そのあたりを通ったのは7時頃だった。爆発の少し前だ。普通に人々が行き交って、警察がいて、何もかも落ちついた様子だったよ。飛行機に乗って、イタリアに到着すると電話にメッセージが殺到して何が起こったか知ったんだ」
「何よりも考えたのは家族のことだった。娘は毎日地下鉄に乗っているし、恋人も空港のすぐ近くで働いているからね。幸い無事だったよ。本当に何を言っていいか分からない。別の飛行機を選んでいれば(犠牲になったのは)私だったかもしれない」
ワレム氏は現役時代に母国のアンデルレヒトやスタンダール・リエージュのほか、イタリアのウディネーゼ、パルマ、トリノ、カターニアでプレー。ベルギー代表の10番として2002年ワールドカップに出場し、開催国の日本代表とも対戦した。
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