FIFAの裁定に翻弄されたベン・アルファ、晴れてニースに再加入

2015.05.28 02:36 Thu
ニースは27日、元フランス代表MFハテム・ベン・アルファ(28)が来季から加入することを公式サイトで発表した。

▽ベン・アルファは今年1月にニューカッスルからニースに加入した。だが、同選手は2014-15シーズンにニューカッスルからのレンタルで加入したハル・シティでプレミアリーグに出場し、U-21ニューカッスルでU-21プレミアリーグをプレーしていたため、同一シーズンで3つめのクラブとなるニースでのプレーを国際サッカー連盟(FIFA)から認められなかった。(FIFAのルールでは、同一シーズンに2つ以上のクラブでのプレーが認められていない。)

▽ベン・アルファとニースは、若手の育成やケガ人の調整を目的としたU-21プレミアリーグでのプレーは、このルールに適応されないとの主張をFIFAとFFF(フランスサッカー連盟)に訴えたもののこの裁定は覆らず。これを受け、同選手は2月にニースを退団していた。
▽その後、現役引退の可能性も噂されたベン・アルファだったが、退団から約4カ月後にニースへの再加入を決めた。

▽ニースのジャン=ピエール・リブ会長はベン・アルファの再加入について「彼は確かなクオリティーを持ったプレーヤーだ。そして、彼は我々との約束を守って加入してくれた。我々は彼がここでプレーすることを心待ちにしている」と語っている。
▽なお、ニースはベン・アルファの加入と併せて、パソス・フェレイラからコートジボワール代表MFジャン・ミシェル・セリ(23)の獲得も発表している。

ニースの関連記事

リーグ・アン第9節、ニースvsモナコが27日にアリアンツ・リヴィエラで行われ、ホームのニースが2-1で逆転勝利した。なお、モナコのFW南野拓実は75分までプレーした。 首位のパリ・サンジェルマンと同勝ち点で2位に付ける開幕から無敗の絶好調モナコは、8位のニースとのコートダジュール・ダービーに臨んだ。直近のチャンピ 2024.10.28 03:02 Mon
ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、マンチェスター・ユナイテッドのフットボール部門を担う「INEOS」について語った。 かつてアーセナルで活躍した33歳ラムジーは、現在イングランド2部・カーディフに所属。昨季リーグ・アンのニースで1年間プレーし、今季から故郷クラブへ凱旋した格好だ。 前所属ニースはジム・ 2024.10.22 15:45 Tue
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、ニース戦を振り返った。スペイン『El Desmarque』が伝えた。 25日、ヨーロッパリーグ(EL)第1節でソシエダはニースと対戦。アウェイでの初戦となった。 日本代表MF久保建英はベンチ入りを果たしたものの出番はなし。試合は18分にアンデル・バレネチェアの 2024.09.26 13:15 Thu
レアル・ソシエダは25日、ヨーロッパリーグ(EL)開幕節でニースとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。 ソシエダのMF久保建英はベンチ入りも出場しなかった。 昨季ラ・リーガ6位でELに回ったソシエダは、今季のラ・リーガで1勝2分け4敗スタートと躓いたなか、[5-3-2]を採用。久保がベンチスタートとなっ 2024.09.26 06:05 Thu
レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、批判する人間を見返したいと語った。スペイン『マルカ』が伝えている。 日本代表MF久保建英の所属するソシエダは、夏の移籍市場で数人の主力選手が去った影響もあってスタートダッシュに失敗。ラ・リーガ7試合で1勝2分け4敗と苦しんでおり、リーグ16位と低迷している。 2024.09.25 16:55 Wed

ニースの人気記事ランキング

1

アヤックスがニースをEL出場に導いた35歳イタリア人指揮官ファリオーリを招へい

アヤックスは23日、ニースのイタリア人指揮官フランチェスコ・ファリオーリ監督(35)を招へいしたことを発表した。契約期間は2027年6月までの3年間となっている。 2025年6月までニースとの契約があったため、アヤックスは違約金100万ユーロを支払ったとのこと。ファリオーリ監督はアヤックス指揮官就任を受けて「ポジティブな考え方で新たなエネルギーをもたらしたい。やるべきことがたくさんあるのは理解しているが、準備している。アヤックスを本来の位置に戻すために時間を無駄にしたくない」と意気込みを語った。 アヤックスでは今季、マウリス・ステイン前監督の下でシーズンに臨むも一時は最下位にまで転落するなど低迷。昨年10月にステイン前監督を解任し、クラブの下部組織で監督経験のあったヨン・ファント・シップ氏を暫定指揮官に据え、5位でエールディビジを終えたが、今季をもって退任していた。 ファリオーリ監督は2009年からマルジネ・コペルタのGKコーチとして指導者キャリアをスタート。カタールのアスパイア・アカデミーでの指導後、親交があったロベルト・デ・ゼルビ氏の誘いを受け、ベネヴェントとサッスオーロでGKコーチを歴任した。 その後は2020年8月からアランヤスポルのアシスタントマネージャー、2021年3月からは同じくトルコのファティ・カラギュムリュクで自身初のファーストチームの監督に就任。同年12月末には古巣アランヤスポルの監督を務めていた。 そして昨夏就任したニースではリーグ・アン5位と躍進させ、ヨーロッパリーグ出場に導いていた。 2024.05.24 06:00 Fri
2

「嬉しさは半分」久保建英欠場のソシエダ、指揮官は後半の戦いを悔やむも若手を称賛「勝てなくとも改めて祝福したい」

レアル・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督が、ニース戦を振り返った。スペイン『El Desmarque』が伝えた。 25日、ヨーロッパリーグ(EL)第1節でソシエダはニースと対戦。アウェイでの初戦となった。 日本代表MF久保建英はベンチ入りを果たしたものの出番はなし。試合は18分にアンデル・バレネチェアのゴールせソシエダが先制も、ニースがパブロ・ロサリオのゴールで前半終了間際に同点に。後半はゴールが生まれず、1-1のドローに終わった。 今季は公式戦8試合を戦いわずか1勝と大苦戦中のソシエダ。中2日でバレンシアとのリーグ戦が控える中で、若手選手も起用した。 イマノル監督は、前半のパフォーマンスを評価しながらも、後半は難しかったとした。 「すべては一歩ずつだ。前半を振り返ると、オープンな試合で両方のエリアでチャンスがあったとはいえ、自分たちが先制し、ミケル(・オヤルサバル)のチャンスもあった。とはいえ、前半の土壇場で失点したのは残念だった」 「前半は別の意味でとても良かった。後半はボールをあまり持てなかったのは事実だが、多くの疲労もあり、とても良い守備を見せていた。特に前半を見た後では、嬉しさは半分しかない」 また、若手も起用したこの試合。チームの財産でもあるカンテラ出身選手が良いパフォーマンスを見せたこと称えた。 「このチームには個性があり、多くのカンテラーノがおり、デザインも変わっている。多くの選手にとって、これが先発としての初の試合だった」 「私はいつも同じことを言っているが、選手たちは私のアイデアを全力で信じてくれ、たとえ試合に勝てなかったとしても、改めて彼らを祝福したい。多くのメリットがある」 ただ、やはりまだまだ難しい状況であることを認めるイマノル監督。ニースを称え、後半の戦い方を悔やんだ。 「私はレアル・ソシエダの監督であり、ラ・レアルとはカンテラでもある。真実は、簡単ではなかったということだ。なぜなら、ニースが非常に素晴らしい時間を過ごしているこのスタジアムに我々がやってきたからだ。とても大胆で、非常に良い選手がおり、縦に早く、クオリティも高かった」 「後半はフィジカルのレベルが少し下がり、前半のレベルを維持できなかったことは事実だ。だから、嬉しさは半分しかない」 2024.09.26 13:15 Thu
3

波紋広げるラトクリフ卿…INEOS傘下でプレーしたラムジーが擁護「彼に任せておけば大丈夫。ユナイテッドは再び成功へ」

ウェールズ代表MFアーロン・ラムジーが、マンチェスター・ユナイテッドのフットボール部門を担う「INEOS」について語った。 かつてアーセナルで活躍した33歳ラムジーは、現在イングランド2部・カーディフに所属。昨季リーグ・アンのニースで1年間プレーし、今季から故郷クラブへ凱旋した格好だ。 前所属ニースはジム・ラトクリフ氏率いる「INEOS」が運営し、同氏らは今年からユナイテッドのフットボール部門も担うことに。 最近は、サー・アレックス・ファーガソン元監督とのアンバサダー契約終了など、徹底的な経費削減が各所で波紋を広げている。 男子トップチームの低迷も伴って批判が増えるが、イギリス『スカイ』の番組に出演したラムジーは「ラトクリフ氏に任せておけば大丈夫」とユナイテッドサポーターに呼びかける。 「ジム(ラトクリフ氏)は元々が熱烈なユナイテッドファンだね。彼を筆頭としたINEOSはとても意欲的な人々の集まりで、それぞれが自らの仕事でパーフェクトを出すことに慣れている」 「時間はかかるだろう。プレミアリーグほどの舞台でチャレンジを重ね、良い競争をするなんて、どうしたって簡単なことじゃない。それでも彼らの野心、アイデアがあれば、ユナイテッドは再び成功を収めることができると思う」 2024.10.22 15:45 Tue
4

アヤックス、ニースをEL出場に導いたファリオーリ監督招へいで合意

アヤックスがニースのイタリア人指揮官フランチェスコ・ファリオーリ監督(35)を招へいすることで合意したようだ。フランス『レキップ』が報じている。 アヤックスでは今季、マウリス・ステイン前監督の下でシーズンに臨むも一時は最下位にまで転落するなど低迷。昨年10月にステイン前監督を解任し、クラブの下部組織で監督経験のあったヨン・ファント・シップ氏を暫定指揮官に据え、5位でエールディビジを終えたが、今季をもって退任していた。 ファリオーリ監督は2009年からマルジネ・コペルタのGKコーチとして指導者キャリアをスタート。カタールのアスパイア・アカデミーでの指導後、親交があったロベルト・デ・ゼルビ氏の誘いを受け、ベネヴェントとサッスオーロでGKコーチを歴任した。 その後は2020年8月からアランヤスポルのアシスタントマネージャー、2021年3月からは同じくトルコのファティ・カラギュムリュクで自身初のファーストチームの監督に就任。同年12月末には古巣アランヤスポルの監督を務めていた。 そして昨夏就任したニースではリーグ・アン5位と躍進させ、ヨーロッパリーグ出場に導いていた。 なお、2025年6月までニースとの契約があったため100万ユーロの違約金が発生するとのこと。アヤックスとは2027年6月までの3年契約を結ぶようだ。 2024.05.23 08:00 Thu
5

ドルトムントとの関係は最悪…ムココのニース移籍が今夏中に成立へ

元ドイツ代表FWユスファ・ムココ(19)の新天地がようやく決まった。 カタールW杯のドイツ代表メンバーに18歳でサプライズ初招集、同大会限りでドイツ代表からフェードアウトしたムココ。 ドルトムントで定位置を確固たるものとできていないこと、契約を巡る“モノ言う代理人”が付いていること…現在、クラブとの関係は最悪と言って差し支えないレベルまで落ち込む。 開幕戦も当然のようにメンバー外で、もはや居場所なし。ただ、レアル・ベティスへの移籍は先方があっさりヴィトール・ロッキを選んだことで破談。ムココは個人間で合意も、ベティスに獲得への執念がなかったことが明白だ。 ともあれ、フランス『レキップ』いわく、リーグ・アンのニースが新天地になるとのこと。 1年ローンを軸に、現在も買い取り条項に関する協議が続いているそうだが、どのみちマーケット閉幕までには成立するとされ、ドルトムントも「買取義務」に執着していないそう。 ファブリツィオ・ロマーノ氏も買い取りオプションでの1年ローンになると伝えている。 2024.08.26 22:05 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly