FIFAがエボラ対策キャンペーンにロナウドやネイマールら11人を起用
2014.11.18 15:10 Tue
▽国際サッカー連盟(FIFA)は、アフリカサッカー連盟(CAF)や専門家と協力し、西アフリカで流行しているエボラに関するキャンペーンを開始した。公式サイトが伝えている。
▽「11 against Ebola」と銘打って行われるキャンペーンには、レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(29)やバルセロナのブラジル代表FWネイマール(22)、チェルシーのコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(36)ら10人のスター選手と、バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が起用され、西アフリカで発生したエボラ出血熱の抑制に取り組んでいるアフリカの健康専門家や世界銀行グループ、世界保健機構(WHO)と協力して11個のメッセージを送っている。
▽「一緒に、僕たちはエボラを撲滅できる」というスローガンとハッシュタグ「#wecanbeatebola」の下、11月17日から始まるアニメやラジオ、ポスターや写真などを使ったマルチメディアキャンペーンで選手たちはメッセージを共有する。
▽今回の取り組みについて、FIFAのチーフメディカルオフィサーを務めるイルジー・ドボルザーク氏は以下のコメントを残している。
「我々医師は南アフリカW杯の医学遺産の一部として、15のアフリカ諸国で『FIFA 11 for Health』プログラムを行った際、予防や健康に関してサッカーの持つ力を経験した。我々はエボラに対する取り組みに関しても同様に、スター選手の声を通して病気の蔓延を防止するためのメッセージを発表する。サッカーが話すとき、誰しもが耳を傾ける」
「エボラによって影響を受ける人たちに、正確な情報を伝えることは非常に重要だ。僕たちは皆、エボラウイルスに関する正しい知識を得るために、このポジティブなキャンペーンが感染の拡大防止に役立つことを願っている。僕たちは、被害のある地域にいる兄弟、姉妹を助けるために、このキャンペーンを支持している。一緒に、僕たちはエボラを撲滅できるんだ」
◆エボラに対する11のメッセージ
「珍しい病気は報告しよう」(FWディディエ・ドログバ/チェルシー)
周りで起きた変わった病気、または死者が出た場合は報告すること
「症状を知ろう」(FWネイマール/バルセロナ)
熱があり、食欲不振、頭痛、疲労、痛み、嘔吐、出血、下痢などの症状がありますか?エボラの症状を知ること
「すぐ病院へ行こう」(MFチャビ/バルセロナ)
もし、熱がありその他の症状もあるならば、すぐに病院へ行くこと
「接触を避けよう」(FWクリスチアーノ・ロナウド/レアル・マドリー)
エボラで苦しんでいる人と直接の接触、皮膚、体に触れないようにすること
「手を洗って消毒しよう」(DFフィリップ・ラーム/バイエルン)
定期的に手を洗い、エボラの疑いがある人が触れたものを消毒すること
「防護服を着よう」(DFジェラール・ピケ/バルセロナ)
エボラ患者の世話をする場合は、適切な防護服を着用し、手袋をすること
「しっかりと肉を調理しよう」(MFジョン・オビ・ミケル/チェルシー)
食べる前に全ての肉や畜産物を調理すること
「常に安全な性行為をしよう」(DFジェローム・ボアテング/バイエルン)
エボラから回復した人と性行為をする際は避妊具を着用すること
「野生の動物やコウモリに触れないこと」(MFガレス・ベイル/レアル・マドリー)
野生の動物やコウモリはエボラウイルスを運ぶことがあるので避けること
「死者には触れないこと」(DFラファエル・ヴァラン/レアル・マドリー)
亡くなったエボラ犠牲者、または変わった病気で亡くなった人には触れないこと
「安全に埋葬するために相談しよう」(ジョゼップ・グアルディオラ監督/バイエルン)
エボラや変わった病気で亡くなった犠牲者を埋葬するために、地方自治体に援助を求めること
▽「11 against Ebola」と銘打って行われるキャンペーンには、レアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(29)やバルセロナのブラジル代表FWネイマール(22)、チェルシーのコートジボワール代表FWディディエ・ドログバ(36)ら10人のスター選手と、バイエルンのジョゼップ・グアルディオラ監督が起用され、西アフリカで発生したエボラ出血熱の抑制に取り組んでいるアフリカの健康専門家や世界銀行グループ、世界保健機構(WHO)と協力して11個のメッセージを送っている。
▽「一緒に、僕たちはエボラを撲滅できる」というスローガンとハッシュタグ「#wecanbeatebola」の下、11月17日から始まるアニメやラジオ、ポスターや写真などを使ったマルチメディアキャンペーンで選手たちはメッセージを共有する。
「我々医師は南アフリカW杯の医学遺産の一部として、15のアフリカ諸国で『FIFA 11 for Health』プログラムを行った際、予防や健康に関してサッカーの持つ力を経験した。我々はエボラに対する取り組みに関しても同様に、スター選手の声を通して病気の蔓延を防止するためのメッセージを発表する。サッカーが話すとき、誰しもが耳を傾ける」
▽また、キャンペーンに起用されたネイマールもこのキャンペーンについてコメントした。
「エボラによって影響を受ける人たちに、正確な情報を伝えることは非常に重要だ。僕たちは皆、エボラウイルスに関する正しい知識を得るために、このポジティブなキャンペーンが感染の拡大防止に役立つことを願っている。僕たちは、被害のある地域にいる兄弟、姉妹を助けるために、このキャンペーンを支持している。一緒に、僕たちはエボラを撲滅できるんだ」
◆エボラに対する11のメッセージ
「珍しい病気は報告しよう」(FWディディエ・ドログバ/チェルシー)
周りで起きた変わった病気、または死者が出た場合は報告すること
「症状を知ろう」(FWネイマール/バルセロナ)
熱があり、食欲不振、頭痛、疲労、痛み、嘔吐、出血、下痢などの症状がありますか?エボラの症状を知ること
「すぐ病院へ行こう」(MFチャビ/バルセロナ)
もし、熱がありその他の症状もあるならば、すぐに病院へ行くこと
「接触を避けよう」(FWクリスチアーノ・ロナウド/レアル・マドリー)
エボラで苦しんでいる人と直接の接触、皮膚、体に触れないようにすること
「手を洗って消毒しよう」(DFフィリップ・ラーム/バイエルン)
定期的に手を洗い、エボラの疑いがある人が触れたものを消毒すること
「防護服を着よう」(DFジェラール・ピケ/バルセロナ)
エボラ患者の世話をする場合は、適切な防護服を着用し、手袋をすること
「しっかりと肉を調理しよう」(MFジョン・オビ・ミケル/チェルシー)
食べる前に全ての肉や畜産物を調理すること
「常に安全な性行為をしよう」(DFジェローム・ボアテング/バイエルン)
エボラから回復した人と性行為をする際は避妊具を着用すること
「野生の動物やコウモリに触れないこと」(MFガレス・ベイル/レアル・マドリー)
野生の動物やコウモリはエボラウイルスを運ぶことがあるので避けること
「死者には触れないこと」(DFラファエル・ヴァラン/レアル・マドリー)
亡くなったエボラ犠牲者、または変わった病気で亡くなった人には触れないこと
「安全に埋葬するために相談しよう」(ジョゼップ・グアルディオラ監督/バイエルン)
エボラや変わった病気で亡くなった犠牲者を埋葬するために、地方自治体に援助を求めること
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