【CL決勝展望】「試合を“殺せる”」ことが鍵と予想するライター・六川氏

▽5日、超ワールドサッカーはサッカー情報に特化した新アプリ『超WORLDサッカー!PLUS』のAndroidアプリの配信を開始した。このアプリは、4月21日に先行して配信を開始したiOS版と同様にサッカー情報に特化した“キュレーションアプリ”で、ありとあらゆるサッカー関連情報をお届けする。

▽今回はアプリ配信を記念して、本サイトでもコラムを掲載している六川亨氏からお祝いコメントと、差し迫ったチャンピオンズリーグ(CL)決勝の展望を頂いた。

『超WORLDサッカー! PLUS』のスタート、おめでとうございます。どんなアプリなのか楽しみにしています。これからもサッカーファンに愛されるサイトであり続けて下さい。
▽一時代を作ったポゼッションスタイルに、近年は高速カウンターも身に着けたバルセロナ。前線の3人、メッシ、ネイマール、スアレスの南米を代表する3カ国のストライカーだけでも点を取れるのは彼らの強み。その破壊力はワールドクラスを超越している。試合前のオッズはもちろん、下馬評でもバルサの優位は動かないだろう。

▽だからといって、強いチームが勝つとは限らない。というか、それでは勝負の面白み、夢がないだろう。ユベントスはセリエAで4連覇を遂げた超名門だが、このユーベに限らず近年のセリエAのチームに共通しているのは、恐ろしく退屈な試合が多いということ。守備的なスタイルはセリエAの伝統としても、攻撃にまるで意外性がない。タレント不足と言ってしまえばそれまでだが、スペクタクルなバルサの対極に位置するのがユーベのサッカーと言える。▽ただし、試合を“殺す”ことにかけては超一流でもある。前線からの激しい守備でバルサのカウンターやパス回しを封じる組織力を発揮できるか。イタリア代表DFのキエッリーニは負傷で欠くものの、ボヌッチら守備陣がバルサの3トップにスペースを与えず自由を奪うことに成功すればという条件付きで勝機も見えてくるだろう。



六川氏が選出したCL決勝の注目選手は『超WORLDサッカー! PLUS』で公開中!!

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