主審のメモ帳を破り捨てたデンプシー、カップ戦で2年間の出場停止に

2015.06.26 16:36 Fri
シアトル・サウンダーズに所属するアメリカ代表MFクリント・デンプシー(32)が珍しい形で審判への怒りを表し、カップ戦で2年間の出場停止処分が科された。アメリカなど各国メディアが伝えている。

今月17日に行われたUSオープンカップ、ポートランド・ティンバーズ戦の延長戦で、デンプシーは主審が2人目となる味方選手を退場させたことに激怒。主審がカード対象者を記録するメモ帳をはたき落とし、ピッチから拾ったあと破って投げ捨てた。

当然ながらこの行為でデンプシーに対してもレッドカード。3人の退場者を出した上、交代枠を使い切った後でFWオバフェミ・マルティンスが負傷したサウンダーズは最終的に7人となり、延長戦1-3で敗れる結果に終わった。

デンプシーに対する処分として、USオープンカップで2年間または6試合のどちらか長い方という出場停止処分が下されている。また、MLSでも3試合の出場停止処分となった。

プレミアリーグのフルアムやトッテナムでもプレーしたデンプシーは、2013年からサウンダーズに所属。アメリカ代表キャプテンも務めている。
提供:goal.com

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