ブラッター会長が辞任を表明

2015.06.03 02:26 Wed
▽国際サッカー連盟(FIFA)の会長を務めるゼップ・ブラッター会長(79)が2日、スイスのチューリッヒで緊急会見を開き、辞任を表明した。同会長は5月29日、5期目の当選を果たしたばかりだった。

▽ブラッター会長は、汚職の疑いでFIFA幹部の14名が逮捕される事態に陥った中で当選を果たしたが、次のような理由で職を辞する覚悟を決めたとのことだ。

「先日の選挙で私の再任が決まったが、クラブや関係者など、サッカー界の全体の支持を得られていない。自分は会長の立場をよく考えている。会長選は終わったが、FIFAが向き合ってる問題はまだ終わらない。FIFAには深い改革が必要だ。だから臨時総会を開催して、新しい会長を選ぶ、その時まで私は会長の役割をする」
▽なお、コンプライアンス委員長を務めるドミニコ・スカラ氏によれば、会長選挙の在り方も改革の対象となることから、次の総会が開かれるまでには約4カ月の時間が必要とのことだ。

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