【倉井史也のJリーグ】東アジアカップは君にかかっているぞ?! の巻

2015.07.30 13:30 Thu
▽今週末はJ1がお休み! J2やJ3はやってるんだけど、どうしても東アジアカップの目が向いちゃうのは仕方がないかも。ま、C大阪からは山口螢も選ばれてるんですけどね。みんな、C大阪はJ2だって忘れないでね、特にハリルホジッチ監督。昇格できなかったら大変なんですから。

▽で、東アジアカップの対談にも出してもらったんで触れておくと! 注目選手は対談の中で私だけが触れていた選手! 遅れてきた男、柏木陽介のケガで選ばれた鳥栖の藤田直之じゃないですか!

▽この選手、J1昇格後、初めて清水とアウェイで対戦したとき、見ていた清水の伝説の選手、澤登正朗さんに「お前、頑張れば代表に入れるぞ」と声をかけられたのです。50人の予備登録メンバーに選ばれたとき、藤田は「もちろん覚えています」と言ってましたよ。J2時代に鳥栖に入ったときは、こんなこと夢にも思わなかったでしょう。
▽じゃあ、どうしてこの藤田をワタクシが推すのか! みなさん、この東アジアカップを前に忘れていることはありませんか? この東アジアカップに勝っても、ワールドカップに出られるわけじゃないんです。

▽当然ながらワールドカップ予選を勝ち抜かなければならないんですが、なんと! 今回対戦する3カ国とは最終予選で戦う可能性があるんです。
▽となると、日本の必殺パターンを見せることはない! ま、海外組がいないので見せられないというのはありますが、細かくパスを繋いで崩してゴールする日本の攻めを相手に経験させておくことはないのです。

▽ということで、今回の日本の得点パターンは藤田の30メートルは楽に投げるロングスローを川又堅碁のヘッドで押し込む! おお! サッカーなのに足を使わない! と相手をびびらせるのです。

▽これなら日本の攻めはわからないだろうし、もしこれが効くようだったら、最終予選も同じことをする振りをすればいいじゃないですか。ということで、東アジアカップは君にかかっているぞ、藤田!!

▽え? シンガポールに引き分けているようじゃ、最終予選進出が危ない? え、えぇ、まぁ、それは……(汗)。


【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。

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