セルビアvsアルバニアの騒動を嘆くプラティニ

2014.10.16 01:00 Thu
UEFA(国際サッカー連盟)は、14日に行われたユーロ2016予選セルビアvsアルバニアで起きた騒動について厳罰を科す準備を進めているようだ。UEFAのミシェル・プラティニ会長は、「許しがたい」ことだと話している。イギリス『テレグラフ』などが伝えた。

ベオグラードで行われたこのゲームは前半終盤に中断となり、没収試合となった。アルバニアの民族主義を示す旗が空中からピッチに入り、これをセルビアのミトロビッチがつかんだことをきっかけに乱闘が発生。スタンドの観客もピッチに飛び出して大きな騒動となった。

プラティニ会長は、「我々の試合は、政治的なことといかなる混同もあってはならない。ベオグラードのシーンは、許しがたいものだった」とコメント。

FIFAのゼップ・ブラッター会長も、「サッカーが政治的なメッセージのために使われることは断じて許されない。私は、昨晩ベオグラードで起きたことを激しく非難する」と述べている。

UEFAは主審を担当したマーティン・アトキンソン氏や関係者などからの報告を受けており、これから処分を決めることになる。来月に行われるユーロ予選から無観客開催になることに加えて、高額の罰金処分も科せられるという見方も一部ではあるようだ。
提供:goal.com

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