クロアチアとのドローは望まないコンテ「グループ最強の相手だが…」

2015.06.12 18:57 Fri
イタリア代表は12日、アウェイでのユーロ2016予選クロアチア戦に臨む。アントニオ・コンテ監督は、敵地でも引き分けは意識せず勝利を狙う姿勢を強調している。

両チームは昨年11月にイタリアのホームで対戦し、1-1のドローで終了。予選の半分にあたる5試合を終えた時点で勝ち点13のクロアチアがグループH首位に立ち、イタリアが2ポイント差で2位につけている。

コンテ監督は前回の対戦で劣勢を強いられたと認めながらも、アウェイでの勝利に向けた意気込みを語った。イタリア複数メディアが会見でのコメントを伝えている。

「我々とクロアチアの間に大きな差があるとは思っていないが、サン・シーロでは我々より強いことを見せられた。この時期には差を埋めることに取り組んできた。明日はそれを見せられるよう願っている」

「グループ最強の相手との対戦だが、引き分けや最低限の目標を考えながらピッチに立ったことは一度もない。結果的に引き分けに終わったとすれば、パフォーマンスに基づいてその結果を評価するつもりだ」

3月のクロアチア対ノルウェー戦で起きた観客トラブルにより、イタリア戦は観客を入れずに開催される。

「無観客試合は好きではない。スタジアムはいつも満員であるべきだと思う。我々にとってもクロアチアにとってもハンデになる。集中力とアドレナリンが失われてしまうからだ」

「どのような結果になったとしても、決定的な試合になることはない。強力な相手に対し、厳しくも美しい試合になるだろう」

コンテ監督はシステムを変更し、前線にはアントニオ・カンドレーバ、グラツィアーノ・ペッレ、ステファン・エル・シャーラウィの3人を置くことが予想されている。

「4-3-3への変更は、クロアチアに対抗する必要から生まれたものではない。プロセスとプロジェクトによるものだ。3日間の練習でシステム変更をテストすることができた。簡単ではないが、最善の解決策だ」


提供:goal.com

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