チームGBは実現せず? スコットランド&ウェールズがイギリス代表不参加を表明
2015.03.05 16:42 Thu
▽2016年に開催されるリオ・オリンピックで、イギリス代表チームが実現することはないのかもしれない。
▽2012年に行われたロンドン・オリンピックでは、イギリス代表チーム(実際に選手が選出されたのはイングランドとウェールズのみ)が結成された。当初はリオ・オリンピックでイギリス代表が結成される可能性は否定されていたが、イギリスオリンピック委員会(BOA)は3日、イングランドサッカー協会(FA)が男女の同国代表チームの実現を望んでいると明かした。
▽FAは、ロンドン・オリンピックで実現したイングランドとウェールズの2協会のみならず、スコットランドと北アイルランドを含めた本土4つの協会からなるイギリス代表を結成したいとの願望を伝えているという。
▽しかし、スコットランドとウェールズはその姿勢を崩すことはないようだ。イギリス『BBC』は4日、スコットランドサッカー協会(SFA)のスポークスマンのコメントを伝えた。
「チームGB(グレートブリテン)に反対という、我々の姿勢は一貫して明確だ。国際サッカー連盟(FIFA)に所属する協会、または国際的な面からしても、それ(チームGB)への参加は問題だと言える」
「(ロンドン・オリンピックが)4つの協会が共に開催すべき最後のオリンピックだった」
「私はベルファスト(北アイルランドの首都)で4つの協会の会長と話をした。私は『2016年のオリンピックで同様の解決策を見いだしたいのであれば、協会が4つに別れるという認識を取り払わなければならない』と言ったんだ」
▽なお、『BBC』や『ガーディアン』は、かつてイギリス代表として参加したウェールズも同国代表として参加しない意思を表明したと報じている。
▽イギリス代表が結成されれば、レアル・マドリーMFガレス・ベイルやアーセナルMFアーロン・ラムジー(ともにウェールズ)などが、マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニー、リバプールMFラヒーム・スターリング(ともにイングランド)らとともに同じチームでオリンピックに挑む可能性があったが、今回ばかりは夢の“チームGB”が結成される可能性は限りなく低いようだ。
▽2012年に行われたロンドン・オリンピックでは、イギリス代表チーム(実際に選手が選出されたのはイングランドとウェールズのみ)が結成された。当初はリオ・オリンピックでイギリス代表が結成される可能性は否定されていたが、イギリスオリンピック委員会(BOA)は3日、イングランドサッカー協会(FA)が男女の同国代表チームの実現を望んでいると明かした。
▽FAは、ロンドン・オリンピックで実現したイングランドとウェールズの2協会のみならず、スコットランドと北アイルランドを含めた本土4つの協会からなるイギリス代表を結成したいとの願望を伝えているという。
「チームGB(グレートブリテン)に反対という、我々の姿勢は一貫して明確だ。国際サッカー連盟(FIFA)に所属する協会、または国際的な面からしても、それ(チームGB)への参加は問題だと言える」
▽また、イギリス『ガーディアン』は、FIFAのゼップ・ブラッター会長が南米サッカー連盟(CONMEBOL)の議会でSFAに賛同するコメントを残したと伝えている。
「(ロンドン・オリンピックが)4つの協会が共に開催すべき最後のオリンピックだった」
「私はベルファスト(北アイルランドの首都)で4つの協会の会長と話をした。私は『2016年のオリンピックで同様の解決策を見いだしたいのであれば、協会が4つに別れるという認識を取り払わなければならない』と言ったんだ」
▽なお、『BBC』や『ガーディアン』は、かつてイギリス代表として参加したウェールズも同国代表として参加しない意思を表明したと報じている。
▽イギリス代表が結成されれば、レアル・マドリーMFガレス・ベイルやアーセナルMFアーロン・ラムジー(ともにウェールズ)などが、マンチェスター・ユナイテッドFWウェイン・ルーニー、リバプールMFラヒーム・スターリング(ともにイングランド)らとともに同じチームでオリンピックに挑む可能性があったが、今回ばかりは夢の“チームGB”が結成される可能性は限りなく低いようだ。
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