現地記者に聞く 浦和がACL初戦を戦うシドニーFCの現状は?
2016.02.24 13:38 Wed
AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は24日、第1節の残り試合を行い、日本国内では浦和レッズ対シドニーFC(オーストラリア)の一戦が行われる。浦和のホームに乗り込んでくるシドニーFCは、どんなチームなのだろうか。
シドニーFCは昨季のAリーグで準優勝している。だが、今季は様子が違うようだ。20試合を終えて、7位と勝ち点1差の6位で、プレーオフ進出を逃しそうな状況だ。
『GOAL』オーストラリア版のマイケル・フゲニンは、今季のシドニーFCをこう語る。
「シドニーはここ5試合勝っていない。昨季はグランドファイナル(プレーオフ決勝)に進出したが、今季は得点力不足に悩んでいる。昨季リーグ得点王のマーク・ヤンコと契約を更新せず、それが響いた格好だ」
確かに、26得点はリーグでワースト2位タイ。ただし、失点22というのはリーグベストの成績だ。それこそが“はまる”可能性もあるとフゲニンは考える。
「今季のシドニーは、プレーが守備的すぎると批判されている。だが、ACLにはそれが合うはずだ。グラハム・アーノルドはペナルティーエリア周辺など、相手にスペースを与えない戦い方を好む。そこからのカウンターでゴールを狙う
「勝利の鍵を握るのは、アレックス・ブロスケだ。今季はAリーグで5得点を決めている。DFの間に入るのがうまく、スペースを見つけ出し左足でゴールを射抜く」
ただし、ブロスケはチーム最多得点者ではない。
「アーノルド監督はチーム内得点王のフィリップ・ホロスコと、CBのジェック・ファティをメンバーから外した。これは、ACLよりもAリーグのことを心配しているという表れだ」
敵はほかにもいる。「季節」だ。天候、そして文字どおり「シーズン」が問題となる。
「真夏のオーストラリアから真冬の日本へ移動してプレーするのは、楽ではない。だが、終盤に入っているこの時期の遠征自体が、シドニーにはきついはずだ」
果たして、どんな試合が展開されるのか。試合は本日19時半にキックオフとなる。
提供:goal.com
シドニーFCは昨季のAリーグで準優勝している。だが、今季は様子が違うようだ。20試合を終えて、7位と勝ち点1差の6位で、プレーオフ進出を逃しそうな状況だ。
『GOAL』オーストラリア版のマイケル・フゲニンは、今季のシドニーFCをこう語る。
「シドニーはここ5試合勝っていない。昨季はグランドファイナル(プレーオフ決勝)に進出したが、今季は得点力不足に悩んでいる。昨季リーグ得点王のマーク・ヤンコと契約を更新せず、それが響いた格好だ」
確かに、26得点はリーグでワースト2位タイ。ただし、失点22というのはリーグベストの成績だ。それこそが“はまる”可能性もあるとフゲニンは考える。
「今季のシドニーは、プレーが守備的すぎると批判されている。だが、ACLにはそれが合うはずだ。グラハム・アーノルドはペナルティーエリア周辺など、相手にスペースを与えない戦い方を好む。そこからのカウンターでゴールを狙う
「勝利の鍵を握るのは、アレックス・ブロスケだ。今季はAリーグで5得点を決めている。DFの間に入るのがうまく、スペースを見つけ出し左足でゴールを射抜く」
ただし、ブロスケはチーム最多得点者ではない。
「アーノルド監督はチーム内得点王のフィリップ・ホロスコと、CBのジェック・ファティをメンバーから外した。これは、ACLよりもAリーグのことを心配しているという表れだ」
敵はほかにもいる。「季節」だ。天候、そして文字どおり「シーズン」が問題となる。
「真夏のオーストラリアから真冬の日本へ移動してプレーするのは、楽ではない。だが、終盤に入っているこの時期の遠征自体が、シドニーにはきついはずだ」
果たして、どんな試合が展開されるのか。試合は本日19時半にキックオフとなる。
提供:goal.com
PR
AFCチャンピオンズリーグエリートの関連記事
|