メキシコが2点先行も終盤のメッシ&アグエロ弾でアルゼンチンがドローに持ち込む《国際親善試合》

▽国際親善試合のアルゼンチンvsメキシコが、アメリカのAT&Tスタジアムで8日に行われ、2-2のドローに終わった。▽5日に行われたボリビア戦で7-0と快勝したアルゼンチン。その一戦で途中出場から2ゴールを奪ったメッシを今回は先発で起用した。対するメキシコは、5日のトリニダード・トバコ戦で3-3のドローに終わった。その試合で出場機会がなかったエルナンデスがスタメンに名を連ねている。▽試合は、2分にコレアがゴール強襲のシュートを放つなど、アルゼンチンが積極的な入りを見せる。しかし19分、メキシコがPKを獲得すると、このチャンスをエルナンデスが冷静に決めてメキシコが先制した。
▽リードを許したアルゼンチンは、33分にロホのパスを受けたメッシがボックス内でシュートを放つが、ここは枠を捉えきれない。その後もチャンスを作ったアルゼンチンだったが、前半はメキシコが1点リードのままハーフタイムを迎えた。

▽後半に入っても攻撃の手を緩めないアルゼンチンは、シュートまで持ち込むも相手GKの好守もあり、得点を奪えない。一方のメキシコは、アルゼンチンの攻撃を跳ね返しながら、時にはゴール前に攻め込んで追加点を狙う。すると70分、ラユンのラストパスから最後はエクトル・エレーラが押し込んで、メキシコが待望の2点目を奪った。▽引き離されたアルゼンチンは、76分にテベスに代えてアグエロを投入。すると85分にラベッシが入れたボールにアグエロが反応してネットを揺らし、アルゼンチンが1点を返す。

▽さらに89分にはメッシの同点ゴールが生まれ、試合はそのまま終了。アルゼンチンがメッシとアグエロのゴールで追いつき、辛くもドローとしている。