▽1月31日にアフリカネーションズカップ2015準々決勝が行われ、コンゴ代表(グループA首位)vsDRコンゴ代表(グループB2位)は2-4でDRコンゴが勝利した。
▽試合序盤から拮抗した状況が続くと、前半はゴールレスで折り返した。迎えた後半、コンゴは55分に左サイドでFKを獲得すると、このFKをゴール前に走り込んだFWドレが合わせ、ゴールに流し込んだ。コンゴは62分にもドレのシュートのこぼれ球をFWティエビーが押し込み追加点を奪うことに成功した。
▽2点を追うDRコンゴは65分、ボックス左に侵入したMFボラシーの折り返しをFWエムボカニが流し込み1点を返すと、75分にMFマキアディのパスをボックス中央で受けたFWボキラがゴールネットを揺らし、同点に追いついた。
▽攻撃の手を緩めないDRコンゴは、81分にもFKのチャンスをDFキムワキがバックヘッドで流し込み勝ち越しに成功。さらに後半追加タイムにも、エムボカニがこの試合2点目となるゴールを奪い、DRコンゴが逆転勝利で9大会ぶりのベスト4進出を決めた。
▽また、同日に行われたチュニジア代表(グループB首位)vs赤道ギニア代表(グループA2位)は1-2で赤道ギニアが勝利した。前半をゴールレスで折り返した試合は、チュニジアが70分にFWアカイチのゴールで先制する。しかし、チュニジアは後半追加タイムにDFマスルティがボックス内でFWイバン・ボラードを倒し、PKを献上。このPKをFWハビエル・バルボアが沈め、試合は延長戦へ突入。すると延長前半102分、赤道ギニアはJ・バルボアがDFアブデヌールにバイタルエリア中央で倒されFKを獲得。このFKをJ・バルボアがゴール右上に直接叩き込んだ。結局、試合は延長前半のゴールを守りきった赤道ギニアが勝利。開催国の赤道ギニアが、初の準決勝進出を決めた。
▽この結果、DRコンゴは2月4日にコートジボワール代表vsアルジェリア代表の勝者と、赤道ギニアは2月5日にガーナ代表vsギニア代表の勝者と対戦する。
