ブリーラム戦でACL初勝利を目指す長谷川監督「チームとしてはそんなに悪い状態ではない」

▽G大阪は18日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2015のグループF第3節でブリーラム(タイ)をホームに迎える。G大阪の公式サイトが、前日会見に出席した長谷川健太監督のコメントを伝えている。

▽今季のACLグループステージで連敗中のG大阪は、連勝で同グループの首位に立つブリーラムと対戦する。長谷川監督は「ここまで2戦を戦って2敗と非常に苦しい状況で明日の第3戦を迎えるということですが、ブリーラムは2連勝をして、グループ首位ですし、非常に個の力を持ったチームだと思っています。我々も持っている力を全て出して、明日のホームゲームで、何とか勝利できるように、みんなで力を合わせて戦っていきたいと思っています」とコメント。続けてブリーラムに関する具体的な印象を語っている。

「先ほども少し話をしましたけれど、個の力があると、特に2トップのブラジル人は非常に個で打開できる能力がある。非常に怖いプレイヤーだと思いますし、そこに絡んでくるタイの選手もクオリティが高い選手が多いなと。前回、アウェイで広州に勝っているというところは非常に力があるチームだと思いますし、今までも持てる力を戦ってきたのですが、なかなか良い結果を生むことが出来なかったので、明日のゲームはホームでしっかりと勝利できるように戦っていきたいと思います」
▽また、ここまでACLで未だ無得点であることについては、「得点力の問題はすぐには解決しないですけれど、誰か一人、当たってくれればすぐに解決できる問題でもあると思います。チームとして数多くチャンスがつくれているというところは一つ良くなっているのではないかと。前回の鳥栖戦でもシュート16本打っていて、決定機も数回作れているという中で、あとは決めるだけと言う状況は作れているということは、チームとしてはそんなに悪い状態ではないと。取る人が取ってくれれば、チームとしても乗っていけるのではないかと思っています」と語り、攻撃陣の復調に自信を示した。