辞意表明から一転、「大きな改革が必要」と語ったブラッター会長が辞任撤回か
2015.06.15 12:45 Mon
▽国際サッカー連盟(FIFA)のゼップ・ブラッター会長が、今月2日に表明した辞任を撤回する可能性が浮上した。イギリス『BBC』など複数メディアが伝えている。
▽1998年に現職について以来、これまで4期にわたり会長職に就いていたブラッター会長は、先月29日に5期目の当選を果たした。しかし、幹部の汚職事件などで混迷を極めるFIFAにおいて、ブラッター会長は突然辞任を表明。今年12月に行われる新会長選挙まで会長職にとどまる意思を明かしたものの、約17年間務めたトップの座に終止符を打つ決断を下していた。
▽辞意を伝えた会見で「私は候補ではない」と語っていたブラッター会長。しかし、新会長選挙でふさわしい後任候補が立候補しなかった場合、ブラッター会長が辞意を撤回する可能性があると同会長に近しい関係者が話しているという。関係者は「すべてはオープンだ」とのコメントを残している模様だ。
▽またスイスメディアの報道によれば、アジアとアフリカの各国協会がブラッター会長を支援し、辞任を阻止しようとしているとのこと。会見で「大きな改革が必要」とも述べていたブラッター会長だが、果たして同会長は、汚職事件などで揺れるFIFAの抜本的な改革を自らの手で行っていくのだろうか。
▽1998年に現職について以来、これまで4期にわたり会長職に就いていたブラッター会長は、先月29日に5期目の当選を果たした。しかし、幹部の汚職事件などで混迷を極めるFIFAにおいて、ブラッター会長は突然辞任を表明。今年12月に行われる新会長選挙まで会長職にとどまる意思を明かしたものの、約17年間務めたトップの座に終止符を打つ決断を下していた。
▽辞意を伝えた会見で「私は候補ではない」と語っていたブラッター会長。しかし、新会長選挙でふさわしい後任候補が立候補しなかった場合、ブラッター会長が辞意を撤回する可能性があると同会長に近しい関係者が話しているという。関係者は「すべてはオープンだ」とのコメントを残している模様だ。
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