カカと同じ背番号22を選んだエル・シャーラウィ 「モナコでは本来の位置でベストを発揮できる」

ミランからモナコへの移籍が決まったFWステファン・エル・シャーラウィは、今回の移籍が自身のキャリアにとってターニングポイントになることを願っている。また、古巣ミランに感謝しつつも、本来のポジションでプレーすることを重要視していたことをうかがわせた。

両クラブは13日、エル・シャーラウィの移籍を正式発表した。モナコは買い取りオプションつきのレンタル移籍、ミランは買い取り義務のレンタル移籍と明かしている。イタリアメディアによると、出場試合数に応じて買い取りが義務になるようだ。

エル・シャーラウィはイタリア『スカイ・スポーツ』で、モナコ移籍について次のように語った。

「とても満足している。うれしいし、自信を感じているよ。僕のアイドルであるカカと同じ背番号22にする。これがターニングポイントになることを願っているよ。会長やモナコに感謝している」

「すごくあっという間にすべてが決まったんだ。24時間で決めなければいけなかった。でも、確信しているんだ。僕は落ち着いているし、スタートが待ち遠しい。素晴らしいシーズンにするための条件はそろっているんだ」

4-3-1-2を基本布陣とするミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督は先日、エル・シャーラウィを中盤のインサイドハーフで起用する考えを明かしていた。エル・シャーラウィはミランについて、次のように述べている。

「僕はミランから追いやられたとは感じていない。ミランを去るのはとても残念だけど、新しい挑戦にトライするタイミングだったと感じているんだ。ミランでは本当に重要な4年を過ごした。僕のキャリアにとってすごく意味のある4年間だったよ。素晴らしい瞬間も、そうじゃないときもあった。でも、多くを学んだよ。ミランにはとても感謝している」

「ここでは自分のポジションでベストを発揮するチャンスがある。インサイドハーフでも適応したけどね。目標の一つはイタリア代表だ。ユーロもあるし、うまくやりたい。自信はある」


提供:goal.com