チャビの憧れの英国人プレーヤーは?

▽バルセロナに所属する元スペイン代表MFチャビ・エルナンデスは、子供の頃に憧れたプレーヤーの1人として、かつてトッテナムやイングランド代表で活躍したポール・ガスコイン氏の名前を挙げている。同選手がイギリス『BBC』のロングインタビューで明かした。

▽現在、34歳のチャビは11歳のときにバルセロナの下部組織に加入して以来、同クラブ一筋のキャリアを歩み続けている。その間に7度のリーガエスパニョーラ優勝に加え、3度のCL制覇を経験。また、スペイン代表としてもチームの大黒柱として主要国際大会3連覇(ユーロ2008、2010年南アフリカ・ワールドカップ、ユーロ2012)という偉業を成し遂げている。

▽そんな世界屈指のプレーメーカーは、『BBC』のロングインタビューの中で憧れの英国人プレーヤーとして元リバプールMFジョン・バーンズ氏や元サウサンプトンFWマット・ル・ティシエ氏とともにガスコイン氏の名前を挙げている。
「僕の憧れのプレーヤーはジョン・バーンズやポール・ガスコイン、マット・ル・ティシエだった。子供の頃はよくイングランドリーグのハイライトを観ていたけど、ル・ティシエは素晴らしいゴールを何度も決めていたね」

「よく覚えているのはユーロ1996のスコットランド戦でガスコインが決めた“ソンブレロ(相手の頭上を浮き球で抜くテクニック)”だ。あれは本当に素晴らしかった。プレーヤーは常にハードワークし続けることが大事だけど、天賦の才を持っていなければ活躍することはできない。ガスコインは生粋の天才だったよ。僕が“ラ・マシア(バルセロナの下部組織)”でプレーしていた頃、彼は常にインスピレーションを与えてくれた。彼が現在抱えている問題(アルコール依存症)をうまく解決できるよう願っているよ」▽なお、チャビは現役の英国人プレーヤーで気に入っているプレーヤーに関しては、アーセナルMFジャック・ウィルシャー、リバプールFWラヒーム・スターリングの若手2人と共に自身と同年代のチェルシーDFジョン・テリー、リバプールMFスティーブン・ジェラード、マンチェスター・シティMFフランク・ランパードらの名前を挙げていた。