ロシアを破ったスペインが通算10度目の優勝《U-19欧州選手権2015》

2015.07.20 13:39 Mon
▽U-19欧州選手権2015決勝、U-19スペイン代表vsU-19ロシア代表が19日にギリシャで行われ、2-1で勝利したU-19スペイン代表が通算10度目の優勝を決めた。

▽大会史上最多となる10度目の優勝を目指すスペインは、準決勝でユベントスMFコマンらを擁するU-19フランス代表を2-0で撃破して決勝進出を決めた。一方、初優勝を目指すロシア(ソビエト連邦時代に6度の優勝)は、準決勝で開催国のU-19ギリシャ代表を4-0で破ってファイナルの舞台にたどり着いた。

▽立ち上がりから地力に勝るスペインが優勢に試合を進めると、39分にボックス右でマイナスの折り返しを受けたMFアセンシオ(写真)が左足を一閃。このシュートは相手GKが好反応で触ってクロスバーを叩くも、こぼれ球をFWマジョラルが頭で押し込んだ。
▽1点リードで迎えた後半も主導権を渡さないスペインは、カウンターから決定的な場面を演出する。78分には途中出場のFWナウエルが味方からの絶妙なスルーパスに抜け出してダメ押しの2点目を奪取。その後、ロシアの反撃を無失点で凌いだスペインが、大会史上最多となる10度目の優勝を決めた。

▽なお、大会得点王には決勝戦で先制ゴールを挙げるなど、通算3ゴールを決めたマジョラル(レアル・マドリー)が選出されている。

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