スイス検察がブラッター会長を汚職疑惑で刑事訴訟!! UEFA会長プラティニ氏も関与か

2015.09.26 01:21 Sat
▽スイス検察(OAG)は25日、国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長を汚職の容疑で刑事訴訟手続きを開始したと発表した。フランス『レキップ』が報じている。

▽OAGはブラッター会長の容疑に関して以下のような声明を発表している。

「OAGはFIFAの会長であるゼップ・ブラッター氏の刑事訴訟を開始した。2005年9月12日に同氏がカリブ海サッカー連合(CFU)と結んだ契約に問題があると見ている。ブラッター氏は信認義務に背き、FIFAやFIFAマーケティング、テレビ広告の利益に反する契約に至ったという疑いがある」
「加えてブラッター氏は、1999年1月から2002年6月の間に行われた実務に関して便宜を図った欧州サッカー連盟(UEFA)のミシェル・プラティニ会長に対して、2011年2月に200万スイスフラン(約2億5000万円)の賄賂を支払ったという疑惑もある」

▽今回の一件に先駆けてFIFAは、スイスのチューリヒで理事会を開き、一連の汚職事件を受けて設置された「2016FIFA改革委員会」のフランソワ・カラード委員長が改革の方向性について報告している。また、FIFAは同理事会後にブラッター会長による記者会見を予定していたが、今回のスイス検察の発表を受けて急きょ中止した。
▽なお、ブラッター会長は今年6月に辞任を表明しており、来年2月26日には新たな会長を選ぶ選挙が行われる予定となっている。

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