FIFA、W杯チケット不正販売が疑われるヴァルケ事務局長を解任

2016.01.13 20:08 Wed
FIFAは13日、ジェローム・ヴァルケ事務局長の即時解任を発表した。

ヴァルケ事務局長はワールドカップ(W杯)チケット販売契約に関する不正行為を働いた疑いで、昨年9月には停職処分を受けていた。2014年W杯のチケットを、額面の3~4倍に水増しした価格で販売して不当な利益を得ようとした疑いがかけられている。

7日にはFIFA倫理委員会によりヴァルケ氏に処分を下すための正式手続きが開始され、同氏に対しては9年間の活動停止処分が求められていた。9日にはFIFA臨時委員会が事務局長解任を決定したとのことだ。

ヴァルケは氏は1984年から『カナル・プリュス』のジャーナリストとして活動し、2003年にFIFA職員に就任。2007年から事務局長としてゼップ・ブラッター現会長の右腕となり、FIFAの事実上のナンバー2を務めていた。

昨年夏に5期目の当選を果たしたあと辞意を表明したブラッター会長は、倫理委員会により8年間のサッカー関連活動禁止処分を下されている。2月には新会長選出のための選挙実施が予定されている。


提供:goal.com

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