“天国は燃える”、ドイツ下部リーグのクラブがユニフォームに過激なメッセージを掲載
2015.05.01 18:43 Fri
▽ドイツの4部リーグに所属するカールツァイス・イェーナが、今季のリーグ最終戦となるマクデブルク戦で胸元に過激なメッセージの入った特別ユニフォームを着用することがわかった。イギリス『Who Ate all the Pies』が報じている。
▽『HEAVEN SHALL BURN』の創設メンバーであるマイク・ヴァイカートは、イェーナの公式サイトで今回のコラボレーションについて説明している。
「我々はイェーナの熱狂的なファンだ。そして、フットボールファンとして今回のようなプロジェクトに参加できたことは夢のようだ。胸元に入るバンド名によって、誤解を受ける可能性を考慮して、バンド名の下に“地元クラブをサポートする”という一文を加えたんだ。我々は世間に対して中指を立てるような意図はなく、地域や社会をリスペクトしている」
PR
▽かつて日本人MF菊地直哉(現鳥栖)が所属していたことでも知られるイェーナは、通常は白をベースとしてホームユニフォームと、青をベースとしたアウェイユニフォームを着用してプレーしている。だが、今週末に行われるリーグ最終戦では胸元に“HEAVEN SHALL BURN(天国は燃える)”という過激なメッセージが入った漆黒の特別なユニフォームを着用してプレーすることになった。▽敬虔なキリスト教徒が多くいるドイツで“HEAVEN SHALL BURN”という過激なメッセージは如何なものかと思われるところ。だが、実はこの『HEAVEN SHALL BURN』というのは地元出身の世界的なメタルコアバンドの名前とのことだ。近々同バンドが新しいアルバムを発表するということで、その宣伝の一環として今回の特別ユニフォームが製作されたそうだ。「我々はイェーナの熱狂的なファンだ。そして、フットボールファンとして今回のようなプロジェクトに参加できたことは夢のようだ。胸元に入るバンド名によって、誤解を受ける可能性を考慮して、バンド名の下に“地元クラブをサポートする”という一文を加えたんだ。我々は世間に対して中指を立てるような意図はなく、地域や社会をリスペクトしている」
PR
ブンデスリーガの関連記事
|