理不尽なテロに憤慨するボヌッチ「今日はヘイゼルの悲劇の追悼だったのに…」
2015.11.14 19:34 Sat
イタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは13日にフランスで発生したテロについてコメントし、原因を引き起こす責任者を非難するとともに、来年フランスで開催されるユーロ2016への懸念も口にしている。
パリでテロが発生した同時刻、イタリア代表はブリュッセルでベルギー代表との親善試合に臨んでいた。この試合では、同会場で行われた1985年チャンピオンズカップ決勝のユベントス対リバプール戦で起きた「ヘイゼルの悲劇」を追悼するセレモニーが行われた。
39名の犠牲者を出した30年前の事故を悼んだ直後に、またしても多くの命が奪われるテロの発生を伝え聞き、ボヌッチは強いショックを受けた様子だ。試合後のコメントをイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
「最悪の気分だよ。今夜はヘイゼルの悲劇を追悼するためにここに来ていたのに、ドレッシングルームに戻るとこの酷いニュースを聞かされることになった。ディナーを食べに行ったり、試合を観に行ったりする人々が、命の危険にさらされることになってしまうんだ」
「犠牲者しか生まないこの戦争を進めている者たちを恨むべきだと思うけど、それが彼らの目的なんだろう。犠牲になるのは、レストランに入ったり試合を観に行ったりすること以外に何も悪いことはしていない人々だ」
ユーロの開催を半年あまり後に控え、安全面への不安が高まることは避けられない。
「今後どうなるのか考えさせられるね。ユーロのことも考えてしまうけど、責任者がしかるべき対策を取ることになるのだろう」
「6万人収容のスタジアムなのか、20人のレストランなのかは問題じゃない。問題は、どこであっても被害に遭ってしまうということだ。それが何より怖いことだよ」
提供:goal.com
パリでテロが発生した同時刻、イタリア代表はブリュッセルでベルギー代表との親善試合に臨んでいた。この試合では、同会場で行われた1985年チャンピオンズカップ決勝のユベントス対リバプール戦で起きた「ヘイゼルの悲劇」を追悼するセレモニーが行われた。
39名の犠牲者を出した30年前の事故を悼んだ直後に、またしても多くの命が奪われるテロの発生を伝え聞き、ボヌッチは強いショックを受けた様子だ。試合後のコメントをイタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
「最悪の気分だよ。今夜はヘイゼルの悲劇を追悼するためにここに来ていたのに、ドレッシングルームに戻るとこの酷いニュースを聞かされることになった。ディナーを食べに行ったり、試合を観に行ったりする人々が、命の危険にさらされることになってしまうんだ」
「犠牲者しか生まないこの戦争を進めている者たちを恨むべきだと思うけど、それが彼らの目的なんだろう。犠牲になるのは、レストランに入ったり試合を観に行ったりすること以外に何も悪いことはしていない人々だ」
ユーロの開催を半年あまり後に控え、安全面への不安が高まることは避けられない。
「今後どうなるのか考えさせられるね。ユーロのことも考えてしまうけど、責任者がしかるべき対策を取ることになるのだろう」
「6万人収容のスタジアムなのか、20人のレストランなのかは問題じゃない。問題は、どこであっても被害に遭ってしまうということだ。それが何より怖いことだよ」
提供:goal.com
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