8年間の職務停止処分を受けたブラッター会長が処分不服で上訴、「賄賂ではなく取り決めだった」
2015.12.22 00:35 Tue
▽国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長(79)が、21日にFIFAの倫理委員会から科された8年間の職務停止処分を不服とし、上訴する意向であることを発表した。フランス『レキップ』が伝えている。
▽倫理委員会は今年10月、2011年2月にブラッター氏がFIFAを通じて欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長(60)に支払った200万スイスフランが「書面による契約ではない」不当なものであるとし、両氏に対して90日間の暫定的な活動停止処分を科していた。
▽その後、調査を進めた結果、同委員会は汚職容疑がかけられている両氏に対して、8年間の職務停止という重い処分を科すことを決定した。
▽今回の処分に関してブラッター会長は以下のようなコメントを残し、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に上訴する意向であることを宣言した。
「何のために8年間もの処分を受けなければならない? ミシェル・プラティニへ渡したものは賄賂ではなく、取り決めだった。私の負債を支払っただけだ」
▽倫理委員会は今年10月、2011年2月にブラッター氏がFIFAを通じて欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長(60)に支払った200万スイスフランが「書面による契約ではない」不当なものであるとし、両氏に対して90日間の暫定的な活動停止処分を科していた。
▽その後、調査を進めた結果、同委員会は汚職容疑がかけられている両氏に対して、8年間の職務停止という重い処分を科すことを決定した。
「何のために8年間もの処分を受けなければならない? ミシェル・プラティニへ渡したものは賄賂ではなく、取り決めだった。私の負債を支払っただけだ」
「私は自分自身とFIFAのために戦うつもりだ」
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