サッキ氏がFIFA会長と舌戦、アンチェロッティの発言が「ファシスト」との声も…
FIFAのゼップ・ブラッター会長が、元イタリア代表監督のアッリーゴ・サッキ氏の発言を批判した。だが、サッキ氏は逆にブラッター会長を暗に批判している。
サッキ氏は先日、イタリアのクラブの下部組織に外国人選手が多すぎると問題提起した際に、「有色人種の選手が多すぎる」と発言。これが人種差別だと多方面から激しく批判された。
「私はレイシストではない」と強調するサッキ氏は、ユースレベルでも外国人選手が多すぎることで、イタリアが「国としての尊厳と誇り」を失っていることを指摘したかったと主張している。
だが、ブラッター会長は『ツイッター』で「誇りと尊厳は肌の色の問題ではない。サッキのコメントにショックを受けた。それはストップしよう」とコメント。サッキ発言を非難した。
一方で、現役時代にサッキ氏の指導を受け、引退後もイタリア代表で同氏のアシスタントコーチも務めたレアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、18日のイタリアメディアの取材で、「サッキにあいさつするよ。敵が多ければ名誉も大きい」とサッキ氏を支持している。
イタリアメディアによると、インターネット上では「敵が多ければ名誉も大きい」がファシストのスローガンだと指摘する声もあるようだ。
サッキ氏本人は『スポーツメディアセット』で、改めて人種差別的意図を否定し、ブラッター会長をはじめとする周囲に反論している。
「私はサッカー界に42年いるが、レイシストと言われたことは一度もない。私はイタリアサッカーの問題の一つを説明したかっただけだ。彼らに関するビジネスに警鐘を鳴らしたかったんだよ」
「この世界ではポピュリズムが当然なのはよく知っている。私が不注意だったのは明らかだ。問題点の説明の仕方が悪かった。イタリア(の下部組織レベル)ではビジネスがある。選手たちの肌で商売をするんだ。そういった選手たちは、夢の実現と思ってイタリアに来る。だが、彼らはスカウトすらされていなかったりするんだ」
「今のイタリアでは、肌の色について話すとあらゆるモラリストや気取り屋が騒ぎ立てる。彼らの方がやましいところがあるんじゃないか。そういう人には、私は返答もしない。私は彼らの話を知っている。世界中が知っている。私の話を世界中が知っているようにね」
提供:goal.com
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