コンテがチェルシー行きなら次期イタリア代表監督は? インテル前監督も意欲か

イタリア代表のアントニオ・コンテ監督は、来季からチェルシーの監督に就任するのではないかとの見方が日に日に強まっている。ユーロ2016を最後に同監督が退任するとすれば、後任の代表監督は誰になるのだろうか。

『コッリエレ・デッロ・スポルト』などイタリアメディアは、元ナポリ、インテル監督のワルテル・マッツァーリ氏が候補の一人だと伝えている。インテルでDF長友佑都も指導した同氏は、今年6月までインテルとの契約を残す状態で給料を受け取りながらも、実質的には昨シーズン途中で解任されて以来フリーとなっている。

現在は英語の習得などのためイングランドに滞在しており、国外挑戦も視野に入れているとみられていたマッツァーリ氏だが、4月15日にはイタリアへ帰国する予定。その後の去就が注目されるところではあるが、数多くのオファーを断り続けているのだという。

ボローニャやラツィオ、中国の上海申花や北京国安、スウォンジーなどの新監督候補に挙げられながらも就任には至っていない。その理由は、コンテ以後のイタリア代表監督の座に収まることを期待しているためだとの見方だ。

一方、トリノのジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督もコンテ監督の後任候補の一人として名前が挙がる。会見で質問を受けた同監督は、トリノでの仕事に集中していることを強調しながらも、「代表監督を断るイタリア人監督は誰もいないだろう?」とまんざらでもない様子も見せている。

インテルのロベルト・マンチーニ監督やジャンルカ・ヴィアッリ氏、ファビオ・カペッロ氏などほかにも様々な名前が挙がるが、まずはコンテ監督の動向を見守る必要がありそうだ。


提供:goal.com