ジャルディム采配的中もモナコがサンテチェンヌとの上位対決でドロー《リーグ・アン》
2015.04.04 06:05 Sat
▽リーグ・アン第31節が3日にスタッド・ルイ・ドゥで行われ、4位のモナコと5位のサンテチェンヌによる上位対決は1-1のドローに終わった。
▽CLで8強入りを果たしたモナコは、1試合未消化で3位のマルセイユまで勝ち点4差。リーグ最少失点の堅守を武器に3連勝中のチームは、ベルバトフやトゥララン、モウチーニョといった主軸がスタメンに入った。一方、負傷中のR・カルバリョはベンチ外となった。
▽3連勝同士の一戦は慎重な入りを経て、ホームのモナコがベルバトフのポストワークを軸に攻撃を仕掛けていく。12分には左サイドを駆け上がったクルザワのクロスからモウチーニョがシュートに持ち込んだが、ここは相手DFにブロックされた。
▽対するサンテチェンヌも徐々に応戦。16分にボックス右に侵入したルモワーヌが右足で強烈シュートを見舞えば、25分には右サイドのFKからモネ=パケが決定的なシュートを放つ。その後も果敢に仕掛けてモナコよりチャンスを創出したが、ゴールを奪えずに前半を終えた。
▽迎えた後半は、モナコが序盤から相手ゴールに迫る。47分に右サイドからのクロスをボックス手前のクルザワがハーフボレーで狙うも、強烈なシュートはわずかに枠外。続く53分には左サイドで仕掛けたカラスコのグラウンダーのクロスをベルバトフが右足アウトサイドで合わせたが、この巧みなシュートは惜しくも枠の上を越えた。
▽先制されたモナコのジャルディム監督は66分、マテウスを下げてマルシアルを投入。すると、この采配が的中する。68分、左サイドからクルザワが上げたクロスに反応したマルシアルが左足ボレーでゴール左に突き刺した。
▽同点に追いついて勢いに乗るモナコだったが、2点目を奪うことができない。交代策で勝ち越しを目指すサンテチェンヌの攻撃を凌ぎきったものの、試合は1-1のまま終了。3連勝同士の上位対決は勝ち点1を分け合う結果となった。
▽CLで8強入りを果たしたモナコは、1試合未消化で3位のマルセイユまで勝ち点4差。リーグ最少失点の堅守を武器に3連勝中のチームは、ベルバトフやトゥララン、モウチーニョといった主軸がスタメンに入った。一方、負傷中のR・カルバリョはベンチ外となった。
▽3連勝同士の一戦は慎重な入りを経て、ホームのモナコがベルバトフのポストワークを軸に攻撃を仕掛けていく。12分には左サイドを駆け上がったクルザワのクロスからモウチーニョがシュートに持ち込んだが、ここは相手DFにブロックされた。
▽迎えた後半は、モナコが序盤から相手ゴールに迫る。47分に右サイドからのクロスをボックス手前のクルザワがハーフボレーで狙うも、強烈なシュートはわずかに枠外。続く53分には左サイドで仕掛けたカラスコのグラウンダーのクロスをベルバトフが右足アウトサイドで合わせたが、この巧みなシュートは惜しくも枠の上を越えた。
▽すると、サンテチェンヌが後半最初のチャンスをゴールに結び付ける。62分、左サイドからタバヌルが入れた良質なクロスをエルディングがヘディングで合わせてゴール右隅に流し込んだ。
▽先制されたモナコのジャルディム監督は66分、マテウスを下げてマルシアルを投入。すると、この采配が的中する。68分、左サイドからクルザワが上げたクロスに反応したマルシアルが左足ボレーでゴール左に突き刺した。
▽同点に追いついて勢いに乗るモナコだったが、2点目を奪うことができない。交代策で勝ち越しを目指すサンテチェンヌの攻撃を凌ぎきったものの、試合は1-1のまま終了。3連勝同士の上位対決は勝ち点1を分け合う結果となった。
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