リーガとプレミアを比較するモイーズ 「スペインはプレーを止め過ぎる」
今季途中からソシエダを率いるデイビッド・モイーズ監督がスペイン『マルカ』とのインタビューに応じ、リーガエスパニョーラとプレミアリーグの違いを分析している。
元マンチェスター・ユナイテッド監督は、両リーグの異なる部分として、試合日程と開催時間、またレフェリングを挙げた。
「似たようなところもあるが、かなり異なる部分も存在している。似ているのは、選手たちのプロフェッショナルとしての姿勢だね。一方、異なる部分は数多く、例えば試合日程や開催時間だ。ここでは来季がいつから開幕するのか分からないが、イングランドでは11月の時点で知ることができる。それはプレミアの方が良いよ。また、試合開始時間の変更はチームの助けにならない」
「もう一つの異なる部分は、レフェリングだ。ここではプレーを止め過ぎる。何度もファウルと判定され、カードが提示されるんだ。それは審判のせいでもあるし、選手のせいでもある」
リーガの試合枠は12時から22時まで存在している。
「まず言っておきたいのは、私はスペインを変えるためにソシエダにいるわけではないということだ。それを前提として意見を口にさせてもらうが、5~7歳の子供を22時の試合に連れていくことはできない。遅すぎるよ」
「もちろん、我々はテレビの助けを必要としている。が、スタジアムには未来のファンとなる存在が必要なんだ。私の疑問は『我々の子供たちを、どうして22時開始の試合に連れていける?』ということなんだよ」
また、バスク1日の過ごし方を説明した。
「朝は早く起きる。その後、朝の練習をこなして昼食を取るよ。夕方はさらなる練習か、映像によるセッションを行うね。その後にはサッカーを見ることを好み、試合に赴くことになる。ボルドーにだって行けるし、その次の日にエイバルに向かうことだってある。監督は立ち止まることなどできないし、私は日々学習する脅迫観念に追われているんだ」
「リーガの全選手のことを知りたいと思っている。マドリーかバルサの選手を知ることは容易いが、エイバルやエルチェの選手は簡単にはいかない」
ソシエダの指揮官として経験したポジティブ、ネガティブなことを問われると、こう返答している。
「最高だったのは、バルセロナ戦(1-0)の勝利で間違いない。最悪だったのは、ホームでラージョ・バジェカーノに敗戦(0-1)に敗れたことだね。確かに良いプレーを見せられなかったが、敗戦にも値しなかった。とてもフラストレーションが溜まったよ。全体的には、ここでの日々、選手たちの関係に満足している」
提供:goal.com
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