【倉井史也のJリーグ】守備のタレントを見に行ったっていいじゃないか?! の巻
2015.03.12 15:23 Thu
▽やっと開幕したと思ったら、横浜FMのアデミウソンはまだ合流もしてないし、シティグループは横浜FMを買収するつもりはないって言ってるし。審判の問題はいろいろ起きてるし、公式戦3連敗からリーグスタートに臨んだ浦和が首位に立っちゃってるし。
▽もうてんやわんやのJリーグですが、一番の衝撃は去年、若手の台頭であわや優勝かというところまでやってきていたはずの鹿島が、降格しかかっていた清水にボロ負けしちゃったこと。開幕前に話を聞いたクラブ関係者は今年の出来に自信を持っていたから、こりゃショックと思うわけです。
▽その鹿島が第2節でホームに迎えるのは、初戦で先制しながら逆転されてしまった湘南。ペース配分間違えちゃって後半は珍しく足が止まってしまう場面もあったけど、前半は湘南らしく前にグイグイ出て行くサッカーで戦ってた。あの勢いを鹿島がいなせるかって感じの試合になりそう。
▽本当ならこの対決、鹿島の植田直通と湘南の遠藤航に注目が集まってもいいんだけど! なぜなら二人は今月末にスタートする五輪予選に挑むU-22日本代表の主力なのです。このU-22チームの特長は守備のタレントだと思ってるので、ぜひ今のうちから光が当たってほしい! なかなか楽しみな選手たちなんですけどね。
▽ところが水曜日に行われた強化試合は実力が劣るミャンマー相手に9-0。そりゃ報道陣は得点を挙げた選手に行かざるを得ないですわ。守備が脅かされたシーンなんて無かったんだし。まぁ、もともと守備のうまい選手を褒めるってのは難しいんだけど。どう評価していいのかわかりにくいし、失点する場面では絡んでることが多いので、帰納法的に否定されたりするわけです。「このDFがいいと仮定しよう。ところがこの失点場面ではそのDFがいる。つまりこのDFは全面的によくない」みたいな。
【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
▽もうてんやわんやのJリーグですが、一番の衝撃は去年、若手の台頭であわや優勝かというところまでやってきていたはずの鹿島が、降格しかかっていた清水にボロ負けしちゃったこと。開幕前に話を聞いたクラブ関係者は今年の出来に自信を持っていたから、こりゃショックと思うわけです。
▽その鹿島が第2節でホームに迎えるのは、初戦で先制しながら逆転されてしまった湘南。ペース配分間違えちゃって後半は珍しく足が止まってしまう場面もあったけど、前半は湘南らしく前にグイグイ出て行くサッカーで戦ってた。あの勢いを鹿島がいなせるかって感じの試合になりそう。
▽ところが水曜日に行われた強化試合は実力が劣るミャンマー相手に9-0。そりゃ報道陣は得点を挙げた選手に行かざるを得ないですわ。守備が脅かされたシーンなんて無かったんだし。まぁ、もともと守備のうまい選手を褒めるってのは難しいんだけど。どう評価していいのかわかりにくいし、失点する場面では絡んでることが多いので、帰納法的に否定されたりするわけです。「このDFがいいと仮定しよう。ところがこの失点場面ではそのDFがいる。つまりこのDFは全面的によくない」みたいな。
▽お互いの勢いをきちんと受け止め合っての0-0ってのは、いい試合だと思うのですよ。そんな渋い戦いになってもいいじゃないですか! あ、いえいえ、第1節で負けたチーム同士の戦いがここだけだからってことじゃないです(汗)。
【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。
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