【東本コラム】箱入りフットボールの功罪
2014.10.02 19:30 Thu
▽アジア大会の女子サッカー決勝戦を観ていて、ふとあられもない(?)感慨にとらわれた。いわゆる「なでしこ」たちが“健気で子供っぽく”見えてしようがない。対する北朝鮮のオナゴたちはと言えば、けっこうゴツくて奔放なイメージ。体格の違いだけではなく、プレーが良くも悪くも大味なせいか。単なる印象・・・・無論、負けたからというわけじゃない。結局、何が言いたいかというと、なでしこサッカーがどうにも型通りのお手本そのもので、いわば無個性に見えてしまうのだ。メンバーが多少どころかそっくり入れ替わったところでパフォーマンスに変わりはなさそうな“サイボーグ”軍団・・・・とはさすがに言い過ぎか? わかっている。だから、一人や二人、体もプレーも一目で違いがわかる“異端児”を育てろ、とかの話をしたいわけではない。ただ、なんとも見ていて血が騒がないのである。
▽なでしこのメンバーがバルセロナ(および現スペイン男子代表)のプレースタイルに憧れているという話を聞いたことがある。意識してのことかはいざ知らず、確かに両者の“志向”には共通するものを感じる。そして、これはあくまでも筆者の好みでしかないのだが、無敵を思わせた頃でさえ、バルサの戦いぶりはもう一つ好きになれないでいた。勝ち負け、勝率をあえて棚に上げてでも、ショートパス交換を“節約”してもっとスケール感のある攻撃ができないのか、とぶつくさ悪態をこぼしてしまう。かのズラタン・イブラヒモヴィッチは短期のバルサ時代を振り返って、吐き捨てるように述べている。「まるで(バルサは)学校教育だ。みんな、何が面白いのか、コーチの言うことに盲目的に従うだけ。すぐにここに自分の居場所はないと思った」と。ズラタンの目に、それは管理の行き過ぎた過保護で狭苦しい世界と映り、彼のプロ意識にはとうてい相容れるものではなかったのだ。
▽好悪はまた別の問題である。この世に「勝てば官軍」の“タネ”は尽きない。かつて、アーセン・ヴェンゲル到来直前までのアーセナルは「1-0」の勝ち方が染みついたような、アンチスペクタクルで通っていた(で、けっこう勝率は良かった)。もっとも、すべてのガナーズファンがそれで満ち足りていたかどうかは定かでない。実際「ま、つまらんと言えばそうだったがね」と苦笑いするアーセナル命の現地の知り合いは何人もいる。ニューカッスルファンの相当数は、派手な快勝と惨敗を交互に繰り返したケヴィン・キーガン時代を懐かしむ。それが、ずっと堅実志向の(で、今シーズンまだ1勝も上げられていない)アラン・パーデュー批判のタネにもなっている。というより、頑固一徹、鉄面皮なイメージのパーデューは、天真爛漫とショウアップ精神を絵に描いたようなキーガンと比べられると歯が立たないのだ。それがかの地で長年受け継がれてきたファン気質でもある。
▽ある程度の(これを「粋な」とでも言い換えようか)管理は必要だが、過保護はいけない、というのが、若い頃全寮制学校で暮らした筆者が見て取った「イングリッシュ気質」。少々論理に飛躍はあれど、ミニスカートやビートルズを生み出した国ならではの「自由と反抗の精神」とでも言おうか。そんなことをつらつら考えていたら、今も現役を続行しながらFAの相談委員の肩書を持つリオ・ファーディナンドの、こんな「物言い」にでくわした。「ここ数年のイングランド代表は赤ん坊さながらに(過保護に)扱われてきたように思う。これを何とかしないと、いつまでたっても世界の頂点になど行き着かない」リオの指摘をもう少し噛み砕くと、要するに「大人扱いされてこそプロの実力と意識が身に着く」はずなのに、あれこれ手厚く世話をかけられ、それこそ箱入りでちやほやされて特に行動規範の意味でがんじがらめにされ、ちんまりとまとまろうとしている、というわけだ。
▽この夏、ブラジルW杯で現地を訪れたリオのエピソードを一つ。投宿したホテルのバーでファビオ・カンナヴァーロと一緒にクリスチャン・ヴィエリの到着を待っていたリオは、突然オランダ代表の面々がぞろぞろバーに入ってきて驚いた。そこで、ウェズリー・スナイダーに声をかけて「おい、どうしたんだ。こんなところにシケこんじゃって許されるのか?」と訊ねると、スナイダーはこう言ったという。「ああ、オヤジ(ファン・ハール)が行っていいとよ。11時までにホテルに戻ることを条件にね。つまり、少しくらい(の酒とリラクゼーション)なら目をつぶるってことだな」。過去、こういう状況で羽目を外し過ぎて問題を起こした例も少なくない。特に、かつてのイングリッシュたちの場合は。しかし、リオは深く感じ入ったという。「この差は小さくない」。これ以上の“解釈”は控えよう。察していただけると思う。「型」や「箱」に押し込められた「精神」は、本人も周囲も気づかないうちに「傷つけられ」、不完全燃焼の素地となってしまいかねないのだ。
【東本 貢司(ひがしもと こうじ)】
1953年大阪府生まれ
青春期をイングランド、バースのパブリックスクールで送る。作家、翻訳家、コメンテイター。勝ち負け度外視、ひたすらフットボール(と音楽とミステリー)への熱いハートにこだわる。
▽なでしこのメンバーがバルセロナ(および現スペイン男子代表)のプレースタイルに憧れているという話を聞いたことがある。意識してのことかはいざ知らず、確かに両者の“志向”には共通するものを感じる。そして、これはあくまでも筆者の好みでしかないのだが、無敵を思わせた頃でさえ、バルサの戦いぶりはもう一つ好きになれないでいた。勝ち負け、勝率をあえて棚に上げてでも、ショートパス交換を“節約”してもっとスケール感のある攻撃ができないのか、とぶつくさ悪態をこぼしてしまう。かのズラタン・イブラヒモヴィッチは短期のバルサ時代を振り返って、吐き捨てるように述べている。「まるで(バルサは)学校教育だ。みんな、何が面白いのか、コーチの言うことに盲目的に従うだけ。すぐにここに自分の居場所はないと思った」と。ズラタンの目に、それは管理の行き過ぎた過保護で狭苦しい世界と映り、彼のプロ意識にはとうてい相容れるものではなかったのだ。
▽好悪はまた別の問題である。この世に「勝てば官軍」の“タネ”は尽きない。かつて、アーセン・ヴェンゲル到来直前までのアーセナルは「1-0」の勝ち方が染みついたような、アンチスペクタクルで通っていた(で、けっこう勝率は良かった)。もっとも、すべてのガナーズファンがそれで満ち足りていたかどうかは定かでない。実際「ま、つまらんと言えばそうだったがね」と苦笑いするアーセナル命の現地の知り合いは何人もいる。ニューカッスルファンの相当数は、派手な快勝と惨敗を交互に繰り返したケヴィン・キーガン時代を懐かしむ。それが、ずっと堅実志向の(で、今シーズンまだ1勝も上げられていない)アラン・パーデュー批判のタネにもなっている。というより、頑固一徹、鉄面皮なイメージのパーデューは、天真爛漫とショウアップ精神を絵に描いたようなキーガンと比べられると歯が立たないのだ。それがかの地で長年受け継がれてきたファン気質でもある。
▽この夏、ブラジルW杯で現地を訪れたリオのエピソードを一つ。投宿したホテルのバーでファビオ・カンナヴァーロと一緒にクリスチャン・ヴィエリの到着を待っていたリオは、突然オランダ代表の面々がぞろぞろバーに入ってきて驚いた。そこで、ウェズリー・スナイダーに声をかけて「おい、どうしたんだ。こんなところにシケこんじゃって許されるのか?」と訊ねると、スナイダーはこう言ったという。「ああ、オヤジ(ファン・ハール)が行っていいとよ。11時までにホテルに戻ることを条件にね。つまり、少しくらい(の酒とリラクゼーション)なら目をつぶるってことだな」。過去、こういう状況で羽目を外し過ぎて問題を起こした例も少なくない。特に、かつてのイングリッシュたちの場合は。しかし、リオは深く感じ入ったという。「この差は小さくない」。これ以上の“解釈”は控えよう。察していただけると思う。「型」や「箱」に押し込められた「精神」は、本人も周囲も気づかないうちに「傷つけられ」、不完全燃焼の素地となってしまいかねないのだ。
【東本 貢司(ひがしもと こうじ)】
1953年大阪府生まれ
青春期をイングランド、バースのパブリックスクールで送る。作家、翻訳家、コメンテイター。勝ち負け度外視、ひたすらフットボール(と音楽とミステリー)への熱いハートにこだわる。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu2
小野伸二が「俺もまぜろ」と思わず訴え、鹿島の黄金期知るレジェンド5名にファン歓喜「最高最強のメンバー」「すごく楽しそう」
鹿島アントラーズのクラブ・リレーションズ・オフィサー(C.R.O)を務めるクラブOBで元日本代表DFの中田浩二氏の投稿が話題となっている。 現役時代は鹿島の他、マルセイユやバーゼルでもプレーした中田氏。日本代表としても2002年の日韓ワールドカップ、2006年のドイツW杯に出場していた。 その中田氏は自身のSNSを更新。鹿島のレジェンドたちと共に楽しいひとときを過ごしたようだ。 そこに集まったのは、中田氏に加え、小笠原満男氏(鹿島テクニカルアドバイザー)、本山雅志氏、曽ヶ端準氏(鹿島ユースGKコーチ)の1979年生まれの同期入団の3人と、2つ先輩の元チームメイトである柳沢敦氏(鹿島ユース監督)という豪華な顔ぶれとなった。 一緒に食事をした鹿島レジェンドのショット。これには同じ1979年生まれの元日本代表MF小野伸二(北海道コンサドーレ札幌)が「俺もまぜろ」とコメントするほど。仲の良さが伝わってくる写真だ。 ファンは「最高なメンバー」、「すごく楽しそう」、「眼福です」、「ヤナギさんがいるのが鹿島って感じ」、「最高の伝説メンバー」、「最高最強のメンバー」と黄金期を知る5人の姿を喜んだ。 <span class="paragraph-title">【写真】超豪華!鹿島の黄金期知るレジェンドの仲良し5人ショット</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CqagT7BvoBd/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CqagT7BvoBd/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CqagT7BvoBd/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Koji Nakata/中田 浩二(@koji.nakata_official)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.03.31 12:10 Fri3
BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用
7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed4
21世紀の出場試合数ランキング発表! 首位は1145試合のC・ロナウド、トップ10に日本人選手がランクイン
IFFHS(国際サッカー歴史統計連盟)が、21世紀で最もプレーした選手のランキングを発表。トップ10には日本人選手もランクインした。 様々な統計を行うIFFHS。2022年までのデータを集計し、21世紀に入ってからのプレーした試合数をもとにランキングを作成した。 対象となるのは、各国のリーグ戦やカップ戦、国際カップ戦、代表チームの試合も含まれ、全ての公式戦が対象になっている。 今回の統計では1000試合以上プレーした選手が3人に増加。首位は昨年と変わらず、サウジアラビアへ活躍の場を移したポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)となり、1145試合を記録した。 2022年に1000試合を突破したのは、ブラジル代表DFダニエウ・アウベス(UNAMプーマス)とアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(パリ・サンジェルマン)。アウベスは1033試合、メッシは1003試合となった。メッシはカタール・ワールドカップ(W杯)での試合で1000試合を超えたことになる。 そんな中、8位には日本人がランクイン。941試合に出場したMF遠藤保仁(ジュビロ磐田)だ。遠藤はガンバ大阪と磐田、そして日本代表での試合が21世紀に含まれている。なお、アジア人でも唯一となり、900試合以上を達成しているのも12名となっている。 ◆21世紀の出場試合数ランキング 合計(国内リーグ/国内カップ/国際カップ/代表) 1位:クリスティアーノ・ロナウド(ポルトガル) 1145試合(651/93/205/196) 2位:ダニエウ・アウベス(ブラジル) 1033試合(620/115/172/126) 3位:リオネル・メッシ(アルゼンチン) 1003試合(559/102/170/172) 4位:イケル・カシージャス(スペイン) 974試合(585/57/171/161) 5位:ジョアン・モウティーニョ(ポルトガル) 958試合(563/107/142/146) 6位:ズラタン・イブラヒモビッチ(スウェーデン) 948試合(603/72/152/121) 7位:ルカ・モドリッチ(クロアチア) 947試合(569/69/146/162) 8位:遠藤保仁(日本) 941試合(606/117/66/152) 9位:チャビ・エルナンデス(スペイン) 937試合(536/95/174/132) 10位:セルヒオ・ラモス(スペイン) 935試合(534/70/151/180) 11位:アンドレス・イニエスタ(スペイン) 933試合(552/98/152/131) 12位:ロジェリオ・セニ(ブラジル) 904試合(675/71/149/9) 2023.01.12 12:45 Thu5