長谷川監督、自分たちのサッカーをすることが「勝つための近道」《ACL2015》

▽G大阪を率いる長谷川健太監督が、22日に行われるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015のグループF、第5節の広州富力戦に向けた前日会見に臨んだ。クラブの公式サイトが伝えている。▽4試合を終えて勝ち点4でグループ最下位に低迷し、広州富力に負ければ他会場の結果次第でグループリーグ敗退の可能性もあるG大阪。長谷川監督は、「自分たちのサッカーをしっかりと明日することが一番勝つための近道」と述べ、敵地での必勝を誓った。◆長谷川健太監督(G大阪)
「まだまだ順位的には一番下。ぜひ明日の試合に勝って、最終戦に繋げられるような試合にしていきたいと思う」
――広州富力に勝利するためには何が必要か
「勝つために大事なことということだが、自分たちのサッカーをしっかりと明日することが一番勝つための近道じゃないかと」

――守備面で気をつけたいことは
「立ち上がり、試合の入りというのは非常に大事になる。前回、ホームで行ったときはカウンターからしとめられて、その後広州が守りやすい、戦いやすい展開に持ち込まれてしまったので、まず立ち上がりしっかりと入る、ということが非常に大事になると思う」「あとは移動もあったし、日程的にも (土曜日に)試合をしてこっちに来ている。環境に慣れる、先ほどの入りということと通じることもあるが、早くピッチ状態・環境に慣れるということが勝つために大事になるのではないかと思う」

――前回対戦で敗れた相手に対して何か対策はあるか
「前回は今シーズンの最初の公式戦だったというところで試合勘だったり、まだまだコンディションという部分であがりきっていない状態での試合だった。ただ今回は言い訳が出来ない状態にあるし、チーム状態も良い。自分たちのサッカーを明日どこまでやれるかどうかというところが一番ポイントになるのではないか」

――今回の一戦はどのような位置づけか
「予選通過するためには、明日勝たないと非常に苦しい状況になる。アウェイだが、広州に勝ちたいと思う」

――2008年のACLで優勝したが、以前よりも難しい大会になったか。それともJリーグの力が弱まったのか
「アジアのレベルが上がっていると思う。2008年にG大阪は優勝したが、私はそのときは監督ではなかったので、以前のレベルというところはわからない。とはいえ、今回予選を戦ってみて非常にアジアのレベルが上がっている、特に中国のレベルは非常に上がっているのではないかと感じている」