“ラ・レアル”にリベンジ、リーグ5連勝のバルサが首位キープ《リーガエスパニョーラ》
2015.05.10 03:09 Sun
▽リーグ戦首位のバルセロナは9日、カンプ・ノウで行われたリーガエスパニョーラ第36節で12位のソシエダと対戦し、2-0で勝利した。
▽リーグ戦4連勝でリーガ首位に立つバルセロナは、直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでグアルディオラ監督率いるバイエルンに3-0の大勝。決勝進出に大きく近づいている。シーズン終盤に入って公式戦7連勝と絶好調のチームは、前回対戦で敗れているソシエダ相手にリベンジを果たし、首位キープを目指した。バイエルン戦からのメンバー変更は5点。イニエスタやブスケッツらがベンチスタートとなり、代わってチャビなど控えメンバーが起用された。
▽戦前の予想通り、ホームのバルセロナが押し込む形で試合は推移していく。チャビを起点にボールポゼッションを高めるバルセロナは、絶好調の南米トリデンテが早速相手ゴールに襲い掛かる。8分にダニエウ・アウベスの右クロスに反応したボックス中央のメッシが頭で合わせるが、これは相手GKルッリのワンハンドセーブに阻まれる。さらにスアレス、ネイマールが続けてフィニッシュに絡むが、いずれも早々の先制点とはならない。
▽その後も相手陣内でハーフコートゲームを展開するバルセロナだが、中央を固めるソシエダの守備に手を焼く。逆に、23分にはカウンターからシャビ・プリエトのスルーパスに反応したベラにゴール前に抜け出されるが、ここはオフサイドの判定に救われた。
▽前半半ばから終盤にかけて攻勢を強めるバルセロナはセットプレーの流れから28分にピケ、33分には右サイドを突破したメッシのクロスをファーのスアレスが頭で折り返し、ネイマールに決定機も、ここはフィニッシュがうまくいかない。その後もラフィーニャとダニエウ・アウベスがシュートを放つが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。
▽ネイマールの公式戦3試合連続ゴールでリードを奪ったバルセロナは、やや攻撃のペースを落としてゲームコントロールを優先する戦い方にシフトする。また、61分にはバルトラに代えてブスケッツを投入。この交代でブスケッツがピボーテに入り、マスチェラーノがセンターバックに下がった。
▽その後も危なげなくゲームをコントロールするバルセロナは、メッシやネイマール、スアレスに再三良い形でボールが渡るが、ラストプレーの精度を欠いて追加点を奪うことができない。
▽この流れを受けてルイス・エンリケ監督は74分にチャビを下げてイニエスタ、82分にラフィーニャに代えてペドロをピッチに送り出し、試合を決める2点目を奪いに行く。すると、この選手交代が追加点をもたらす。85分、ボックス右でメッシが折り返したボールがスアレスとDFに当たってボックス中央に上がると、これをペドロが見事なバイシクルシュートでゴールネットを揺らした。
▽そして、前回対戦で敗れたソシエダにリベンジを果たしたバルセロナはリーグ戦5連勝を達成。2位のレアル・マドリーとの勝ち点差を暫定で「5」に広げるとともに来週ミッドウィークのバイエルンとの2ndレグに弾みを付けた。
▽リーグ戦4連勝でリーガ首位に立つバルセロナは、直近に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグでグアルディオラ監督率いるバイエルンに3-0の大勝。決勝進出に大きく近づいている。シーズン終盤に入って公式戦7連勝と絶好調のチームは、前回対戦で敗れているソシエダ相手にリベンジを果たし、首位キープを目指した。バイエルン戦からのメンバー変更は5点。イニエスタやブスケッツらがベンチスタートとなり、代わってチャビなど控えメンバーが起用された。
▽戦前の予想通り、ホームのバルセロナが押し込む形で試合は推移していく。チャビを起点にボールポゼッションを高めるバルセロナは、絶好調の南米トリデンテが早速相手ゴールに襲い掛かる。8分にダニエウ・アウベスの右クロスに反応したボックス中央のメッシが頭で合わせるが、これは相手GKルッリのワンハンドセーブに阻まれる。さらにスアレス、ネイマールが続けてフィニッシュに絡むが、いずれも早々の先制点とはならない。
▽前半半ばから終盤にかけて攻勢を強めるバルセロナはセットプレーの流れから28分にピケ、33分には右サイドを突破したメッシのクロスをファーのスアレスが頭で折り返し、ネイマールに決定機も、ここはフィニッシュがうまくいかない。その後もラフィーニャとダニエウ・アウベスがシュートを放つが、前半のうちにゴールをこじ開けることはできなかった。
▽押し込みながらもゴールが遠いバルセロナは、後半も引き続き猛攻を見せる。47分にはチャビの右CKにバルトラが頭で合わすが、枠を捉えたシュートはGKルッリの好守に阻まれる。だが、バルセロナは51分に再びセットプレーの流れから右サイドのメッシが左足でインスウィングのクロスを送ると、中央でミケル・ゴンサレスがフリックしたボールにファーで反応したネイマールが頭で合わせ、ようやく先制点を奪った。
▽ネイマールの公式戦3試合連続ゴールでリードを奪ったバルセロナは、やや攻撃のペースを落としてゲームコントロールを優先する戦い方にシフトする。また、61分にはバルトラに代えてブスケッツを投入。この交代でブスケッツがピボーテに入り、マスチェラーノがセンターバックに下がった。
▽その後も危なげなくゲームをコントロールするバルセロナは、メッシやネイマール、スアレスに再三良い形でボールが渡るが、ラストプレーの精度を欠いて追加点を奪うことができない。
▽この流れを受けてルイス・エンリケ監督は74分にチャビを下げてイニエスタ、82分にラフィーニャに代えてペドロをピッチに送り出し、試合を決める2点目を奪いに行く。すると、この選手交代が追加点をもたらす。85分、ボックス右でメッシが折り返したボールがスアレスとDFに当たってボックス中央に上がると、これをペドロが見事なバイシクルシュートでゴールネットを揺らした。
▽そして、前回対戦で敗れたソシエダにリベンジを果たしたバルセロナはリーグ戦5連勝を達成。2位のレアル・マドリーとの勝ち点差を暫定で「5」に広げるとともに来週ミッドウィークのバイエルンとの2ndレグに弾みを付けた。
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