【原ゆみこのマドリッド】プレシーズンが近づいてきた…
2015.07.03 19:21 Fri
▽「斬新と言えば斬新だけどねえ」そんな風に私が呟いていたのは木曜日、ラージョの今季向けのユニフォームの画像を見た時のことでした。いえ、伝統的な白地に肩から斜めに赤のラインが入っている第1ユニのデザインはほとんど変化がなく、第3ユニにしてもグレー地にピンクのラインなら、可愛いかなぐらいで留まったんですけどね。思わず見直してしまったのは第2ユニで、黒地に虹色のラインって一体、何を考えている?
▽ちなみにクラブの説明によると、これらの色は社会のイロイロな差別と戦うことへの連帯感を表したものだそうですが、何せスペインでレインボーカラーとなると、同性愛者への偏見撤廃運動を象徴していて、そこから逆に変なイメージを持たれてしまっているなんてこともありますからね。早くもブカネーロス(ラージョの過激なサポーター集団)から抗議が出ているのはともかく、果たしてサポーターの食指が伸びるのか否か、微妙な感じがしないでもありませんが…。
▽そんなラージョも来週火曜にはシウダッド・デポルティバでプレシーズンの練習がスタートと、そろそろどのチームも8月からのリーガに向けて動き出しているんですが、やはり7月中のマドリッドは半端でなく、暑いですからね。彼らも13日から20日まではドイツで避暑を兼ねたキャンプを行い、ヘルタ・ベルリン、ザンクト・パウリといったブンデスリーガのチームと親善試合をする予定。ただしその後は中国の南京に向かい、ユニの胸に同じ銭宝(qbao.com)のロゴが入ったレアル・ソシエダと顔を合わせます。実際、昨季のチームの得点王、ブエノはとっくにポルトに行ってしまい、6月にはカクタもセビージャ移籍が決まるなど、未だに新シーズンの顔となるべき中心選手がいないラージョなため、夏の間のプレシーズンマッチでの華々しい結果を期待することはあまりできませんが、せっかくの機会ですから、アジアの地でもマドリッド第3のチームの名前を覚えてもらえるといいですよね。
▽一方、今季のユニは基調の青、赤、そして蛍光黄緑と、あまりデザインでは野心的なところを見せなかったもう1つの弟分チーム、ヘタフェでは火曜にとうとう、新監督が発表に。巷の噂通り、財政的理由で2部降格を余儀なくされたエルチェを離れたエスクリバ監督だったんですが、経営状況的にはヘタフェも毎年、綱渡りを繰り返していますからね。とりあえず、6月末には滞納していた税金を払い、7月までには選手やスタッフ、従業員らへの未払い賃金問題も解決できるようですが、だからといって、「Este ano no somos un club vendedor/エステ・アーニョ・ノー・ソモス・ベンデドール(今年のウチは売り手のクラブじゃない)」というアンヘル・トーレス会長の言葉を信じていいものかどうか。
▽それでも一応、補強はしていて、RMカスティージャ(レアル・マドリーのBチーム)から1部プレー経験もあるMFメドラン、昨季に続いてアトレティコからCBバスケスのレンタルが決まったようですけどね。来週月曜にはシウダッド・デポルティバに集合してフィジカルテスト、その後水曜から練習開始となりますが、まだまだ新チームの概要は不明。といっても2004-05シーズンにはキケ・サンチェス・フローレス監督の下、第2監督として1部に昇格したばかりのヘタフェを見事、残留に導いたエスクリバ監督ですし、あの毎年降格候補だったエルチェに2年連続、安定したパフォーマンスをもたらすことができたとなれば、少しは期待を持ってもいいはず。ただし、シュスター監督やラウドルップ監督時代の魅力あるチームが戻ってくるかどうかは、保証の限りではありませんが。
▽当人も「hablé con Simeone que me lo recomendó, que me ha dicho que es un gran club/アブレ・コン・シメオネ・ケ・メ・ロ・レコメンドー、ケ・メ・ハ・ディッチョー・ケ・エス・ウン・グラン・クルブ(シメオネ監督と話して勧められた。偉大なクラブだと言っていたよ)」と話していたように、インテル行きには上司のお墨付きももらっていますし、移籍金は1500万ユーロ(約21億円)とまずまず。おまけに30歳になる彼の代役には昨夏のワールドカップに続いて、コパ・アメリカでもウルグアイ代表キャプテンでもあるゴディンの相方を立派に務めたヒメネスがいるとなれば、特に問題はないかと思うんですが、最近になって、いきなりアルダ・トゥランが予定外の移籍希望を言いだしたから、困惑したの何のって。
▽いえ、本人の言うところ、「Aquí se corre mucho/アキー・セ・コレ・ムーチョ(ここじゃ沢山、走らされる)」という、チームを変えたい理由はよくわかるんですけどね。何せ、お隣さんのお金に任せて才能有り余る選手を1チーム分、揃えることはできないアトレティコ。不自由しがちなテクニックを頑張れば、少しは差を埋められる体力で補うというのがシメオネ監督の流儀ですし、そうでなければ、とてもリーガの2強と肩を並べるなんてことはできないとなれば、今年もロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)での地獄のキャンプを間近にして、アルダが楽のできるチームに移りたいと願っても仕方なかった?
▽ただ移籍先に関しては火曜にはチェルシーが、木曜にはバルサとの契約が近いと言われながら、後者などは18日の会長選挙が終わるまで、理事会も何もするつもりがないと宣言。あちらではFIFA処分のせいで、移籍しても先日、セビージャから移ったアレックス・ビダルのように来年1月まではプレーできないことも影響してか、アルダ自身も「Algunas informaciones no son correctas, estoy de vacaciones/アルグーナス・インフォルマシオネス・ノー・ソン・コレクタス、エストイ・デ・バカシオネス(幾つかの情報は正しくない。ボクはバケーション中だよ)」というコメントをツィッターで流していたように、まだどことは確定していないよう。まあ、チェルシーなら、出戻り希望のフィリペ・ルイスの2000万ユーロ(約28億円)という値段を下げるのに、少しは役に立つかもしれませんけどね。クラブも代わりとして、ベンフィカのニコラス・ガイタンを獲ろうしているという話もありますが、チームで唯一、タレントのある選手と認められていたアルダがいなくなってしまうのは、ちょっと寂しい気がしなくもありません。
▽そうそう、トレード含み交渉が始まりそうな様子を呈してきた事例はお隣さんにもあって、それは選手との合意はとうの昔にできていながら、一向に移籍が決まる気配のないGKデ・ヘア。いえ、当人は木曜にはバケーション先のインドネシアから実家のあるマドリッドに帰京、物理的には、呼ばれれば、すぐにもバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場に駆けつけられる状態なんですけどね。所属しているマンチェスター・ユナイテッドがなかなか頑固な姿勢を崩さず。一時は4500万ユーロ(約63億円)に設定した移籍金を3500万ユーロ(約49億円)までは下げたものの、まだ3000万ユー(約2億円)程度で話をまとめたいレアル・マドリーとは開きがあるため、デ・ヘアもマンチェスターの自宅の家賃を7月分も払うことにしたようです。
▽そこで浮上してきたのが、逆にマン・Uが獲りたがっているセルヒオ・ラモスとの交換で、いえ、先日、彼のお母さんは「あの子は何よりマドリーにいたがっているわ。スペインが好きなのよ」とアンテナ3(スペインの民放)のレポーターに答えていましたけどね。選手自身がクラブに退団希望を伝えたせいもあって、マドリーは彼の値段を9000万~1億ユーロ(126~140億円)に設定。実際、来年はもう30歳になるDFでしたら、マン・Uのオファーしている3000万ユーロ程度が妥当なところでしょうが、その辺はできれば出したくないという経営陣の本音の現れでしょうか。
▽よってこの2つの移籍を組み合わせたら、コスパ的にも上手くいくんじゃないかという話なんですが、デ・ヘアは来週月曜、マドリーも金曜にはプレシーズンを始めますからね。それまでに片付いてほしいのが選手たちの願いとはいえ、こればっかりはねえ。7月中旬にはマン・Uはアメリカ、マドリーはオーストラリアへのツアー兼キャンプに出発しますから、その途中にチームが変わるなんてこともあるかもしれませんね。
▽ちなみに一応、ここで来週、ベニテス新監督が迎えることになるマドリーの新戦力を伝えておくと、うーん、大物はまだいないんですが、昨シーズン中に移籍が決まったダニーロ(ポルト)、アセンシオ(マジョルカ)らに加え、契約で夏のツアーに同行することになっている16歳のウーデゴール、ビジャレアルへのレンタル移籍が終わったチェリシェフに加え、木曜に出戻り移籍が決定したルーカス・バスケス(エスパニョール)といった面々。うーん、就任祝いにクリスチアーノ・ロナウドやカカをもらったペレグリーニ監督、ディ・マリア、エジル、ケディラらが加わったモウリーニョ監督、史上最高の移籍金1億ユーロのベイルを迎えたアンチェロッテ監督と、ここ歴代の指揮官と比べると、地味極まりないんですが、この先も今年の夏はギャラクティ獲得の予定はないようですからね。それでもBBC(ベイル、ベンゼマ、ロナウドの頭文字)を並べるべきかといった、贅沢な悩みが残ってしまうベニテス監督には十分かもしれませんが、オフシーズンの恒例、サンティアゴ・ベルナベウでのメガプレゼンを期待しているサポーターにはちょっと物足りないといったところでしょうか。
【マドリッド通信員】
原ゆみこ
南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。
▽ちなみにクラブの説明によると、これらの色は社会のイロイロな差別と戦うことへの連帯感を表したものだそうですが、何せスペインでレインボーカラーとなると、同性愛者への偏見撤廃運動を象徴していて、そこから逆に変なイメージを持たれてしまっているなんてこともありますからね。早くもブカネーロス(ラージョの過激なサポーター集団)から抗議が出ているのはともかく、果たしてサポーターの食指が伸びるのか否か、微妙な感じがしないでもありませんが…。
▽そんなラージョも来週火曜にはシウダッド・デポルティバでプレシーズンの練習がスタートと、そろそろどのチームも8月からのリーガに向けて動き出しているんですが、やはり7月中のマドリッドは半端でなく、暑いですからね。彼らも13日から20日まではドイツで避暑を兼ねたキャンプを行い、ヘルタ・ベルリン、ザンクト・パウリといったブンデスリーガのチームと親善試合をする予定。ただしその後は中国の南京に向かい、ユニの胸に同じ銭宝(qbao.com)のロゴが入ったレアル・ソシエダと顔を合わせます。実際、昨季のチームの得点王、ブエノはとっくにポルトに行ってしまい、6月にはカクタもセビージャ移籍が決まるなど、未だに新シーズンの顔となるべき中心選手がいないラージョなため、夏の間のプレシーズンマッチでの華々しい結果を期待することはあまりできませんが、せっかくの機会ですから、アジアの地でもマドリッド第3のチームの名前を覚えてもらえるといいですよね。
▽それでも一応、補強はしていて、RMカスティージャ(レアル・マドリーのBチーム)から1部プレー経験もあるMFメドラン、昨季に続いてアトレティコからCBバスケスのレンタルが決まったようですけどね。来週月曜にはシウダッド・デポルティバに集合してフィジカルテスト、その後水曜から練習開始となりますが、まだまだ新チームの概要は不明。といっても2004-05シーズンにはキケ・サンチェス・フローレス監督の下、第2監督として1部に昇格したばかりのヘタフェを見事、残留に導いたエスクリバ監督ですし、あの毎年降格候補だったエルチェに2年連続、安定したパフォーマンスをもたらすことができたとなれば、少しは期待を持ってもいいはず。ただし、シュスター監督やラウドルップ監督時代の魅力あるチームが戻ってくるかどうかは、保証の限りではありませんが。
▽え、実際、マドリッドの弟分2チームに関しては、8月末に移籍市場が閉じるまで、海のものとも山のものともわからないんだから、今季も華々しい舞台に立つことを義務づけられている兄貴分たちの情報が知りたいって?まあ、そうなんですけど、新戦力の補強に関してはどちらもそれ程、大きなニュースは入ってきておらず。いえ、それどころか、アトレティコなど、火曜には先週の土曜にブラジルがコパ・アメリカ準々決勝でパラグアイに敗れ、ようやくバケーションに入ったばかりのミランダのインテル移籍が早々と決定。といっても4年間の在籍期間中、ヨーロッパリーグやUEFAスーパーカップ、コパ・デル・レイ、リーガといったタイトル獲得にゴディンと共に尽力した彼が河岸を変えることは、昨季中から言われていましたし、最後の1年はあまり貢献できていませんでしたからねえ。
▽当人も「hablé con Simeone que me lo recomendó, que me ha dicho que es un gran club/アブレ・コン・シメオネ・ケ・メ・ロ・レコメンドー、ケ・メ・ハ・ディッチョー・ケ・エス・ウン・グラン・クルブ(シメオネ監督と話して勧められた。偉大なクラブだと言っていたよ)」と話していたように、インテル行きには上司のお墨付きももらっていますし、移籍金は1500万ユーロ(約21億円)とまずまず。おまけに30歳になる彼の代役には昨夏のワールドカップに続いて、コパ・アメリカでもウルグアイ代表キャプテンでもあるゴディンの相方を立派に務めたヒメネスがいるとなれば、特に問題はないかと思うんですが、最近になって、いきなりアルダ・トゥランが予定外の移籍希望を言いだしたから、困惑したの何のって。
▽いえ、本人の言うところ、「Aquí se corre mucho/アキー・セ・コレ・ムーチョ(ここじゃ沢山、走らされる)」という、チームを変えたい理由はよくわかるんですけどね。何せ、お隣さんのお金に任せて才能有り余る選手を1チーム分、揃えることはできないアトレティコ。不自由しがちなテクニックを頑張れば、少しは差を埋められる体力で補うというのがシメオネ監督の流儀ですし、そうでなければ、とてもリーガの2強と肩を並べるなんてことはできないとなれば、今年もロス・アンヘレス・デ・サン・ラファエル(マドリッドから1時間の高原リゾート)での地獄のキャンプを間近にして、アルダが楽のできるチームに移りたいと願っても仕方なかった?
▽ただ移籍先に関しては火曜にはチェルシーが、木曜にはバルサとの契約が近いと言われながら、後者などは18日の会長選挙が終わるまで、理事会も何もするつもりがないと宣言。あちらではFIFA処分のせいで、移籍しても先日、セビージャから移ったアレックス・ビダルのように来年1月まではプレーできないことも影響してか、アルダ自身も「Algunas informaciones no son correctas, estoy de vacaciones/アルグーナス・インフォルマシオネス・ノー・ソン・コレクタス、エストイ・デ・バカシオネス(幾つかの情報は正しくない。ボクはバケーション中だよ)」というコメントをツィッターで流していたように、まだどことは確定していないよう。まあ、チェルシーなら、出戻り希望のフィリペ・ルイスの2000万ユーロ(約28億円)という値段を下げるのに、少しは役に立つかもしれませんけどね。クラブも代わりとして、ベンフィカのニコラス・ガイタンを獲ろうしているという話もありますが、チームで唯一、タレントのある選手と認められていたアルダがいなくなってしまうのは、ちょっと寂しい気がしなくもありません。
▽そうそう、トレード含み交渉が始まりそうな様子を呈してきた事例はお隣さんにもあって、それは選手との合意はとうの昔にできていながら、一向に移籍が決まる気配のないGKデ・ヘア。いえ、当人は木曜にはバケーション先のインドネシアから実家のあるマドリッドに帰京、物理的には、呼ばれれば、すぐにもバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場に駆けつけられる状態なんですけどね。所属しているマンチェスター・ユナイテッドがなかなか頑固な姿勢を崩さず。一時は4500万ユーロ(約63億円)に設定した移籍金を3500万ユーロ(約49億円)までは下げたものの、まだ3000万ユー(約2億円)程度で話をまとめたいレアル・マドリーとは開きがあるため、デ・ヘアもマンチェスターの自宅の家賃を7月分も払うことにしたようです。
▽そこで浮上してきたのが、逆にマン・Uが獲りたがっているセルヒオ・ラモスとの交換で、いえ、先日、彼のお母さんは「あの子は何よりマドリーにいたがっているわ。スペインが好きなのよ」とアンテナ3(スペインの民放)のレポーターに答えていましたけどね。選手自身がクラブに退団希望を伝えたせいもあって、マドリーは彼の値段を9000万~1億ユーロ(126~140億円)に設定。実際、来年はもう30歳になるDFでしたら、マン・Uのオファーしている3000万ユーロ程度が妥当なところでしょうが、その辺はできれば出したくないという経営陣の本音の現れでしょうか。
▽よってこの2つの移籍を組み合わせたら、コスパ的にも上手くいくんじゃないかという話なんですが、デ・ヘアは来週月曜、マドリーも金曜にはプレシーズンを始めますからね。それまでに片付いてほしいのが選手たちの願いとはいえ、こればっかりはねえ。7月中旬にはマン・Uはアメリカ、マドリーはオーストラリアへのツアー兼キャンプに出発しますから、その途中にチームが変わるなんてこともあるかもしれませんね。
▽ちなみに一応、ここで来週、ベニテス新監督が迎えることになるマドリーの新戦力を伝えておくと、うーん、大物はまだいないんですが、昨シーズン中に移籍が決まったダニーロ(ポルト)、アセンシオ(マジョルカ)らに加え、契約で夏のツアーに同行することになっている16歳のウーデゴール、ビジャレアルへのレンタル移籍が終わったチェリシェフに加え、木曜に出戻り移籍が決定したルーカス・バスケス(エスパニョール)といった面々。うーん、就任祝いにクリスチアーノ・ロナウドやカカをもらったペレグリーニ監督、ディ・マリア、エジル、ケディラらが加わったモウリーニョ監督、史上最高の移籍金1億ユーロのベイルを迎えたアンチェロッテ監督と、ここ歴代の指揮官と比べると、地味極まりないんですが、この先も今年の夏はギャラクティ獲得の予定はないようですからね。それでもBBC(ベイル、ベンゼマ、ロナウドの頭文字)を並べるべきかといった、贅沢な悩みが残ってしまうベニテス監督には十分かもしれませんが、オフシーズンの恒例、サンティアゴ・ベルナベウでのメガプレゼンを期待しているサポーターにはちょっと物足りないといったところでしょうか。
【マドリッド通信員】
原ゆみこ
南米旅行に行きたくてスペイン語を始めたが、語学留学以来スペインにはまって渡西を繰り返す。遊学4回目ながらサッカーに目覚めたのは2002年のW杯からという新米ファン。ワイン、生ハム、チーズが大好きで近所のタパス・バルの常連。今はスペイン人親父とバルでレアル・マドリーを応援している。
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