セルジオ越後氏と宮本恒靖氏がベストイレブンを発表…マスチェラーノを高評価

2015.11.17 13:00 Tue
▽16日、アップルストア銀座店にて「セルジオ越後×宮本恒靖が語るサッカーゲームアプリケーション」と題し、エレクトロニック・アーツ社が提供する唯一のFIFA公認モバイルサッカーシミュレーションゲーム『EA SPORTS™ FIFAワールドクラスサッカー2016』のトークショーが行われた。

▽トークショーでは、サッカー解説者のセルジオ越後氏と宮本恒靖氏がベストイレブンをそれぞれ発表。宮本氏は2015年8月に選出したメンバーとなっており、錚々たるメンバーを選出。しかし、「アザールは今シーズン残念なので…」と選出を悔みながらも、「チアゴ・シウバとセルヒオ・ラモスの場所は入れ替えたい」「ヤヤ・トゥーレは右にしたい、イニエスタは左にしたい」など3カ月経過してディテールを変更したいと明かした。
(C)CWS Brains,LTD.

▽狙いとしては「ボールをポゼッションしてボールを運び、サイドのアザール、メッシはドリブルを仕掛けてもらいたい。ラーム、ダニエウ・アウベスもしっかりと攻撃参加でき、カウンターを受けそうなときはマスチェラーノ、スピードのあるチアゴ・シウバとセルヒオ・ラモスが対応するので堅い試合ができるのではないか」とコメント。攻撃的に戦いながらも、リスクマネジメントを考えたバランスのとれたメンバーを選出していた。

▽自身の現役時代と同じセンターバックに選出した2選手については「技術的にも高く、読みも鋭い。身体も強く、ヘディングも強いのでセットプレーからも得点が奪える。総合力が高く、リーダーシップもある」と評価。さらに「長いボールを蹴れることもミソ」と守備だけでなく攻撃も意識した選出だと語った。
▽また、セルジオ越後氏は欧州でプレーする南米国籍選手からベストイレブンを選出。ポイントは「攻撃」と語り、「7-5の試合。右でも左でも、両サイドから攻撃できる。守りも充実しているし、マスチェラーノもバランスが取れる」とコメントした。また、メンバー選出の理由は「ゲームだから」と語り、自身が好きな選手を選べるため「めちゃくちゃ攻撃的なチームを選べるのもゲームの醍醐味」と興奮気味に話していた。
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▽なお、両氏は条件が違ったもののメッシやダニエウ・アウベス、マスチェラーノ、チアゴ・シウバの4選手が被る事態に。中でもマスチェラーノについては両氏とも高く評価しており、セルジオ越後氏は「なかなかこんな選手は出てこない。読みはコンピューターみたい」と語り、宮本氏は「目の前でプレーを見ましたが、ダッシュ力が凄い。パスが出た瞬間のダッシュは早い」と、実体験からもマスチェラーノの凄さを語った。


▽トークショーの後半では日本サッカーに対して期待することをそれぞれコメント。セルジオ越後氏は「サッカーに限らず、チーム競技でも個人競技でも自分の記録を超えるために挑戦するのが基本。やる意味も喜びもない」とコメント。「仲間に勝ってから相手に勝てるというのが団体種目。自分が出れなければ意味がない」と、まずはチームメイトに勝つことができなければ(自分が試合に出られないので)相手にも勝てないと語った。
▽宮本氏は日本サッカーの将来について「育成、指導者の人のレベルが上がっていくと、より良いサッカー選手が生まれると思う。自分がその場に立って、そこが充実すればと思う」とコメント。「選手としてプロを経験した方が指導者になっているので、その経験を生かすためにも、もっと指導に携わってほしい」と自身の経験から将来像を語った。

▽なお、『EA SPORTS™ FIFAワールドクラスサッカー2016』では11月17日(火)の15時から、セルジオ越後氏が選出する「クラブ最強イレブン」が発表。セルジオ越後氏が選んだチームと対戦できるイベントも開催されるので、ぜひプレーしてみてはいかがだろうか。

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