広州恒大に挑むG大阪の長谷川監督「良い試合をして、勝って大阪に戻りたい」《ACL2015》
2015.09.30 00:00 Wed
▽G大阪を率いる長谷川健太監督は29日、翌日に控えるAFCチャンピオンズリーグ2015(ACL)準決勝第1戦の広州恒大戦に向けた前日会見に臨んだ。Jリーグの公式サイトが、長谷川監督のコメントを伝えている。
「皆さん、こんにちは。持てる力をすべて出して、広州と良い試合をして、勝って大阪に戻りたいと思っています」
――監督の退席処分はチームにどんな影響を与えると思いますか? また明日、監督の代わりとなるのはピッチにいる選手ですか? それともベンチに座っている他のコーチですか?
「私がベンチにいたからといって、大して結果は左右しないと思っています。明日はもちろん、片野坂ヘッドコーチがしっかりと指揮を執ってくれると思っていますが、実際にプレーするのは選手ですから。ガンバには、グラウンドの中で感じたことをしっかりと修正してプレーできるだけの質の高い選手が揃っていると思いますので、チーム一丸となって戦っていきたい」
――広州恒大の怖さは?
「最後まで戦うチームワークですね。フェリペ監督が来て、チームが本当にひとつになっていると感じます。ブラジル人選手のみならず中国人選手もクオリティが高い。それらが一丸となって戦っているところが広州の強みだと思います。ですが、そこはガンバの強みでもあるので、どちらがチームとして上なのか、この2試合で決着をつけられればと思っています」
「もちろん、実際に試合が始まらないとどういう結果になるか予想はつかないですが、第1戦がどういう結果になろうと第2戦をしっかり戦って決勝に進めるように、2試合トータルで結果を求めたいと思っています」
――前回の試合で出場停止だった宇佐美選手は、明日チームにどんな影響を与えると思いますか? 一方で、DFの丹羽選手が出場停止になりますが、その影響は?
「(宇佐美)貴史はチームに得点力、攻撃力の部分での上積みをもたらしてくれると思っています。丹羽が出場停止で出れませんが、これまでいろんな選手が怪我や出場停止で出れないことは、予選を通して何度かありましたし、その都度全員で力を合わせて戦ってきました。もちろん丹羽の抜けた穴は大きいですが、明日代わりに出る選手も含め、全員で力を合わせて戦っていきたいと思っています」
――昨日のニュースによると、広州は明日の試合で得失点差1につき500万元(約9500万円)、最大5000万元(約9億5000万円)がボーナスとしてチームに払われるそうですが、G大阪にもそういう制度がありますか? また監督が明日一番期待しているのは宇佐美選手と遠藤選手になりますか?
「ひとつ目の質問については、今回のACLにおいて、ガンバにはそういう制度というか、個人賞みたいな特別ボーナスはありません。明日は純粋に勝利に拘って、スポーツマンシップにのっとって戦っていきたい。ふたつ目の質問については、確かにキャプテンの遠藤は絶対的な存在ですが、横に座っている倉田が副キャプテンをやっていますので、明日の試合はぜひ倉田にも期待したいと思っています」
――今年、広州に来るのは2回目です。グループステージで戦った広州富力戦での結果は今回の試合に向けて自信になっていますか?
「富力とやる前に、広州のチームには勝てないという風に言われていましたが、結果として広州で富力に勝ったことは非常に大きな自信になっています」
――富力戦のように、5-0というスコアを再び狙いますか?
「あれは試合の流れでそうなっただけ。内容と結果はそぐわないと思っているので明日はそんな甘い試合にならないと思いますし、本当に全力を出して僅差でもいいので、とにかく勝って帰ることができればそれだけで幸せだと思っています」
――ACLでの流れは決して良かったとはいえませんが、どんな力にチームはここまで支えられてきたと思いますか? また今年ACLでの目標は?
「ひとつ目の質問は、入りは本当によくなくて、崖っぷちまで追い込まれたと思っています。ただそこからチームがひとつになって、勝たなければ終わりというなかでチームがひとつずつ成長してここまでたどり着けたと思っています。ふたつ目については、優勝が目標です」
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▽全北現代との準々決勝第2戦で退席処分を受けた関係で翌日の試合でベンチ入りできない長谷川監督は、自身の不在の影響に関して、「実際にプレーするのは選手」と語り、結果に大きな影響は与えないと主張している。◆長谷川健太監督(G大阪)「皆さん、こんにちは。持てる力をすべて出して、広州と良い試合をして、勝って大阪に戻りたいと思っています」
「私がベンチにいたからといって、大して結果は左右しないと思っています。明日はもちろん、片野坂ヘッドコーチがしっかりと指揮を執ってくれると思っていますが、実際にプレーするのは選手ですから。ガンバには、グラウンドの中で感じたことをしっかりと修正してプレーできるだけの質の高い選手が揃っていると思いますので、チーム一丸となって戦っていきたい」
――広州恒大の怖さは?
「最後まで戦うチームワークですね。フェリペ監督が来て、チームが本当にひとつになっていると感じます。ブラジル人選手のみならず中国人選手もクオリティが高い。それらが一丸となって戦っているところが広州の強みだと思います。ですが、そこはガンバの強みでもあるので、どちらがチームとして上なのか、この2試合で決着をつけられればと思っています」
――準々決勝と同じく第1戦はアウェイゲーム。そこでどういう戦いをしたいですか? 無失点を目指すのか、それとも他の結果を求めますか?
「もちろん、実際に試合が始まらないとどういう結果になるか予想はつかないですが、第1戦がどういう結果になろうと第2戦をしっかり戦って決勝に進めるように、2試合トータルで結果を求めたいと思っています」
――前回の試合で出場停止だった宇佐美選手は、明日チームにどんな影響を与えると思いますか? 一方で、DFの丹羽選手が出場停止になりますが、その影響は?
「(宇佐美)貴史はチームに得点力、攻撃力の部分での上積みをもたらしてくれると思っています。丹羽が出場停止で出れませんが、これまでいろんな選手が怪我や出場停止で出れないことは、予選を通して何度かありましたし、その都度全員で力を合わせて戦ってきました。もちろん丹羽の抜けた穴は大きいですが、明日代わりに出る選手も含め、全員で力を合わせて戦っていきたいと思っています」
――昨日のニュースによると、広州は明日の試合で得失点差1につき500万元(約9500万円)、最大5000万元(約9億5000万円)がボーナスとしてチームに払われるそうですが、G大阪にもそういう制度がありますか? また監督が明日一番期待しているのは宇佐美選手と遠藤選手になりますか?
「ひとつ目の質問については、今回のACLにおいて、ガンバにはそういう制度というか、個人賞みたいな特別ボーナスはありません。明日は純粋に勝利に拘って、スポーツマンシップにのっとって戦っていきたい。ふたつ目の質問については、確かにキャプテンの遠藤は絶対的な存在ですが、横に座っている倉田が副キャプテンをやっていますので、明日の試合はぜひ倉田にも期待したいと思っています」
――今年、広州に来るのは2回目です。グループステージで戦った広州富力戦での結果は今回の試合に向けて自信になっていますか?
「富力とやる前に、広州のチームには勝てないという風に言われていましたが、結果として広州で富力に勝ったことは非常に大きな自信になっています」
――富力戦のように、5-0というスコアを再び狙いますか?
「あれは試合の流れでそうなっただけ。内容と結果はそぐわないと思っているので明日はそんな甘い試合にならないと思いますし、本当に全力を出して僅差でもいいので、とにかく勝って帰ることができればそれだけで幸せだと思っています」
――ACLでの流れは決して良かったとはいえませんが、どんな力にチームはここまで支えられてきたと思いますか? また今年ACLでの目標は?
「ひとつ目の質問は、入りは本当によくなくて、崖っぷちまで追い込まれたと思っています。ただそこからチームがひとつになって、勝たなければ終わりというなかでチームがひとつずつ成長してここまでたどり着けたと思っています。ふたつ目については、優勝が目標です」
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