【CL決勝展望】「MSNを抑える守備力」が鍵とライター・田村氏は予想
2015.06.06 14:00 Sat
▽5日、超ワールドサッカーはサッカー情報に特化した新アプリ『超WORLDサッカー!PLUS』のAndroidアプリの配信を開始した。このアプリは、4月21日に先行して配信を開始したiOS版と同様にサッカー情報に特化した“キュレーションアプリ”で、ありとあらゆるサッカー関連情報をお届けする。
▽今回はアプリ配信を記念して、ライターの田村修一氏から、差し迫ったチャンピオンズリーグ(CL)決勝の展望を頂いた。

▽客観的に比較したら、バルセロナが圧倒的に有利である。数字だけ見ても、例えばリーグ平均得点はバルサの2.97に対しユーベは1.86。シュートの得点率はバルサが18%でユーベは11.6%。守備にしても1試合の枠内被シュート数はバルサ2.3本、ユーベ2.4本でほぼ互角。平均失点は0.53対0.57でバルサの勝ち。球際の戦いの勝率も56%対50.4%でバルサ勝利。かろうじてボール奪取回数だけが、ユーベの62.3回がバルサの56.3回を上回っている。
▽ただ、敢えて今回はユーベの勝ちといいたい。理由は何となく、ではなくて、守備力でバルサを抑えられる可能性があるのは、ヨーロッパを見渡してもユーベぐらいだからである。地盤沈下が著しいとはいえ、イタリア伝統の守備・戦術文化は侮れない。また、大国ビッグクラブの間で、優勝のパワーバランスがある程度働いている事実も見逃せない。
田村氏が選出したCL決勝の注目選手は『超WORLDサッカー! PLUS』で公開中!!
▽今回はアプリ配信を記念して、ライターの田村修一氏から、差し迫ったチャンピオンズリーグ(CL)決勝の展望を頂いた。
■田村修一CL決勝展望■

Getty Images
▽バルセロナの凄さは、攻撃時にもメッシに遊ぶ余裕があること。それまで何もしていないメッシが、突然思い出したように攻撃に加わる。その際の加速とスペースへの侵入(たとえそれがどれほど狭くとも)は誰にも止められない。百戦錬磨のユベントスのディフェンダーにとっても容易なことではない。たぶん何度かは確実に破られるだろうし、決定的な突破も許すだろう。▽ただ、敢えて今回はユーベの勝ちといいたい。理由は何となく、ではなくて、守備力でバルサを抑えられる可能性があるのは、ヨーロッパを見渡してもユーベぐらいだからである。地盤沈下が著しいとはいえ、イタリア伝統の守備・戦術文化は侮れない。また、大国ビッグクラブの間で、優勝のパワーバランスがある程度働いている事実も見逃せない。
田村氏が選出したCL決勝の注目選手は『超WORLDサッカー! PLUS』で公開中!!
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