『ウイイレ2015』体験記・後編 ~KONAMIvs超WS 会社の威信をかけたウイイレ代理戦争~

2014.10.22 19:00 Wed
▽KONAMIは、11月13日(木)に人気サッカーゲームのシリーズ最新作『ウイニングイレブン2015』をPlayStation 4、PlayStation 3、Xbox Oneの3機種に向けて同時リリースします。

▽超ワールドサッカー編集部 (以下、超WS隊)は、発売に先駆けて『ウイニングイレブン2015』の体験版をプレーする機会に恵まれました。その際の体験レポートを2回に分けて掲載します。後編となる今回のレポートは「KONAMIvs超WS 会社の威信をかけたウイイレ代理戦争」です。
▽10月某日、超WS隊は会社の会議室にて日本を代表する大人気サッカーゲーム『ウイニングイレブン2015』を体験することとなった。

▽前回のレポートでは、『ウイニングイレブン2015』に年甲斐もなく熱中する超WS隊員たちの悲喜こもごも人間模様をお送りした。本レポートでは、そんな大人気ない超WS隊員たちの隣で、献身的に操作説明とアドバイスを送ってくれていたKONAMI社員のM氏(以下、M氏)が、突如として“ウイイレ大会”に参戦を表明したことから話を始める。
◆ウイイレ代理戦争勃発
▽本人たちにその気がなくとも、傍から見れば、それが「KONAMIvs超WS」の代理戦争であることは間違いなかった。あからさまに表に出すことはないが、会議室のボルテージは否が応でも高まっていく。“仕事の一環として”新作ゲームを楽しんでいた空間が一転、互いに社名を背負う、絶対に負けられない戦いの場へと変貌を遂げた。

▽注目のチーム選択は、超WS側がレアル・マドリー(以下、超WS・マドリー)、対するM氏は、前編のレポート内でも言及した通り、こだわりのあるナポリを選択した。M氏が決戦の地に選んだのは「コナミスタジアム」。現実では、超WSの会議室という完全アウェイの状況であり、少しでも緊張を緩和させようという意図が汲み取れるM氏の苦肉の策だ。



◆やっぱりKONAMI社員は強かった
▽超WS・マドリーのキックオフではじまった試合は、直後から一方的な展開となる。われらが超WS・マドリーは、ナポリの疾風のように迫るプレッシングに晒されることとなったのだ。まだ、ウイイレ最新作の体験版を触って数時間という超WS隊員に対して、「この人、本気だ」とひるませるほどの凄みが、M氏のプレーからは伝わってきた。素早い前線からのプレッシングでボールを奪ったM氏は、コントローラーの「右スティック」を使用したトリッキーなプレーを披露して、1対1の局面を打開していく。
◆圧倒的な“選手力”
▽だが、“世界最高峰”の選手を贅沢に揃える超WS・マドリーも負けていない。ナポリの選手たちのポテンシャルを最大限に引き出すM氏の攻撃に、超WS・マドリーは個人能力(キャラの性能)の高さを生かした守備で対応。人数をかけてゴールに鍵をかけ続けた。そしてあろうことか、観ている者を魅了する攻撃を見せていたM氏を尻目に、劣勢に立たされていた超WS・マドリーがワンチャンスをものにする。

▽カウンターの流れから前線にボールを運んだ超WS・マドリーは、マーカーを外したベンゼマがボックス手前からシュート。ボールはポストの右を叩いたが、こぼれ球に詰めていたのはC・ロナウド。「よくぞ、そこにいてくれた!」というAIの粋なプレーで、超WS・マドリーが値千金の先制ゴールを手にした。

◆選手の性能か、プレイヤーの実力か?
▽1-0というスコアで前半を終えることに成功した超WS・マドリーだったが、後半に入ってもKONAMIの威信を一身に背負うM氏の高速パスワークと高い個人技に苦しめられる。するとM氏は、前作から試合の流れを切らずに実行可能となった「スローイン」を生かしてスコアをイーブンに戻すことに。左サイドの深い位置で獲得したスローインの場面で、すかさずピッチにボールを供給。この流れからハムシクがトラップで反転し、ボックス左に侵入して右足を振り抜いてファーサイドにシュートを突き刺した。

▽互いに一歩も譲らない展開が続く中で迎えた終盤、試合の勝敗を決する得点が生まれる。チャンスをつかんだのは超WS・マドリー。またしてもカウンターの流れからベイルが右サイドをドリブル突破。クロスを受けたベンゼマがボックス右からシュートを放つと、これはGKに対応されたものの、ボールはボックス左へ転がっていく。すると、左サイドから飛び込んだクロースが、元日本代表FW巻誠一郎の「利き足は頭」という名言を体現するかのごとく頭からボールに飛び込み、チームに勝利をもたらす決勝点を挙げた。



◆再戦を誓って
▽直後に試合は終了し、勝利の歓喜に酔いしれる超WS隊。それに対し、平静を装って祝福の言葉を送るM氏。「あくまでもレアルだからですよ。レアルとナポリでは、さすがにね」という、超WS隊員の嫌みったらしい謙遜の言葉に対し、笑顔を浮かべながらも口元が引きつっていたのは、筆者の見間違いであろうか。

▽ともあれ、互いに健闘を称え合った両陣営。深夜に近い時間だったこともあり、ここでウイイレ新作体験会はお開きとなった。敗北を喫したM氏だったが、その後は傷心のかけらも見せない様子で持参したPS4と『ウイニングイレブン2015』を機械的に専用のダンボールへと納めていく。しかし、メガネの奥から覗く両の目は、帰り際の社交的な挨拶時でさえ飢えるような光を失わず、その闘志が、いつの日か訪れるだろう超WS隊員たちとの再戦に向いていたことは言うまでもない。…(つづく?)

◆より“リアルなサッカー”へ
▽前作以上に、AIによる2人目、3人目の動きがリアルに近づくなど、より一層“本物のサッカー”をプレーしている感覚が味わえる『ウイニングイレブン2015』。その他にも、「圧倒的な映像美」や「選手の個性に対するリアリティの追求」、「自由度の増した操作性」、「細部まで設定可能な戦術」など多くの面で進化を遂げた。それによって、「1対1の駆け引き」や「戦術を駆使した勝利」、さらには「ゴールの歓喜」といったサッカー本来の楽しみに、より一層集中することができようになったと筆者は感じている。11月13日(木)に発売となる本作を、ユーザーのみなさんは、果たしてどのように評価するだろうか?
▽『ウイニングイレブン2015』を今すぐにでもプレーしたい方は、『PlayStationR4』『PlayStationR3』、『Xbox One』の3つのプラットフォームに向けて無料配信されている体験版をダウンロードしてご利用ください。詳細は、『ウイニングイレブン2015』公式サイト(http://www.konami.jp/we/2015/)をご覧ください。
「ウイニングイレブン 2015」公式サイト
http://www.konami.jp/we/2015/
「ウイニングイレブン」公式アカウント
Facebook:https://www.facebook.com/we.konami
twitter:@we_konami

■ウイニングイレブン2015発売概要
【タイトル】
ワールドサッカー ウイニングイレブン 2015

【メーカー】
KONAMI

【発売日】
2014年11月13日

【希望小売価格】
7,600円(税抜)
パッケージ版/ダウンロード版 共通

【対応機種】
PlayStationR4、PlayStationR3、Xbox One

【プレー人数】
PlayStationR4:1~4人
PlayStationR3:1~7人
Xbox One:1~8人
(オンライン時:最大22人)

【著作権表記】
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