【倉井史也のJリーグ】結構真剣に今イチオシのチームはここだと思ってるワケです?! の巻
2015.08.21 03:30 Fri
▽今Jリーグで一番面白いチームってここじゃないかと思うところに出会ったのですよ。とワタクシが書くと、何かドタバタしてるんじゃないの? と思うかもしれませんね。そりゃワタクシは色物ではございますが、結構ネタにはうるさいほうなのです。
▽で、いろんな意味でこのコラムが今週オススメするのは横浜FM。1stでは6位だし、2ndは12位、年間でも9位じゃタイトルは……っていうポジションなのですよ。ところが! やっと帰ってきたラフィーニャとアデミウソンのコンビは、久しぶりに「別格かも!」と思わせてくれる素晴らしさなのです。密集しているのにダイレクトボレーでパス交換してガンガン前に進んでいくなんて、もうそれだけでうっとり。
▽ところがそれだけじゃないんですよ。このブラジル人2人が中村俊輔と藤本淳吾に交代すると、もうこれが別チーム。今度は時間をじっくり使って相手をおびき出し、グサリとパスを通してくるという味のあるチームに変化するのです。横浜FMのみなさん、仲、大丈夫? と聞きたいくらいで、相手にとってみると、まるでタイプの違う戦い方に変わっちゃうから、そりゃ戸惑うことでしょう。
▽見てるほうからすりゃ、90分間で横浜FM青チーム、横浜FM赤チーム、そして対戦相手という3チームが楽しめるようなもの。今週は、ケガ人が戻り、鎌田大地の成長著しい鳥栖とのアウェイゲームなんだけど、見所はいっぱいありそうな予感がプンプンです。
▽そして今日はもう1つ。まぁみなさんお気づきとは思いますが、このコラムで浦和を取り上げることは結構少ない。人気チームですからね、ひねくれ者のこのコーナーにはなかなか登場しないのです。
▽え? 最近のすっかり垢抜けている槙野の口調なら「どーですか!」とか「どー思いますか!」だったかもしれないって? それに高山が笑って反撃しなかった? そ、そう言えば……。
【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
▽で、いろんな意味でこのコラムが今週オススメするのは横浜FM。1stでは6位だし、2ndは12位、年間でも9位じゃタイトルは……っていうポジションなのですよ。ところが! やっと帰ってきたラフィーニャとアデミウソンのコンビは、久しぶりに「別格かも!」と思わせてくれる素晴らしさなのです。密集しているのにダイレクトボレーでパス交換してガンガン前に進んでいくなんて、もうそれだけでうっとり。
▽ところがそれだけじゃないんですよ。このブラジル人2人が中村俊輔と藤本淳吾に交代すると、もうこれが別チーム。今度は時間をじっくり使って相手をおびき出し、グサリとパスを通してくるという味のあるチームに変化するのです。横浜FMのみなさん、仲、大丈夫? と聞きたいくらいで、相手にとってみると、まるでタイプの違う戦い方に変わっちゃうから、そりゃ戸惑うことでしょう。
▽そして今日はもう1つ。まぁみなさんお気づきとは思いますが、このコラムで浦和を取り上げることは結構少ない。人気チームですからね、ひねくれ者のこのコーナーにはなかなか登場しないのです。
▽しかし! 今週は声を大にして言いたい! 槙野智章、いいんじゃね!? 東アジアカップであれだけ頑張ってきて、前回は決勝ゴールですよ。しかも最高だったのは、高山薫との競り合いで、お互いにヒートアップしている中で冷静にボールを奪い、最後に腕をつかまれて相手に叫ぶ! 口の動きはわからなかったけど、きっとあれは「どうじゃ!」って感じじゃないですか。荒ぶる魂をピッチでぶつけてる姿、大好きですわ。あの瞬間、きっと浦和の人たちも湘南の人たちも血がたぎったはず。ああいうシーン、今週も見たいもんじゃけん、浦和vs仙台にも注目しちょりますけのぉ。
▽え? 最近のすっかり垢抜けている槙野の口調なら「どーですか!」とか「どー思いますか!」だったかもしれないって? それに高山が笑って反撃しなかった? そ、そう言えば……。
【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
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