コリンチャンスが4年ぶり6度目のブラジル全国選手権優勝!《ブラジル全国選手権》

▽19日にブラジル全国選手権の第35節が行われ、首位のコリンチャンス(勝ち点76)がアウェイでの19位ヴァスコ・ダ・ガマ(勝ち点33)戦で1-1と引き分けた。2位のアトレティコ・ミネイロ(勝ち点65)は、アウェイでの5位サンパウロ(勝ち点53)戦で4-2と敗戦。この結果、残り3節で両チームの勝ち点差が12に広がったため、コリンチャンスが4年ぶり6度目のブラジル全国選手権制覇を決めた。

▽試合は互いに決定機を生かせないままゴールレスで後半に突入すると72分、ネネのパスを後方から走りこんだジュリオ・セーザルが決めて、ヴァスコ・ダ・ガマが先制する。追いつきたいコリンチャンスは82分、右サイドからのクロスをファーサイドでルッカが折り返し、最後はヴァグネル・ラブが頭で押し込んで同点に追いつき、1-1のドローに終わった。

▽同時刻に開催されていた、5位のサンパウロと2位のアトレティコ・ミネイロの一戦は、57分にルアンのゴールでアトレティコ・ミネイロが先制。その後互いに1点ずつを奪い1-2でアトレティコ・ミネイロがリードしていたが、75分からサンパウロが反撃。75分に、ミシェル・バストスがトラップでボールを浮かせ、ドライブボレーを決めるスーパーゴールで同点に追い付くと、85分には左サイドからのクロスをカルデックがヘディングで決めて逆転に成功。さらにアディショナルタイムにPKを獲得すると、ルイス・ファビアーノがしっかりと決めて勝負あり。4-2でサンパウロが勝利し、コリンチャンスの優勝が決定した。